皆さんは家族以外に慕っており、全幅の信頼をおいている人はいますか?
友人や恋人ならばいるかもしれませんが、仕事の上司などは珍しいのではないのでしょうか。
今回紹介するシオンはリムルに忠誠を誓っており、リムルのためならば命を投げ出す覚悟があります。
スキルも特殊なものが多く、見た目はクールビューティーな雰囲気がありますが、話すと憎めないアホさ加減があり、なのに秘書というつっこみどころ満載のキャラクターです。
正直、能力と役職が合ってない気もするのですが、そこもシオンらしさがあります。
目次
【転生したらスライムだった件(転スラ)】シオンのプロフィール
名はシオン、種族はオーガ族から進化を遂げて闘霊鬼になりました。
戦闘面では究極能力「暴虐之王」を使い敵のエネルギーを自身のものへ変換でき、接近戦ではテンペストでトップレベルの戦闘力です。
性格としては非常に暴走しやすく何でも己の力で解決させようとする悪癖があり、怒りに任せて周りがみえず、敵陣につっこもうとすることも多く、直情的な面が目立ちリムルの悩みの種となっています。
テンペストでは「闘神王/ウォーロード」という称号をもち、戦闘面で大活躍しています。
面倒見がよく、いろいろとやってくれようとしているのですが、料理が超絶まずいという欠点もあります。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】シオンの手料理の成長とは!?
シオンの手料理は殺人級のまずさで、ハクロウやベニマルも全力で避けるほどです。
リムルの大賢者も警告を出すほどで食べたら最後、のたうち回り痙攣して動かなくなるほどです。
ゴブタが食べた際には「毒耐性」というスキルを手に入れるほどです。
しかし、リムルの魔王化で蘇生したあとにユニークスキル「料理人/サバクモノ」を獲得して、どんなに見た目がひどい料理でもおいしい味にできあがるようになりました。
スキル「料理人」の効果は自分の望む結果を出すという能力であり、戦闘においても自分の望むように戦闘結果を捻じ曲げるという使い方で活用しています。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】シオンの強さは大剣剛力丸を使うことにある?
シオンの使う武器「剛力丸」は神話級の刀であり、毎日磨き上げられ刀身には妖気が注ぎ込まれておりシオンの意のままに攻撃できます。
元々はクロベエの初めての武器で、特殊なところはなかったのですが、日々シオンの魔素を注ぎ込みシオンが進化することにより、剛力丸も進化していきました。
進化することにより「ソウルイーター」という特殊能力を得ることができ、相手の肉体だけでなく精神へもダメージを与えることができます。
剣劇には「暴虐之王」で奪ったエネルギーを付与させることができ、精神生命体に致命傷を与えることができます。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】シオンの死亡理由は?
シオンは物語の途中で一度死んでしまうのですが、それはなぜなのでしょうか。
物語の途中、テンペストはファルムス王国と揉めていました。
ファルムス王国は魔物の国を滅ぼすべく異世界人を放ちテンペストを襲撃します。
その際にテンペストに魔物が立てないほどの弱体化する二重の結界を張り、その弱ったときに異世界人に殺されてしまうのです。
シオンは結界により弱った魔物たちを守るように前に立ち、さらにはリムルの言いつけを守るように剛力丸を使わずに素手で相手をしようとしました。
リムルへの忠誠を誓い、言いつけを守りきりなら死んでしまうシオンは悲しくも誇らしいと感じます。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】リムルの魔王化によってシオン蘇生?
シオンを失い、怒りと悲しみにくれるリムルでしたが、「十数万人の命を生贄に魔王へと進化した際に、死んだ竜が生き返った」というおとぎ話をききます。
そのおとぎ話に望みをかけたリムルはファルムス王国の兵士を生贄にすることにより魔王化をはたします。
そして、魔王へと進化したリムルは究極能力「暴食之王」と「智慧之王」を使い、反魂の秘術と死者蘇生の法をおこない、シオンを生き返らせることに成功します。
シオンは生き返ったときに魂の祝福により「完全記憶再生能力」を獲得しており、命だけでなく生前の記憶も完全に取り戻すことができました。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】シオンが不死身の能力を手に入れる?
そして、「完全記憶再生能力」により、魂と記憶があれば肉体が完全破壊されても元通りに再生するという半精神生命体へとなりました。
精神生命体となることで、弱点属性のない体になり、魔素がある限りは肉体が損傷しても無限再生するという反則級の強さの悪鬼となりました。
しかし、本人は半精神生命体にも関わらず、自身は精神生命体へ致命傷をあたえる一撃をはなてるというチートぶりです。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】微笑ましいシュナとシオンのリムルの正妻争いの行方とは??
リムルは村中で人気者ですが中でもシュナとシオンには特に好かれており、ことあるごとに争っています。
ドワルゴンと同盟を結び、あいさつに行く際にシュナだけが同伴して向かうことに納得できずに泣いて暴れまくり、リグルドを憔悴させてしまい、結局同行を許可されることになりました。
シオンのリムルへの忠誠は収まらずに、物語の中で発揮されるシーンは多くあり留守番を頼んだにも関わらず、ついてこようとする暴走ぶりです。
まとめ
今回は物語の序盤からいる元オーガ族のシオンについて紹介しました。
リムルに救われることにより絶対的な忠誠を誓いました。
性格はハチャメチャで困ることもありますが、一生懸命に物事をやろうと頑張る姿は好印象で憎めなく、慕われています。
一回死んでしまいますが、復活してまさかの最強能力を手に入れてしまうという逆転劇も面白いですよね。
また、その能力で激マズだった料理も見た目はあれなままですが、おいしくなるという本人にとっても結界オーライな結末でした。
そんなシオンが暴れまくる転スラをぜひみてみてください。
実はアニメと書籍版では表現が違う部分があるのでそこを見比べてみるのもおもしろいでしょう。
