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最新ネタバレ『ゴールデンカムイ』208-209話!考察!鶴見と土方の頭脳戦!有利なのはどっち?!

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樺太編で鳴りを潜めていた鶴見がついに登場!

登別にて宇佐美や菊田らと合流し、新たな刺青人皮=有古が仕留めた都丹の皮を手にしました。

 

しかしなんと有古が裏切り、皮を持ち逃げ。

しかも死んだはずの都丹と合流したのです。

第七師団に追われる2人が無事土方陣営の元へ辿り着けるかと言うところ。

 

今回は鶴見と土方双方が巡らす戦略―頭脳戦に注目です!

 

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『ゴールデンカムイ』208話!のネタバレ

それでは『ゴールデンカムイ』207話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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有古が寝返った経緯

時は遡り、195話で都丹が有古の策によって雪崩に巻き込まれたその後のシーンです。

都丹が生存していることに気付いた有古は

「他の囚人について何か聞き出せるかもしれない」

と考え、意識のない都丹をおぶって山を下っていました。

そこへ「有古イポプテ」と有古を呼び止めたのは土方歳三!

夏太郎もいます。

「イポプテ」

とは有古のアイヌ名ですが、土方がすでに彼の名を知っているのも興味深いですね。

今回わかったことは、有古はこの時点から土方陣営と手を結んでいたということです。

会話の詳細は書かれていませんが、土方もまた人たらし。

鶴見とはまた違うベクトルのカリスマ性がありますし、アイヌと手を組む方向性の土方はウイルクともある程度親密でしたから、有古と通じることも容易かったはずです。

 

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裏切りに関する注意事項

さらに場面は変わり、今度は有古が皮を持ち出そうとして第七師団に捕まったシーン。

やはり都丹と合流するまでに鶴見とのやり取りがありました。

「土方歳三と私の大きな違いを教えてやろう」

厳しい眼で裏切りの有古を見つめ、語り出したのは鶴見が伝えたのは自分と土方の違い。

土方は北海道独立のためにアイヌからの信頼と支持が必要なので、もし有古が裏切ってもそれに対する徹底的な報復は出来ないと言います。

対し鶴見は

「和人もアイヌも区別なく同胞として平等に制裁を加える」。

鶴見は有古の母、兄、嫁いだ姉、甥っ子たちの名前を挙げ、いかに有古の情報を把握しているかを知らしめるように伝えました。

有古の心臓は激しく波打ちます。

 

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土方の元へ無事到着!

時は再び都丹と逃走しているシーンへ。

夜が明け、明るくなった山の中を2人はまだ歩いていました。

「こっちは目の見えないジジイだぞ」と都丹は休憩を要求しますが、有古は「まだ充分じゃない。もう1日寝ずに進まなくては追いつかれる」と歩き続けます。

 

肩を貸し合いながら(というか都丹がもうグッタリ)、ようやくある小屋へ辿り着きました。

待っていたのは土方、永倉、夏太郎。

2人は無事土方陣営と合流できました。

「疲れた~」と倒れ込む都丹が可愛すぎる!

癒やし枠の一人である都丹が生きてて本当に良かったと実感しますね。

 

さて、有古が盗ってきたのは6枚です。

1枚は都丹のものと称して持って行かせたものですが、これは関谷輪一郎の皮でした。

残りが鶴見が有古に見せた全部。

鶴見がいつも着こんでいるものも「風呂の時間を狙ったのでこの中に含まれているはずだ」と有古は言います。

枚数に関して疑っていそうな土方は、有古の話に思考を巡らせているようです。

 

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二重スパイの完成

実は有古はこれらの皮を鶴見によって“わざと”持ってこさせられていました。

「信用させてあちらの勢力に潜り込め」

つまり二重スパイです!

身内を人質にとられているような状況の有古に拒否権はありません。

ただでさえ第七師団の猛者に囲まれ絶体絶命ですから、ここは言うことを聞いて生きて未来を繋ぐのが妥当ですよね。

そうと決まれば、自演がバレないよう「必死に奪ってきた感じ」が欲しいと鶴見は言い出します。

そこで怒りに満ちた宇佐美が登場。

有古をボコボコにして「必死に奪ってきた感じ」に仕上げます。

最近宇佐美が怖すぎるというか、ホクロくんたちが余計に狂気を感じさせますね(笑)

有古が痛めつけられている姿を見ている菊田は少し複雑な表情をしています。

前回でも有古を諭そうとしていたように見えますし、やはり戦場から共にいたので情があるのかもしれません。

そして宇佐美によって仕上げられた有古は窓から放り出され、前回の都丹との合流シーンへと繋がるわけです。

これが有古が見つかってから都丹と合流するまで数時間経っていた理由でした。

 

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鶴見の目論見

「敵を信用させるためとは言え、全部渡して良かったんですか?」と菊田は鶴見に問います。

すると

「皮であるというのが大事なのだ」

と返す鶴見。

紙の写しは偽造が可能なので信用がないとのこと。

有古が持ってきた刺青(関谷のもの)は鶴見がひとりで紙に写したそうですが、その写しは作った鶴見は信じられますが、それ以外の者にとっては真偽が難しく途端に信用が低くなるのです。

「皮であることが本物の証となる」

鶴見に改めて評価され、江渡貝くんはさぞ喜んでいることでしょう。

そして久々に江渡貝くんの姿が登場しましたが、相変わらず服装がエグすぎる(笑)

「有古に持たせた5枚はすべて人間の皮で精巧に作られたものだ」

あれ?再度枚数確認が必要ですね…後述の感想でまとめたいと思います。

鶴見は「土方たちは自分たちを差し置いて暗号を解きかねない」と、土方陣営を脅威として見ている様子。

そこであの偽物人皮を送り込んだのです。

 

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土方の目論見

一方トラップである偽物人皮を受け取った土方陣営。

有古に関して土方は「要注意だ」としています。

なんと土方は有古に“都丹の皮ではないと鶴見にバレることをわかった上で”関谷の皮を持って行かせていたのでした。

まず土方側は、杉元一派の皮が鶴見の元へ渡ったことを知っていました。

網走監獄の争乱の中で杉元たちが確保されたのを、永倉が見ていたからです。

つまり都丹の写しも押収されたことを考えれば、有古が逃げて来られたということは「我々のもとへ間者として送り込まれたか…鶴見中尉があえて刺青人皮を奪わせたか…」ということになるのです。

いずれにせよ5枚の人皮は偽物の可能性が非常に高いと考えている土方ですが、意外にもこう口にしました。

「だがこれが欲しかったのだ」

土方は江渡貝邸で6枚の偽物が作られていたことを知っています。

そこで見つけた怪しい1枚と今回手に入れた5枚で6枚、これで偽物だと思われるものをすべて確保できたと土方は考えています。

「皮であることが本物の証となる」と鶴見が言っていましたが、だからこそ本物の人間の皮で出来た偽物が混ざると非常に厄介だと考えていた土方の戦略通りだったというわけです。

有古の裏切り騒動は本人の意志とは裏腹に、土方に偽物人皮を、鶴見に二重スパイを与える結果となりました。

両陣営の駆け引きは金塊争奪戦をどう動かしていくのか。

そして鶴見が満を持して樺太へ向かいます!

「暗号解読の鍵となるアシリパを我々で厳重に警護せねば!」

鶴見・アシリパ対面で何が起こる?!

 

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『ゴールデンカムイ』ネタバレ208話のまとめ

今回は鶴見と土方の頭脳戦という感じでかっこよかったですね。

上手を取るのはどちらになるでしょうか。

アシリパを確保している鶴見が新たに関谷の1枚分追加したという点も大きいですね。

 

では今一度土方の回収した6枚の刺青について考えてみましょう。

1枚は関谷の皮なので残り5枚についてですね。

まず77話で江渡貝くんが「ついに出来た!ひとまず6枚分!」と言っているので、それが初めての完成品で、6枚であるということがわかります。

そして江渡貝くんの命と引き換えに鶴見の元へ5枚が届けられます。

受け取った鶴見が「5枚」と口にしているので間違いないでしょう。

(届かなかった1枚は恐らく江渡貝邸で猫ちゃんが見つけ出したもので、土方の手に渡っています)

 

鶴見の持っている5枚の偽物のうち、稲妻強盗をおびき寄せるために1枚使いました。

「贋物(がんぶつ=にせもの)を使う」と鶴見が言っていたのでそれも確実に偽物のはず。

しかもそれを夏太郎が持ち帰ったので、土方の手元にあるはずです。

つまり作中から察するに鶴見が持っていた偽物人皮は残り4枚のはずなのですが、今回渡したのは5枚だったんですよね。

そうなるとやはりあと1枚の存在が謎ですが、それも含めての駆け引きですかね。

本物だとすれば、鍵であるアシリパを確保しているからこそ出来る大胆な作戦です。

全部偽物だとも言い切れませんしね。

 

鶴見の策の先を読み利用してきた土方ですが、どうやら土方は偽物の判別法がまだ分かっていないようなので今のところまだ鶴見が優勢でしょうか。

もしかしたら姿の見えない牛山・門倉・キラウシが今ごろ奔走しているかもしれませんね。

凶運・門倉に期待です。

 

どちらにせよ有古が気の毒で…。

人質とられてるとは言え、アイヌである彼自身がどう動いていくのか気になりますね。

アシリパと出会えれば何か進みそうですが。

人質というと鶴見は要所でフチやインカラマッ、梅ちゃんも利用してくるのではないかとも心配になります。

相変わらずすべてが鶴見の掌の上だと思わせられるこの物語、一体誰が打ち崩せるのか。

とりあえず鶴見とアシリパの対面が近そうなので、また何が起きるか楽しみですね。

 

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