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【ゴールデンカムイ】相思相愛だったのになぜ!?杉元の幼なじみ梅子とは?

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作中での登場は少ないものの、主人公・杉元の回想の中でその影を大きく感じさせる幼馴染み梅子。

杉元がたびたび思い出し、時には幻覚で人違いをしてしまうほど強く想いを寄せるその女性は、杉元にとってどのような存在なのか。

そんなに想っているのに今なぜ傍にいないのか。

ここでは、主人公・杉元の心の底に居続ける、梅子という女性についてご紹介していきます。

 

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【ゴールデンカムイ】杉元が金塊を探す目的

この物語の始まり、主人公・杉元が金塊を探すこととなった元々の目的は、砂金による一攫千金。

そのために北海道へ渡ったのですが、その理由が、幼馴染み梅子の眼病治療のための費用稼ぎなのです。

必要な費用がざっと二百円(およそ200万)。

杉元は金塊全部を手に入れようとしているわけではなく、梅子のためのその二百円だけ手に入れば良いというスタンスですので、そこに杉元の芯が見えるかと思います。

 

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【ゴールデンカムイ】幼なじみの梅ちゃんとは両想い

杉元と梅子は互いに想い合っていました。

杉元は密かに梅子のことを想い、梅子もまた杉元に想いを寄せていたのです。

確かな描写はないですが、もうひとりの幼馴染み寅次や母の様子から、2人の関係が周知であったことが窺えます。

恐らく寅次の気持ちもわかっているために、それ以上関係を変えることは出来なかったのかなと思います。

 

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【ゴールデンカムイ】「連れてって」と佐一に想いを伝える

杉元には、家族を結核で亡くしひとりになった後、感染を恐れ自ら実家を放火したという過去があります。

その時梅子は、そのままひとり村を出ようとする杉元に「一緒に連れていって」と、自分の想いを伝えました。

しかし「自分もすでに感染しているかもしれないから」という理由で断られてしまいます。

それは、万が一でも梅子を感染で死なせないようにという、杉元が梅子を大事に想っているからこその選択でした。

梅子からすれば、それをわかった上で一緒に行きたい、それでも良いという気持ちがあったのではないでしょうか。

 

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【ゴールデンカムイ】杉元の親友 寅次と結婚

梅子を置いて村を出た杉元は、2年経って発症しなければ梅子を迎えに戻ってこようと考えていたようですが、口に出さなかったその想いはやはり伝わらなかったのか、梅子はもうひとりの幼馴染み寅次と結婚しました。

両親の勧めもありましたが、杉元が「アイツなら任せられる」と言っていたのも理由かと思います。

相手の寅次は、幼い頃から杉元に何ひとつ勝てないものの、梅子を幸せにするという想いだけは負けないという強い気持ちを持っていました。

そしてその愛を、梅子もしっかりと受け止めていたのでした。

 

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【ゴールデンカムイ】子供を授かる

梅子は、そんな寅次との間に男児を授かりました。

残念ながら美人の梅子を制して、完全に寅次似の男の子です。

寅次の想いが強すぎましたかね。

 

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【ゴールデンカムイ】寅次からの最後の頼み

愛のある生活をしていた梅子。

ところがまだ子どもが幼いうちに、夫・寅次が日露戦争で戦死しまいます。

寅次は戦争中も家族のことを想っており、子どもを大学に行かせたい、目を患っていた梅子を腕のいい医者に診せてやりたいという目標を掲げ、そのために一攫千金の砂金採りをするつもりだと杉元に語っていました。

それが叶わないと悟った寅次は最期まで梅子のことを想い、梅子のことを親友である杉元に託しました。

 

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【ゴールデンカムイ】視力が衰えていく病

目を患った梅子は、日に日に視力が衰えていきます。

身体自体は健康そうに見えるので、白内障など目に関する病かと思いますが具体的な病名はわかっていません。

子どもの成長が見られないのが不憫だというのが寅次の懸念でした。

手術によって治るものだと良いのですが。

 

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【ゴールデンカムイ】臭いでは杉元と気付かない

日露戦争後、杉元が寅次の遺骨を届けに梅子の家へやって来ます。

この時梅子の目はすでにほとんど見えなくなっていましたが、玄関先での会話の様子から杉元が来たことを察してそちらへ向かいます。

杉元は自分だけ生きて帰ってしまった後ろめたさもありつつも、戦争中に寅次が抱いていた想いを梅子に伝えたかったかもしれません。

しかし梅子がその来訪者から感じた雰囲気は、彼女の知る杉元のものではありませんでした。

戦争でたくさんの命を奪ってきた杉元にはもう〝佐一ちゃん〟の匂いはなかったのです。

杉元だとはわからず「あなた、どなた?」と声をかけてしまう梅子。

杉元はまともに顔を合わせられずそのまま立ち去ります。

恐らく寅次が今際の際に梅子のことを託したのは、眼病手術の金銭的な部分より、杉元が一緒にいてやってくれという気持ちであり、もしかしたら杉元も応えるつもりだったのかもしれません。

しかしその時の梅子の反応で杉元は〝もう梅子の元には戻れない〟と感じ、せめて治療費だけでもという思いで、北海道へ渡る決心をしたのだと思います。

 

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【ゴールデンカムイ】すでに再婚している?

未亡人となった梅子には、縁談の話が来ている描写があります。

梅子はまだ若いですし、子どものためにも母は前向きに考えているようですが、その時には梅子は返事はしていません。

杉元とアシリパが、一生同じ相手と暮らすという一途なエゾフクロウの話をしていた時のこと。

片方が死んだ時はどうするのかという杉元の問いに、アシリパが「別の相手を見つける。子孫を残すためには当然のこと」だと話しました。

杉元も「きれいごとじゃ生きていけない」と納得している様子が窺えますので、梅子はもしかしたら子どものためにも再婚しているかもしれませんね。

 

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まとめ

杉元が幼少の頃より想っていた梅子。

互いに想い合っていたにも関わらず、結核や戦争など、自分にとって不本意な理由により遮られてしまった恋というものはなかなか割り切れないのかもしれません。

始めはそういった強い影に囚われていた杉元も、アシリパと旅をする中で、呪縛とも言えるその想いから少しずつ解き放たれているように感じます。

今の杉元は、梅子のことを想いつつも〝親友の願いを叶える〟という気持ちが強いのかなと思います。

梅子もずっと杉元のことは考えているかもしれませんが、寅次と結婚し一途に寅次を愛していましたし、今後も子どものためにも再婚しその人を愛していくのかもしれません。

2人の関係はすでに過去に大切にしまわれている思い出だと思いますが、杉元が金塊に辿り着いた後に昔の杉元に戻れていたら、恋仲ではなくともまた2人が笑って会える日が来ると良いなと思います。

 

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