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最新ネタバレ『ゴールデンカムイ』205-206話!考察!撮影開始で揺れるチカパシ!

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鶴見は

「登別温泉で用事を済ませた後に樺太(大泊)へ向かう」

ということで、一行は豊原にて2週間の自由時間を過ごすことになりました。

  • インカラマッとの再会を約束する谷垣・チカパシの元にエノノカが寂し気な表情で近づき
  • 杉元を見張る月島の元にはヴァシリが当たり前のように付き添い
  • 杉元・アシリパはアイヌの文化を記録しているという2人組と出会う

という状況から始まった自由時間。

今回はアイヌの記録を残したいと願うアシリパの希望により、皆で一丸となり映画撮影開始です!

 

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『ゴールデンカムイ』205話!のネタバレ

それでは『ゴールデンカムイ』205話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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アシリパの挙動を気にする月島・杉元

祝・アニメ第三期製作決定!!

激動の樺太編の放送に期待高まる中、今週の扉絵は樺太編の鍵を握っていそうな男・鶴見中尉でした。

カッコイイです!

 

場面は月島と杉元から始まります。

キロランケがアシリパを連れ去ってきた目的や尾形の動き、そしてアシリパに「あとは頼んだぞ」と安堵して逝ったキロランケの死に際などから考えて月島はある結論に達していました。

「アシリパは暗号を解く鍵に気付いたんじゃないのか?」

あの時自身もかなりの重傷を負っていたはずですが、いかなる状況でも情報を見逃さない月島さすがです。

「尾形がアシリパを殺そうとしたのも解読方法を聞いて用無しになったのでは?」と推察しますが、「言うはずねえ」と杉元は否定。

「俺が話す。邪魔すんなよ」

杉元はそう言いますが、もし鍵が分かったのなら何故自分に話さないのかという疑念もあるかもしれませんね。

「鶴見中尉が来るまで時間はない」

という杉元。

「鶴見中尉にはまだ会ったことは無いはずだが、あんな男にアシリパさんが心開くとは思えねえからな」

と言いますが、相手は人心掌握の天才でしかもウイルクたちと旧知の間柄。

可能性はゼロでは無いはずです…。

 

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未来を見据え残したいと願うアシリパ

場面は変わり、一行は旅館でシネマトグラフについての詳細を聞きます。

シネマトグラフはフランスのリュミエール社が発明したもので、多くの撮影技師を世界中に派遣したそうで、今回出会った髭の男性も撮影技師の一人でした。

名前はジュレール。

10年以上前から日本に来ていて、アイヌ文化にも興味を持っているそう。

日本人男性の方は稲葉勝太郎。

リュミエール社から日本で上映する興行権を得た活動写真の興行主です。

モデルはおそらくシネマトグラフの日本輸入に巨額を投資した“稲畑勝太郎”でしょう。

稲畑が連れていた撮影技師がリュミエール社の“コンスタン・ジレル”ですので、先ほどのジュレールはこちらがモデルでしょうね。

一同はひとまずその活動写真がどんなものかを見学します。

後ろから強い光で布に投影させるというシネマトグラフに写されたのは、アイヌが踊っている姿。

興奮するアシリパはユカラやウエペケレなど昔話も撮ったのかと聞きますが、シネマトグラフは音声が入らないので取っていないと稲葉は言います。

するとアシリパは

「アイヌの昔話を動きで見せて活動写真に残そう」

と提案。

つまりはアイヌの口承文芸を芝居で残そうということです。

稲葉は「蓄音機で十分では?」と渋りますが、アシリパの想いはすでに変わりゆく世界に向いています。

「活動写真なら、言語が違う人たちにも私達の物語が伝わるはずだ!」

アシリパは“アイヌが消えていくかもしれない”という未来を踏まえ、その中でアイヌを残すことを考えているのです。

結局クズリから助けられたことを理由に杉元に脅され、活動写真撮影を開始することになりました。

 

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いざ撮影開始!

アシリパが監督となって撮影するのはまず『パナンペ・ペナンペ物語』。

いつもパナンペ(川下の者)が何かで大儲けして、羨ましがったペナンペが真似をするがクズだから大体失敗する、というウエペケレ(昔話)が多くあるそうです。

【キャスト】

  • パナンペ…杉元佐一
  • ペナンペ…白石由竹
  • パナンペの奥さん…鯉登音之進
  • ペナンペの奥さん…月島基

 

【物語】

ある日パナンペが川の氷に穴を開けてチンポを入れていた。

するとチンポの周りに魚が集まり家にどっさり背負って帰ると、奥さんも大喜びです。

楽しく暮らしているとペナンペがやってきて、どうしてそんなにいい暮らしができるのか問い詰めた。

ペナンペは聞いた通りに川へ行きチンポを入れ、欲を出して一晩中浸けていると、チンポが凍りつき抜けなくなったので奥さんがマサカリで氷を割ろうとしたらチンポを切り落としてしまった。

ペナンペはつまらない死に方をした。

 

というお話で、途中アシリパの厳しい演技指導と、真面目に指導を聞く鯉登、巨乳をたゆんたゆんさせている月島が見どころです。

 

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続いて第2話

~第2話~

【キャスト】

  • パナンペ…杉元佐一
  • ペナンペ…白石由竹
  • 松前藩の女たち…鯉登音之進、月島基

 

【物語】

ある日パナンペが海岸でチンポを伸ばしていた。

するとチンポが松前にまで達した。

松前藩の女たちはそれを見て良い物干し竿だと喜び上等な着物をたくさんかけた。

パナンペがチンポを引くと着物がどっさり手に入った。

ペナンペは同じようにチンポを伸ばしたが、松前藩の女たちは着物を盗む竿だと分かっていたので刀で切り落とした。

ペナンペはつまらない死に方をした。

 

注目は松前城の張りぼてを作った大道具担当ヴァシリです。

やはりちゃっかり混ざってるのが可愛い。

2作撮りましたが、「こんな芝居じゃ残らない、伝えられない」とアシリパは焦ります。

そこで「チンポの話じゃなくて真面目な物語もやってみたら」という杉元の提案により、カムイの話をやることになりました。

改めてここまで、何を見せられていたのでしょう…(笑)

 

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改めて真面目なお話

『斑文鳥(ケソラプ)の身の上話』

これは3人の兄弟の話で、主役に抜擢されたのはチカパシです。

 

【キャスト】

  • 主役…チカパシ
  • 大きい兄…谷垣源次郎
  • 小さい兄…杉元佐一
  • 娘たち…エノノカ、鯉登音之進、月島基
  • 娘たちの父親…ヘンケ
  • 怪しい男…白石由竹

 

【物語】

私と大きい兄と小さい兄はいつも3人で狩りへ行った。

ある日遠くへ狩りへ行くと家があって、中には娘が3人いたので、持っていた魚で皆で食事し、ユカラ(リズムで語る口承文芸)を謳った。

すると怪しい男がひとり入ってきたので、兄が拍子をとっていた棒で男を殴れと合図するので殴ったら、大きなクマが人間に化けていたものだった。

この家は子供が女だけだったので熊の肉を獲れる者がおらず娘たちはとても感謝した。

それから兄たち3人で沼で化け物を倒したりして長い旅をした。

また娘たちの家へ寄っていくと、父親が娘たちを嫁に貰ってくれという。

私はその家の息子となってたくさん働き幸せに暮らした。

 

主役を務めるチカパシは、最後の幸せに暮らすシーンでエノノカとヘンケと笑顔で鍋を囲み、何か想いが込み上げて来ている様子です。

 

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チカパシの物語が重なる

【続き】

すると大きい兄は

「自分は人間ではなくケソラプという鳥のカムイだった」

と明かす。

大きい兄は綺麗な鳥の姿となって天際高く飛んでいった。

鳥の姿で引き上げられていく谷垣シュールな姿を眺めていたチカパシにアシリパから演技指導が入ります。

「いいかチカパシこの場面はな、“身寄りのない主人公を保護して旅へ連れて行き、悪いカムイたちと戦い立派な男に育て新しい家族まで持たせてくれた、そんな人との永遠の別れの場面”なんだぞ!」

それはまさしく身寄りのない自分と、自分を連れ成長させてくれた谷垣の物語でした。

 

【続き】

大きな鳥の落とす涙は雨となり、私たちの頭上に落ちてきた。

物語と自分たちが重なったチカパシは、大きな鳥となってチカパシを見守る谷垣を見上げ、思わず「谷垣ニシパ…」と呟き、大粒の涙をこぼしました。

すると―バリッ

鳥の衣装が破れ、ふんどし一丁で落下する谷垣。

「最高だ!今の撮れたか?!」

アシリパ監督も興奮の出来となりました。

やはりオチは谷垣でしたね。

 

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『ゴールデンカムイ』ネタバレ205話のまとめ

シリアスからギャグから感動まで詰め込まれたゴールデンカムイ全開の展開で振り落とされそうでしたね(笑)

そんな楽しい闇鍋の中でも、どこか“嵐の前の静けさ”感があってソワソワする回でした。

杉元とアシリパが再会してからずっとそんな感じですけど。

 

まず注目なのが月島と杉元の会話。

「鶴見中尉が来るまで時間はない」

鶴見はどんな手段を使ってでも聞き出しかねないですから、鶴見が来るまでに解読方法が分かれば杉元やアシリパを解放しようとしているのでしょうか。

あと杉元が聞いた時にもしアシリパが真実を隠すようだったら…と考えて少し心配になります。

本文でも書きましたがアシリパは鶴見に心を開く可能性があるので、やはり鶴見到着がひとつの転機、大きなイベントとなるでしょう。

この回で扉絵が鶴見なのも不気味ですしね。

 

そしてチカパシの未来の可能性の一つが示唆されました。

この撮影を通じてチカパシは谷垣・インカラマッと別れ、エノノカ・ヘンケと家族になることを選択するのでしょうか。

チカパシの名前の由来は本来「チカプ=鳥」という意味で、陰茎というのは暗喩だと野田先生が以前ブログで語っていましたが、ついにチカパシが親元から飛び立つ時が来たのでしょうか。

 

些細な話でも何に繋がるかわからないのがゴールデンカムイですし、今回のパナンペ・ペナンペ物語もとても興味深い内容でした。

次回も何が起きるか楽しみです。

 

この記事の関連記事はこちらからです⇩

⇒『ゴールデンカムイ』206話!アシリパ母登場!新たな模索・・

⇒『ゴールデンカムイ』207話!有古の裏切り!すべては鶴見・・

⇒『ゴールデンカムイ』209話!巣立ちの時!チカパシ魂受け・・

⇒『ゴールデンカムイ』232話!新たな囚人!?道化男の登場!・・

⇒『ゴールデンカムイ』231話!月島に光が差す!赤子の誕生と・・

 

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