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【ゴールデンカムイ】樺太脱出編!!アシリパ「私のことは私が決める」ついに決意の矢を放つ!?

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本記事では樺太脱出編におけるアシリパの活躍をまとめていきます。

いきなりキロランケに連れられ始まった樺太編ですが、ウイルクの過去や樺太アイヌら少数民族の文化や生活に触れ、アシリパは“アイヌを守りたい”と考えるようになっていきました

その思いに対し答えを出そうとするのが樺太脱出編です。

それではアシリパはどのような答えを胸に北海道へ帰るのか、樺太脱出の様子や杉元との関係性、アシリパの秘めた決意まで詳しくご紹介していきます!

 

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【ゴールデンカムイ】樺太脱出編!!アシリパはどうやってアイヌを守りたいのか??

  1. シネマトグラフで残す?

樺太の帰路、一同は「シネマトグラフ」というものに出会います。

シネマトグラフは映画の先駆け的機材であり、つまりは動画として記録を残しておくことが出来るもの。

“アイヌの文化を残したい”と考えていたアシリパにとって運命的な出会いでした。

アシリパは、アイヌの昔話(本来は口伝)に動きをつければ言葉の通じない人にも広く伝わると考え、シネマトグラフで撮影することにしました。

  1. 戦って守る?

しかしその上映会の時に、撮影技師のジュレールが“10年以上前に撮った小樽の映像”を見せてきたことでアシリパに再び転機が訪れます。

映像に映っていたのはアシリパの村であり、そこには当時のフチやウイルクそしてアシリパの母・リラッテの姿がありました。

さらには母におんぶされた赤ちゃんアシリパの姿も。

ところがこれを見たアシリパの感情は、嬉しさや感動と言うよりも困惑・失望といった様子でした。

何故なら上映会で見た場面はアシリパの記憶にはなく、それよりも父が話してくれた母の思い出の方がずっと記憶に残っていたため、シネマトグラフがアシリパの望むほどの力を持っていないと感じてしまったのです。

やはり自分たちで大切にする気持ちがなくては残っていかない。

そう実感したアシリパは「守るためには戦わなければならないのか…」と考えるのでした。

  1. 杉元の反対

「戦って守る」という考えに杉元は反対

それはウイルクやキロランケが強引に引き込んだ道であり、アシリパが選んだ選択肢ではないと考えるからです。

それに戦えば人を殺し、その業を一生背負うかもしれないということも杉元は身をもって分かっています。

そのため杉元はアシリパに「金塊争奪戦から下りて欲しい」と言ったのでした。

 

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【ゴールデンカムイ】樺太脱出編!!アシリパがついに鶴見と対面!!彼女の反応は??

樺太編では杉元がアシリパを連れ戻すために鶴見と協力関係になっていたため、北海道へ帰る際は第七師団と合流しなければなりませんでした。

そして樺太・大泊にて鶴見とアシリパが初対面

果たして鶴見が金塊を託すに値するのか、アシリパは「鶴見中尉の考えている未来にアイヌは存在しているのか」と聞きました。

鶴見は初め「もちろんだ」と答えますが、しかしウイルクに似たアシリパを前にし、うっすらと悪意が漏れてしまいます。

するとアシリパは杉元に「私のことは私が決める」と言い、空中に矢を放ち逃走

「選ぶ道は一つじゃない」と、戦うでも下りるでもない別の道を見つけるという決意を杉元に伝えたのでした。

 

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【ゴールデンカムイ】樺太脱出編!!アシリパはどうやって鶴見から逃げた??

アシリパと杉元は当然、第七師団に追われる身となります。

しかしアシリパは予め逃走ルートに目星を付けていました

それは北海道行きの民間連絡船。

“故障で長らく停止していた船が今朝早くに再開する”という情報を掴んでおり、アシリパはそれを目指して逃走していました。

途中、宇佐美やここまで一緒に旅をしてきた月島・鯉登が敵として立ちはだかり、杉元が重傷を負ってしまいます。

しかしヴァシリの助けもあり、合流した白石と共に何とかその船に乗ることが出来ました。

鶴見を出し抜き、樺太を脱出したのです。

 

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【ゴールデンカムイ】樺太脱出編!!アシリパの機転、第七師団の包囲を抜けた!!

杉元・白石・ヴァシリと共に連絡船で樺太を離れたアシリパ。

しかし鶴見はすぐに連絡船に気づき、海軍の駆逐艦で追ってきました。

砲撃を伴う激しい追跡

連絡船の船長が逃走に協力してくれますが、連絡船と駆逐艦ではすぐに追いつかれることは明白です。

そして実際に連絡船は間もなく追いつかれた…というか、突如連絡船が停止しました。

ところが連絡船内にアシリパたちの姿はなかったのです。

実はアシリパたちは、直前に連絡船から下り流氷の上を歩いていました

まだ近くにいるはずなのに第七師団は4人を見つけることが出来ません。

それはアシリパの機転により白い布を被って船を出たため、流氷原の白に同化していたからです。

こうしてアシリパたちはついに第七師団を振り切り、北海道へ帰還するのでした。

 

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【ゴールデンカムイ】樺太脱出編!!アシリパと相棒杉元とのすれ違いは解消したのか??

樺太脱出編ではアイヌを守る意志を持ったアシリパと、アシリパを金塊争奪戦から離したい杉元とですれ違いが起こりました。

その末にアシリパは、杉元やウイルクたちに示された道ではなく“自らの方法でアイヌを守る”という決意を固め、そのために金塊を手にしようと鶴見から逃走しました。

そして杉元はアシリパのその意志と「相棒なら“するな”ではなく“何かを一緒にしよう”と言って欲しい」という言葉を受け、「俺たちだけで金塊を見つけよう」という答えを出しました。

つまり2人は再び同じ方向を向いたということです。

杉元が意見を変えたのは、アシリパなら自分の信じるやり方でアイヌを守る道を探してくれると信じることにしたから。

戦って殺し合って解決するよりずっと困難な道であるアシリパの選択を、杉元は支えることにしたのです。

こうしてアシリパたちは樺太編を経て、新たな意志で北海道へ帰るのでした。

 

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【ゴールデンカムイ】樺太脱出編!!アシリパの覚悟とは??

樺太脱出編ではアシリパに“アイヌを守る”以外の覚悟も生まれています。

それは「道理」があれば人を殺す覚悟。

その「道理」とは、杉元を守ることです。

再び一緒に歩き始めたからといって、暗号が分かれば杉元は“アシリパの身を案じてひとりで金塊を探しに行ってしまい、そしてひとりで戦い傷つくのだろう”とアシリパは考えていました。

杉元は樺太脱出の際、我を忘れた様子で第七師団と戦う場面がありましたが、そういった姿をアシリパは案じているのです。

だからこそその時アシリパが弾除けになっていたように、杉元にも暗号を教えないまま傍にいることで「盾」であり続けようとアシリパは考えたのでした。

「そしていざとなれば杉元佐一と一緒に地獄へ落ちる覚悟だ」

杉元を想う優しさではあるものの、この年頃の女の子が背負うにはあまりに重い覚悟です。

“人を殺して欲しくない”と考えている杉元の想いと真逆の決意というところも切ないですね。

 

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まとめ

樺太脱出編のアシリパは、キロランケが樺太に連れてきてまで伝えたかった想い、ウイルクが金塊をアシリパに託した意味、尾形に突きつけられた「道理」など、樺太編で得た全ての物事から自分のするべきことを見出し始めていました

樺太編での成長が詰まっていましたね。

樺太編で別行動となっていた杉元とはすれ違う場面もありましたが、杉元もアシリパの「自分の意志で自分の方法でアイヌを背負う」という決意を受け止め、2人は再び一緒に歩き出すことになりました。

色々ありつつも一周回ってアシリパ・杉元・白石(+ヴァシリ)という気心知れた面々で北海道の旅が再スタートするところが良いですよね。

ただし樺太以前の北海道の旅とこれからの北海道の旅ではアシリパの意思や覚悟が全く異なるということを、しっかりとこの脱出編で感じてくださいね!

 

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