最新ネタバレ『ゴールデンカムイ』206-207話!考察!アシリパ母登場!新たな模索と本音!

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アイヌの記録を残したいと願うアシリパの希望により、皆でシネマトグラフでの撮影会に挑みました。

今回はその上映会を行います。

 

作品の出来に盛り上がる上映会から思わぬ展開に!

今回はついに杉元とアシリパが現在の互いの気持ちに向き合います!

 

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『ゴールデンカムイ』206話!のネタバレ

それでは『ゴールデンカムイ』206話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

撮影の出来映えを確認する一同

野田サトル「ゴールデンカムイ」206話より引用

前回一生懸命撮影した活動写真を皆で見てみることになりました。

上映会場は芝居小屋。

鯉登のポケットマネーで借りたようで、「金持ちがやることが違うねぇ」と白石にも言われ、どことなく誇らし気な表情です。

 

では、いざ上映開始!

  • 「金玉見えてるじゃん!」と恥じる杉元
  • 自身の映りにドヤ顔で月島を見る鯉登
  • 無表情で胸を揺れさせている月島の画に大笑いする白石(月島は鑑賞中も無表情)
  • チカパシが主演を務めた『斑文鳥(ケソラプ)の身の上話』が写された時にチカパシと・エノノカを見て将来を見据えているかのような谷垣
  • クズリを颯爽と倒すアシリパの映像

などなど見どころと反応はマチマチですが、映像の出来映えにヴァシリも満足そうに頷いています。

 

思わぬ映像との出会い

野田サトル「ゴールデンカムイ」206話より引用

最後に映ったのは撮影した覚えのない、樺太アイヌのものではない家。

撮影技師のジュレールが、アシリパを撮影していて気になることがあったので見て欲しいとのことでした。

上映が始まるとすぐにアシリパは気づきます。

「これ…私のコタンだ!」

アシリパのコタンの映像が流され、そこに映し出された人物にアシリパが思わず声をあげました。

「アチャ?!」

野田サトル「ゴールデンカムイ」206話より引用

フチと若い女性と映るウイルクの姿を見て、

「この男性は深い青い目の色が印象的だった」

と語る稲葉。

アシリパ以外の面々は、ここで初めてのっぺらぼうの素顔を見ることとなりました。

 

アシリパ母登場!

野田サトル「ゴールデンカムイ」206話より引用

ジュレールがこの映像を見せた理由は、ウイルクの隣に映る女性にありました。

この女性がアシリパにそっくりだと思ったからです。

無邪気な笑顔、意見を主張する真剣な表情、嬉しそうにヒンナヒンナしている姿、変顔、どれを見ても確かにアシリパそのものです。

野田サトル「ゴールデンカムイ」206話より引用

アシリパの変顔は母譲りだったんですね。

「明るくて、晴れの日みたいなひとだった」とウイルクが言っていたようで、その言葉の通り晴れやかで清々しくて凛としていて…音声はなくてもその人柄が伝わってきます。

「素敵な感じのひとだなぁ」

白石がストレートに表現してくれました。

 

せっかくなのに記録が残らない…

野田サトル「ゴールデンカムイ」206話より引用

と、そこにウイルクと赤ん坊を抱く母が映し出されました。

赤ん坊は恐らくアシリパなのでしょうが、アシリパは黙って見つめています。

ウイルクは「結婚するために日本国籍を取ると言っていた」と稲葉。

稲葉は「戦争が起きたら招集されるからやめておけ」と冗談で言ったそうですが。

そしてウイルクの横にキロランケが映っていました。

あ~キロちゃん…久々に見るとグッときますね。

野田サトル「ゴールデンカムイ」206話より引用

次の瞬間、シネマトグラフがバチバチと火花を散らし炎上し始めます。

シネマトグラフは光源がアーク灯という火花放電の光を利用するもの、フィルムもニトロセルロースという火薬の原料を使用したという性質上、たびたび火災が起こったそう。

一同は急いで退散する背後で、アシリパ母の映ったフィルムが静かに燃えていきました。

歴史的なフィルムもこうして多数消失していったようです。

 

記録を諦め新たな方法へ

野田サトル「ゴールデンカムイ」206話より引用

ひとり離れ立ち尽くすアシリパに、杉元が心配して声をかけます。

アシリパは上映会を終えこんなことを思っていました。

「活動写真は素晴らしい技術だけど、今生きる私達のすべてを残すにはまだ十分なものじゃなかった」

母の顔を初めて見ることができたが、母に背負われていたあの場面の記憶はアシリパにはないそうです。

記録で見るより「アチャが話してくれた思い出」の方が心に残っていました。

「やっぱり自分たちで大切にする気持ちがなくては残っていかない」

記録と記憶の在り方を実感するアシリパは、改めて樺太の旅をこう振り返ります。

北海道にいては知らなかったことばかり…様々な民族の生活など、キロランケに見せてもらったそれらを知るためのものだったと。

「キロランケニシパやアチャの言う通り、守るためには戦わなければならないのか…」

アシリパは新たな方向を探り出しました。

 

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始まってしまった…

アシリパの言葉は、凄まじい気を放つほどに杉元の表情を変えました。

「それはアシリパさんじゃなくたっていいじゃないか」

野田サトル「ゴールデンカムイ」206話より引用

アシリパは「金塊を見つけたら小樽に帰って熊や鹿を追いかけヒンナヒンナして暮らせというのか?」と言い返します。

そうです杉元は、網走監獄にてウイルクに「山で鹿を獲って脳みそ食べてチタタプしてヒンナヒンナしていて欲しい」と、そのまんまのことを語っていましたからね。

しかしアシリパは

「キロランケニシパが命を懸けて伝えてきたのに…私はもう無関係ではいられない」

野田サトル「ゴールデンカムイ」206話より引用

と言います。

志半ばで命を失った感じだったので“命をかけて”と捉えて良いのか疑問ですが、アシリパは実際にキロランケを看取りそして後を託されたのです。

それでも「戦うのはアシリパさんじゃ無くたっていいはずだ」と譲らない杉元。

アシリパはこうぶつけます。

「杉元は私のためじゃなくて自分を救いたいだけなんじゃないのか」

71話にてアシリパは「アシリパさんが見ている世界に俺もいると思うと、何か綺麗なものになった気がして救われる」という杉元の言葉を聞いていますから、「私の中に干し柿を食べていた頃のような自分を見ているだけじゃないのか?」と核心をつくような質問です。

「確かにそれもある」

意外にも杉元は、正直に胸の内を答えました。

 

地獄行きは俺だけで

ここで初めて杉元は、網走監獄でウイルクが言っていたことを伝えます。

「アシリパさんを戦争で戦えるように育てたと…俺にそう言った」

野田サトル「ゴールデンカムイ」206話より引用

正確には「アシリパは山で潜伏し戦えるよう育てた」なので戦争とは少しニュアンスが違うのですが、わざとこういう言い方をしているのかもしれません。

杉元が思っていたことはこうです。

 

ウイルクは何も知らないアシリパを金塊争奪戦の中に無理やり巻き込んだ。

キロランケはアシリパを樺太へ連れて行って「戦って守るしか無いのだ」という選択肢にしか辿り着けないよう自分の命と引き換えに追い込んだ。

それはつまり『アイヌの先頭に立って死ね』と『戦って人を殺せ』と、そうアシリパに言っているようなもの。

「俺はそれが許せない」

野田サトル「ゴールデンカムイ」206話より引用

以前鯉登父が杉元に「アイヌに『戦って死ね』と促すならまず我が子を先頭に立たすのが筋」と軍人の父目線からのウイルク像を語っていましたが、杉元は親になったことはないですし、

今の杉元の立場で問えるのはこれだけです。

「アシリパさんは本当にそうしたいのか?」

いつぞやに人を殺せば地獄に落ちると言っていたアシリパの話を持ち出し、「信心深くないアシリパさんはそれをどう解釈してる?」とさらに問います。

「信心深くない」とわざわざ付けたのに少し悪意を感じてしまいますが、杉元自身の解釈としては

「地獄を考えたやつは俺みたいにたくさん人を殺して、元の自分に戻れず苦しんだのかもしれない」。

アシリパにはそうなって欲しくないと願う杉元は、以前から抱いていた気持ちをついにアシリパ本人に伝えます。

「俺はアシリパさんにこの金塊争奪戦から下りて欲しい」

野田サトル「ゴールデンカムイ」206話より引用

杉元の本音にアシリパはどう答えるのでしょうか?!

 

『ゴールデンカムイ』ネタバレ206-207話のまとめ

予感はしていましたがやはりぶつかってしまいましたね。

とは言えこの先微妙にすれ違っていってしまうのではと不安に思っていたので、こんなに早くしかも真正面から話し合うとは思いませんでした。

 

どうやら私は杉元という男を見誤っていたようです。

最近の杉元は少し不気味だったのでてっきりアシリパを清い『偶像』とするような部分が大きくなっていたのだと思っていましたが、ひとりの人間・ひとりの子供としてのアシリパを守ろうと考えていたのだと分かり感心しました。

野田サトル「ゴールデンカムイ」206話より引用

しかも「確かにそれもある」と認めた上でです。

杉元は親ではないですが、ウイルクや鯉登父とはまた違う「ただこの子を守りたい」純粋な父の愛のようなものを感じますね。

自分が今でも苦しみ続けているからこそ同じようになって欲しくない、説得力のある優しい言葉です。

 

しかし杉元の言い分は理解は出来ますが、それでアシリパは納得し引くでしょうか。

おそらく2人はそもそもウイルクやキロランケに対する見方が違いますよね。

“少数民族の未来を守ろう”と考えるアシリパは彼らが為そうとしていたことが理解できます。

対し杉元は“アシリパを守ろう”と考えているのですから、彼らがアシリパを巻き込んだと憎む見方をするのも仕方ないでしょう。

どちらの言い分もわかるからこそ心苦しい回でしたね。

問題に対するアイヌと和人の違いが表れた感じでしょうか…となるとここで鶴見が有古を伴って来たら面白そうですね。

 

杉元が優しい点は、選択をアシリパ自身に委ねていること。

「本当にそうしたいのか?」と冷静に考えさせようとしています。

その中には「アシリパなら必ず最良の道を見つける」というような信頼感が含まれているのではないでしょうか。

杉元の言葉を受けアシリパがどんな決断を下すのかまだわかりませんし、杉元に暗号解読について話すのかも気になるところですが、ひとまずは2人の信頼関係を信じて様子を見ましょう。

次回もどんな展開になるのか待ちきれません!

 

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