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【ゴールデンカムイ】谷垣とインカラマッを結ぶラッコ鍋!?ハッピーエンドは訪れるのか??

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本記事では『ゴールデンカムイ』の主要キャラクターの中でも「恋人・家族」という特殊な関係を築いた谷垣源次郎とインカラマッについてご紹介。

出会い、接近、妊娠、出産と作中で育まれていった2人の愛の軌跡、そして無事にハッピーエンドを迎えることが出来たのか、その結末を含んだ最終回のネタバレまで詳しくまとめていきます!

 

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【ゴールデンカムイ】谷垣とインカラマッの最初の出会いとは??

谷垣とインカラマッの出会いは第74話『チカパシ』でのこと。

この時谷垣は第七師団から離れ、小樽にあるアシリパの村に身を寄せているところでした。

そこへやってきたのがインカラマッです。

インカラマッは得意の占いで「アシリパと一緒にいる者の中に裏切る者がいる

とても危険で命に関わる」と宣告。

すると信じたフチが寝込んでしまい、谷垣はフチのために“アシリパを無事に連れ戻すこと”を自分の役目として旅に出ることにします。

それにインカラマッが付いてきたことから2人の旅が始まりました。

 

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【ゴールデンカムイ】谷垣とインカラマッ、警戒し合う二人!!距離が近づいたのはいつ??

チカパシも合流し、3人は“家族”として旅をするようになります。

とはいえ谷垣はフチを不安にさせたインカラマッを信用できず、インカラマッは鶴見の助言で谷垣をアシリパ追跡に利用しており、2人の間には信頼関係すらありませんでした。

しかし旅をしていくうちに関係性が変化していきます。

信用していないながらも谷垣は夕張でインカラマッの危機を助けたり、釧路で姉畑事件に巻き込まないようにしたりと持ち前の優しさの発揮。

インカラマッはその優しさに触れ、谷垣に対して好意を抱き始めていったのです。

2人の関係性の変化は周りの仲間たちもニヤけるほどで、アシリパに至っては「オイおまえら結婚しろ!」と唆していました。

すると第116話にて2人は予想以上の急接近!

なんとインカラマッからの誘いにより、2人は体を合わせオチウしたのでした。

 

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【ゴールデンカムイ】谷垣とインカラマッが結ばれたのはラッコ鍋のせい??

インカラマッはオチウの件を「ラッコ鍋のせい」とはぐらかしました。

【ラッコ鍋とはラッコの肉を食材にした鍋のこと。

ラッコ肉は煮える臭いが欲情を刺激するらしく、アイヌの言い伝えで「必ず男女同数で部屋にいなければならない」とされるほどの媚薬効果を持つ取扱注意の食材です。

作中では何も知らずにラッコ肉を煮た男たちが相撲を取る危険な展開となりました。

そして時間が経っていたとはいえ谷垣もその鍋を食べた後でした】

つまりオチウはラッコのせいだったから気にするなと一線を引いたわけですが、しかし少なくともインカラマッの表情には谷垣への好意が含まれていました。

そして第122話で改めてキスをするなど2人の関係はどんどん深くなっていくわけですが、後の第222話にて実はこのオチウによって2人に特別な絆が生まれていたことが発覚。

なんとインカラマッが妊娠していたのです

オチウをするきっかけを作ったラッコ鍋が、いやラッコ肉をくれたおじさんが2人を結ばせたと言えるでしょう。

 

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【ゴールデンカムイ】谷垣とインカラマッに女の子が誕生!!

ただし妊娠の発覚は網走監獄決戦後であり、インカラマッが第七師団の人質のような形になっていたため、谷垣は臨月のインカラマッを連れ月島から逃げるはめになりました。

鶴見を裏切る行為ではありましたが、谷垣は危険を犯してでもインカラマッと生まれてくる子供のそばにいたいと願ったのです。

出産場所はフチの家

それは逃走途中にインカラマッが破水してしまいフチの家に駆けこんだからですが、その選択は大正解でした。

フチは19歳の頃からお産を助けている百戦錬磨のイコインカラマッ(とりあげ女)だったのです。

そして追ってきていた月島や月島を追ってきた鯉登もなんやかんやで手伝わされながら、第231話にインカラマッは無事に出産。

谷垣が「ブヒイッ」と感涙してしまう女の子の誕生でした。

 

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【ゴールデンカムイ】谷垣とインカラマッは結婚式をしたの??

子供をもうけた2人でしたが、金塊争奪戦という不安定な環境にいたこともあり結婚式は挙げていません。

その代わり網走決戦直前の第127話にプロポーズはしていました。

アイヌの婚姻は「女が作ったご飯を男が半分食べてから器を女に返し、女が残りを食べたら成立」というもの。

チカパシに「本当の家族になれば」とこの行為を勧められたのですが、当時の2人は微妙な関係だったため出来ませんでした。

しかしそれがきっかけとなり、インカラマッはウイルクとの思い出に固執していた自分にケリを付けると宣言し、「私は谷垣ニシパと未来へ進みたい」と告白

それを受け谷垣も「時が来たら改めて器をインカラマッに渡す」と伝えたことで、一応婚約関係になっていました。

 

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【ゴールデンカムイ】谷垣とインカラマッを待ち受ける残酷な運命??函館行きの汽車で起きた悲劇!!

「時が来たら」ということで、出産と共に金塊争奪戦から抜けた2人は正式に結婚式をすると思われました。

しかし2人にはまだ残酷な運命が待ち受けていました。

出産後、鯉登の「他の兵たちに出くわさないよう南へ向かえ」との助言により北海道を南下していた谷垣一家。

ところが南下した先の函館が金塊争奪戦の最終決戦地になっていたのです。

すると永倉の姿を見て察した谷垣に、インカラマッは「行ってあげてください」と声を掛けました。

命懸けの戦いということは容易に想像出来ましたが、谷垣のフチへの恩・アシリパを無事に連れて帰るという役目を尊重し送り出したのです。

そして谷垣はインカラマッに感謝しながら五稜郭に駆けつけ、アシリパを間一髪救いました

しかし第七師団から逃げる道中の列車で、谷垣は鶴見に撃たれてしまったのです。

 

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【ゴールデンカムイ】谷垣とインカラマッのその後は??驚きの最終回をネタバレ!!

鶴見に撃たれ列車から落ちた谷垣でしたが無事に生きていました。

谷垣は戦線復帰し、最後までアシリパを守りました

そして最終回となる第314話では、その後の谷垣とインカラマッの様子が描かれます。

2人は谷垣の故郷・阿仁で暮らしていました。

しかも子供が15人。

小樽で生まれた長女以外全員男の子でした

15人の子供を持つ二瓶鉄造と同じ、しかし長男以外全員女子という二瓶とは真逆というところが面白いですね。

そして何よりも長女含め全員谷垣似というのがすごい。

函館ではどうなることかと心配しましたが、谷垣とインカラマッは予想以上の幸せぶりでハッピーエンドを迎えたのでした

 

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まとめ

谷垣とインカラマッは初めは違う目的を持っていましたが、家族として共に旅をすることで仲を深め、ラッコ鍋をきっかけに本当の家族となりました。

本作では様々な「家族」「親子」「愛」の形が描かれていましたが、その中でも作中で“未来”へと関係を紡いでいった2人はとても象徴的な存在だったのではないでしょうか。

出会いのタイトルが2人にとっての“家族”である『チカパシ』だったことや、二瓶を彷彿とさせる家族構成を成したことも素敵でした。

作中では描かれませんでしたが、2人の結婚式の様子も単行本の加筆やスピンオフで見てみたいですね。

ともあれ谷垣とインカラマッの関係は読者も嬉しくなるほどのハッピーエンドでした。

 

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