AFO(オール・フォー・ワン)の仕掛けた罠から脱出したエンデヴァーたち。
しかし、爆破により連合への手掛かりは途絶えてしまいました。
気骨あるデステゴロがヒーローを退職するほどの非常事態。
エッジショットたちはOFA(ワン・フォー・オール)の秘密を共有と巨大捜査網の提案をしますが、エンデヴァーは引退したヒーローからデクの情報が漏れるのを危惧してこれを拒否。
不眠不休で動くデクは、AFOから送られてきた2人目の刺客と接触しますが、即瞬殺。
そのままオールマイトの差し入れを断ると、後ろを振り向くことなく孤独に前を進んで行きます。
自分の周囲の人々に危害が及ばないようにするデク。
その外見は傷だらけの上に血と泥まみれの孤独なヒーロー。
禍々しい姿になりながらも、誰かが困っている限りデクは歩み続けるのでした。
目次
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』318話のネタバレ
それでは僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)第318話『ヤミクモ』の要点をまとめてみました。
次のターゲットに指名されて気持ちが焦るデク。
オールマイトの制止を振り切ると独り修羅の道へと進みます。
皆を救うという強い意志を持つデクなので闇落ちする心配ありませんが、これ以上の負担は要注意。
誰かデクを助けてください。
時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
困惑する歴代OFA
作戦変更をデクに連絡するエンデヴァー。
このままではデクの身が保てません。
海外ヒーローの正式な派遣が決まり、人員増で作戦に幅が出来ることから、鍵であるデクが倒れてしまっては困ります。
まだ大丈夫だと返事をしながら敵に準備をさせてはいけないと、足を止めることのないデク。
歴代OFAも無理する場面ではないとデクを引き止めようとしますが、その意志を振り払うようにデクは彼方に飛んでいくのでした。
困ったOFAの面々は、デクを除いて内面世界の精神会議で話し合い。
自分の想いが重荷になっていると考える菜奈ですが、今のデクは全てが等価値なのです。
幸か不幸か、歴代の個性の顕在が「困っている人間を遍く救うスーパーヒーロー」というデクの行動原理を皮肉にも可能にしてしまいました。
そんな中、デクの歩みは正しいと認める2代目。
OFAの継承者として立ち止まることは許されないとしながらも、今のデクを補完できるものがあるとすればと、何やら腹案を持っているようでした。
たとえこの身が果てるとも
今日も孤独な戦いを強いられるデク。
多くの敵を倒して市民を窮地から救いますが、その異形からAFOの手下ではと逆に怖がられてしまい、大丈夫と言いながら人々は現場を立ち去って行くのでした。
皆が困っていると危機感知で次の現場に向かうデク。
AFOの目的がいまだ分からず、デクは居場所を探そうと必死です。
死柄木、そしてヴィラン連合を止める。
「次は君だ」とAFOに警告されましたが、皆には手を出させない。
デクはOFAを完遂させる覚悟で戦いに臨みます。
敵を倒しながら森を彷徨い、非常食で空腹を補いながら戦い続けます。
脳裏に浮かぶのは母親、グラントリノ、オールマイト、相澤先生にエリ。
そしてA組のクラスメイトたち。
皆とまた笑って過ごせるようにと歩きますが、デクの足元はふらつき疲労は極限の域に達しているようでした。
爆轟緊急参戦
そこに現れたのはディクテイターでした。
捕まえたのは5年前の無血開城事件の時。
しかし今はタルタロスからのダツゴク、AFOの刺客にほかなりません。
焦燥からの暴走。
独りを望み疲弊する。
あの方ことAFOの仰る通りだと満足そうな様子です。
数こそ正義を標榜するディクテイターは、既に多くの市民を確保していました。
デクを捕まえれば自分は安泰。
それに対してデクは、今度こそAFOの居場所が教えてくれるといいなと立ち上がります。
戦闘態勢に入るデクを見て煽るディクテイター。
この愚民どもを相手にねぇ!
「独裁」という個性に操られた人々は、体が勝手に動いてデクに襲い掛かります。
解除するには被害者に強い衝撃を与えるか、本人を気絶させるしか方法がありません。
ディクテイター自身も当然策を取っています。
人を盾にしていました。
これでは大きな攻撃は出来ません。
躊躇するデクを蹂躙する人々。
皆が襲ってくる理由も承知しているから大丈夫。
僕が個性を解くから大丈夫です。
虚ろな表情で解決策を模索しようとするデク。
その時です。
クソがっ!
どこかで聞き覚えのある声が空からやってきました。
そのままディクテイターの脳天にA・Pショットが直撃します。
驚いた表情のデク。
2代目が考えていたデクへの補完。
爆轟が参上しました!
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』318-319話のネタバレのまとめ
今回は「大丈夫」という言葉が散見されました。
大丈夫ですと言いながら全然大丈夫でないデク。
最初のページに描かれた吊り上がった目に黒い影をしたシルエット。
何となく思い浮かんだのが、今日もどこかでデビルマン。
敵で登場するデーモン軍団のような、永井豪先生のタッチを彷彿とさせました。
いよいよ海外ヒーロー来日という事態で、物語は正義と悪の全面対決という様相になりました。
この辺りはアニメとの繋がりも期待できそうです。
ディクテイターのずる賢さ。
罪のない人々がヒーローの盾になるというベタ過ぎる展開ですが、それがイイ。
主人公がボロボロのどん底状態。
このピンチにかっちゃんこと爆轟が登場と、これは人気投票連覇も頷ける格好良さです。
最後に驚きとともに希望を垣間見たようなデク。
「笑って過ごせるように」のシーンの背景がA組の面々であってのことの回答でしょうか。
爆豪のセリフは恐らく他のポイントでデクを捜索するクラスメイトへの呼びかけと思われます。
歴代OFAがデクのオーバーワークを心配する中、一人その行動を肯定する2代目。
あくまでもデクの行動を是とした上での補完を思案するなど、考え方が他とは一線を画しているようです。
惜しむらくは、この盛り上がりの状態で次回がお休み。
早く続きが読みたいところですが、楽しみは残しておいた方が倍増するということで。
ディクテイター戦はA・Pショット一撃で終わりそうな気もしますが、現場にはA組の誰が最初に到着するか予想しながら再開を待つことにしたいと思います。

⇒『ヒロアカ』319話!A組集結!譲れない戦いが今始まる!!・・
⇒『ヒロアカ』317話!病めるヒーロー修羅の道!もう振り返ら・・