【ゴールデンカムイ】名物のアシㇼパさんのジビエ料理!可愛いアザラシもおいしくいただきます!!

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グルメ漫画としても有名なゴールデンカムイ。

特に名物であるアシリパのジビエ料理は非常に興味深く、それだけでもひとつの作品が成り立ちそうなほど大きな魅力となっています。

「全部食べて全部忘れるな」の精神でいただくその命ひとつひとつには、懸命に生きるものそれぞれの人生があるのです。

そして、私たちの殆どにとっては可愛いというイメージのアザラシも、ここでは貴重な食料になります。

アザラシにもひとつの人生があり、アシリパたちもまた、その命に感謝し責任を持っていただくのです。

ここでは、アシリパのジビエ料理の中でも伝説と名高い、アシリパとアザラシの一部始終をご紹介していきます。

 

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【ゴールデンカムイ】「アザラシ料理」は63話(7巻)で登場

アザラシ料理が登場したのは63話「モンスター」でのことです。

札幌で刺青囚人の情報を掴んだ杉元一行が、その目的地である日高へ向かう道中でした。

苫小牧を経て日高へ向かうところでしたので、その間の海岸が舞台ですね。

アザラシはアイヌ語で「トッカリ」と言います。

それが〝海の周りを移動する〟という意味であるように、アザラシは襟裳岬を回って稀に日高へやってくるそうです。

そうして稀に日高に訪れたアザラシにとって、此度衝撃の展開が待ち受けていました。

 

【ゴールデンカムイ】扉絵に描かれるアシㇼパさんとアザラシの微笑ましい日常

その63話の扉絵では、アシリパとアザラシの可愛く微笑ましい様子が描かれています。

まず左上には、寄り添って共に昼寝する2人。

気を抜いてあくびするアシリパと、心地良さそうな表情で眠るアザラシの表情から、2人の信頼関係が窺えますね。

右上には、何かにビクッとするアザラシ。

2人の元に迫っている危機を感じたのでしょうか、動物ってこういう顔する時あるよねと思わず感心してしまう表情です。

野田先生は動物の絵が本当にお上手で、リアルな描写の中で豊かに表現する力量が本当に凄いですよね。

そして、真ん中には共に戦う2人が描かれています。

勇ましい顔で口に矢を咥え、アシリパを補佐するアザラシ。

共に過ごし、時には脅威に立ち向かい、2人はまさに〝相棒〟といった様子。

しかしゴールデンカムイでは扉絵に描かれる動物はその後に食料となる傾向があるのです。

果たしてアザラシの運命は…。

 

【ゴールデンカムイ】海岸でアシㇼパさんに撲殺されるアザラシ

仲睦まじい姿が描写された次のページ、アシリパの容赦ない打撃で撲殺されるアザラシ。

2ページ即オチの衝撃展開でした!!

アザラシの「ア゙ア゙ア゙~~~ッ」という叫びが何とも悲痛です。

満足そうなアシリパの後ろで、アザラシへの憐れみとアシリパへの畏怖が混ざったような複雑な表情を浮かべる杉元。

しかし生きるとはこういうことなんです。

男3人を待機させアザラシを仕留める、何ともたくましいヒロインですね。

 

【ゴールデンカムイ】実は高値で取引されるアザラシの皮製衣類

ここではコミカルに瞬殺されてしまったアザラシですが、実はかなり高値で取引されているのです。

この63話でも、フチの家の宝物として代々受け継がれてきたというアザラシの衣服が登場しているように、アイヌの衣服の〝獣皮衣〟にはアザラシの皮が使われていたものもありました。

そのフチ家のものが「たったの30円で売られてしまった」と言っています。

それはどのくらいの価値なのか。

作中では8万円が現在の価格にして約8億円と言われていることから、1円=約1万円として計算すると、30円は約30万円ということになります。

「30万円で売られてしまった」というニュアンスから察するに、本来ならばそんな価格では売られない、より高額なものだとわかりますね。

現在でもアザラシファーは、服飾品でもン万~ン十万円の価格がついているようです。

 

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【ゴールデンカムイ】見た目によらず真っ黒い色をしている肉

さてアシリパが容赦なく解体したアザラシ、当然すぐ食べます。

アザラシは良質なタンパク源であるのはもちろん、脂肪分も多く含むため、寒さによって消費されるカロリーも補う優秀な食材と言われています。

そして作中で杉元が言っていますがアザラシの肉はかなり黒いらしいです。

捌きたての新鮮な状態で黒いと言っていますし、元々が黒いようですよ。

愛らしい見た目とは裏腹に、アザラシは腹黒だったわけですね。

 

【ゴールデンカムイ】ニリンソウを切らしていたためシンプルな塩煮で提供

そんなアザラシをいただく方法は鍋。

アザラシは血の臭いが強いけどしっかり煮込めば血が抜けて美味しくなるのだそうです。

しかしそこでシェフアシリパは、美味しい鍋を作るための大事な素材、ニリンソウを切らしていることに気付き凄まじくショックを受けます。

ニリンソウは普通に採れる野草らしいのですが、山菜に詳しくないとあまり馴染みのないものですよね。

アイヌの文化ではニリンソウは汁物に欠かせない代表的な山菜で、そのまま入れたり、干して保存しておいたりしたそうです。

アシリパが「肉料理に入れれば肉の味を何倍にもするだけではなく、お互いの味を引き立てる」と饒舌に説明するほど重要なもの。

そこまで言われると食べてみたくなりますが、ニリンソウは若葉が有毒植物のトリカブトと似ているそうなので、採る際には正しい知識と注意が必要です。

不本意ながらただの塩茹でで提供されることになったアザラシの肉ですが、杉元も白石も美味しそうにいただきました。

味は「魚と牛肉の中間」で、煮込んで臭みを消しさえすればアザラシは、肉自体の味が強いため今回のようなシンプルな塩煮で充分美味しいらしいです。

ちなみに「流氷と共にやってくるアザラシをカレーにしました」というシュールなキャッチコピーのアザラシカレーなるものが販売されているようですので、少しでもアザラシを感じてみたい方は口にしてみてはいかがでしょうか。

 

【ゴールデンカムイ】どんな動物であれ脳みそまでおいしく料理

全てを食べて全てを忘れないのが獲物に対する責任の取り方でしたよね。

今回も肉だけではなく、肝臓も肺も鍋に入れて食べていました。

塩茹でとは言え、それらによってコクが出て美味しそうな気がします。

アイヌはこうして鍋にして、肉だけでなく内臓と肉から流れ出たものを汁ごといただくことによって、食材がもたらしてくれる栄養素を丸々摂取していたのでしょう。

ちなみにアシリパの大好きな脳みそですが、杉元の勧めを白石が避けているので結局誰が食べたのかはわかりません。

 

【ゴールデンカムイ】海の神様トッカリ

キロランケが言うには、先述のようにアザラシはアイヌ語で「トッカリ」と言い、その意味の通り日高には海を回って稀に来るくらいですから、特にカムイとしては扱わないそうです。

一方樺太の方ではアザラシは生活と密接な生き物なので、ヒグマと同じくらい重要な〝海の神様〟なのだそうです。

人々に恵みを与えてくれる〝カムイ〟と言うわけですね。

 

まとめ

肉・内臓・皮・油、その全てが人が生きる糧となるアザラシ。

水族館などで可愛い姿を見せる癒し系動物の印象でしたが、ゴールデンカムイを通すことによって、人の生活と密接し〝カムイ〟が宿るアザラシ像が見えました。

樺太編でも登場しますし、北の地ではアザラシはとても重要な生き物ですので、ゴールデンカムイではそのリアルと愛らしさの狭間、アザラシの生き様をまた描写してくれるに違いありません。

余談ですが、北海道紋別市に「オホーツクとっかりセンター」というアザラシだけを飼育している保護施設があるので、ゴールデンカムイの聖地巡礼の際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

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