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ベストエピソード集『進撃の巨人』132話!考察!ハンジ死亡!団長をアルミンに託し仲間たちの元へ!

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ついに完結を迎えた大人気漫画『進撃の巨人』が「別冊少年マガジン」2021年3月号より12週連続で傑作選フルカラーを掲載中!

第11弾は第132話『自由の翼』がフルカラーで蘇りました。

場面はアルミンら「エレンを止めるために動き出した一行」がイェーガー派と交戦の末に飛行艇を奪い、整備のため船でマーレ海岸都市オディハのアズマビトが所有する格納庫に到着したところ。

地鳴らしの進行速度は思っていたよりも早く、急いで飛行艇を整備し出発しなければなりません。

第132話『自由の翼』はそんな緊迫の状況で思いもよらない衝撃展開となりました!

 

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『進撃の巨人』132話!のエピソード

それでは『進撃の巨人』132話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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オディハに到着

オディハに到着した一行。

住民はすでに逃げたのか、オディハは静まり返っていました。

地鳴らしが山を越えてくるのも時間の問題。

その前に「何としてでも飛行艇を空に揚げてみせます」とキヨミ。

「ですから…我々の故郷を…どうか…ヒィズルを頼みます」という想いをハンジに託しました。

一方で急ぎ飛行艇を格納庫に引き入れる男たち。

イェーガー派によって巻かれた爆薬が邪魔なので切り捨ててしまおうとしますが、アルミンが待ったをかけました。

「何か…使えるかもしれない。飛行艇に積んでおこう」

エレンに使うのかは分からないと現時点では答えていますが、これは後に対エレンの切り札の一つになりました。

 

その頃、船の一室ではファルコが頭を抱えて泣き叫んでいました。

目が覚めたら(巨人化したあと気を失っていました)マガトの死亡と、家族のいるレベリオも地鳴らしに呑み込まれているなんて話を聞かされたからです。

「これから…どうしたら!?オレ達だけで!?」

取り乱すファルコの問いに、ピークも「ごめん…わからないの…」としか答えられませんでした。

 

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アニとミカサの選んだ道

一方で、ひとり俯き座り込むアニに話しかけるミカサ。

「今できることをやるべき」という考えからアニにも新型立体起動装置に慣れてもらおうとしますが、すでにアニはこの作戦から降りる意志を示していたので断りました。

ちなみに作戦を降りたのはもうレベリオを救えない=父を救えない=戦う理由がなくなったという理由でした。

「人類を救うとか私には…よくわからない」

むしろアニたち“マーレのエルディア人”は、生まれた時からその“人類”に迫害されてきたのです。

仮に今地鳴らしが止まったとしても、マーレが滅んだ後ではエルディア人を守る後ろ盾は何もないとアニは考えます。

「本当に…悪いと思ってる。故郷を救うわずかな望みにすべてを懸ける彼らに対して」

アニは「最期の時間くらい…穏やかでいたい」と言いながら、自然とアルミンを見つめていました。

その視線に気づくミカサと、顔を赤らめるアニ。

アニがはぐらかすので追及はしませんが、代わりにミカサはこう告げました。

「あなたはもう辛い思いをしなくていい。でもアルミンは私達と飛行艇に乗りエレンの下に向かう」

もちろんアニはそれを受け止めています。

逆に「あんたはどうしたいの?人類を救うためにエレンを殺しに行くの?」とミカサに問いました。

すると「殺さない。遠くに行ったエレンを連れ戻すだけ」とミカサ。

アニにマフラーのことを聞かれると「持ってるけど今は…巻いてない」と答え、去っていきました。

 

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エレンの行先は?

エレンは事前にイェレナと地鳴らしの発動場所について相談していた様子。

イェレナはその時の内容から、エレンの進路について語りました。

イェレナ曰く、エレンの行き先について目ぼしい場所は2か所。

一つはカリファ軍港。

世界連合艦隊がパラディ島制圧に乗り出すとすればここだとイェレナが教えたからです。

元々ジークとは、レベリオ襲撃の1か月後に艦隊をここへ集結させた後、エレンと接触し地鳴らしを限定的に発動させ撃退する予定でした。

もう一つがマーレ大陸南の山脈にあるスラトア要塞。

カリファ軍港で連合艦隊を撃退すれば主要国をパラディ島に手出しできないくらいの財政破綻に追い込めるはずですが、飛行艇の研究基地であるスラトア要塞も地鳴らしの邪魔になり得るため潰しておく可能性が高いからです。

ということで一行はスラトア要塞に向かうことになります。

「ジークは敗れた…でも正しかった」

そのことを認めて欲しいというイェレナ。

ハンジは俯き「ああ認めるよ。エレンに何の解決策も…希望や未来を示せなかった私の無力さを」と返しました。

 

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アニとはここでお別れ

出発に向け、ピークはファルコとガビをキヨミに託します。

自身については「死んだ仲間たちに報いなければなりません。戦士の務めを果たします」とピーク。

そんなこんなで一同はあと1時間ほどで離陸準備に入ります。

そしてアニとの別れ。

アニはキヨミやファルコ、ガビらと共に船でここを発ちます。

ライナーはアニに「すべてはあの日、俺が作戦を強行したことから始まった…」と謝罪しました。

「何度殺そうとして思いとどまったかわからない」と言いながらも最後は笑うアニ。

2人は抱き合い別れを告げました。

そしてアルミンたちとも手を振りお別れ…。

「これでよかったの?」と聞くミカサに「よかったよ…。アニはアニのままでいいんだから」と答えながらも寂しそうなアルミン。

“マーレのエルディア人”はアニの言う通り、地鳴らしが止まったとしても立場が心配されます。

しかしピークは「力を合わせて為すべきことを為せ」というマガトの意思を汲み、共にエレンを止めに向かうのでした。

ハンジは「みんな見てるかな?今の私達を死んだ仲間に誇れるかな…」とリヴァイに問います。

リヴァイは「ヤツみてぇなこと言ってんじゃねぇよ」と返すのでした。

 

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フロックの襲来と死

飛行艇は燃料注入を開始。

このままいけば何とか地鳴らしが来る前に飛び立てそうです。

しかしその時、オニャンコポンの後ろでなんとフロックが銃を構えていました!

フロックは船にしがみついて来ていたのです。

銃を乱射するフロックをアンカーで仕留めるミカサ。

事は収まりましたが、今の銃撃で燃料タンクに穴が開いてしまいました。

整備士曰く1時間ほどで直せるとのことですが、少しずつカタカタカタと揺れ始める地面…。

何ともうすぐそこまで地鳴らしがやってきてしまったのです。

そんな中でもジャンとハンジがしっかりフロックを看取ります。

「行くな…行かないでくれ…島のみんな…殺される…俺たちの…悪魔…それだけ…希望…」

そう言い息を引き取るフロック。

ハンジとジャンはその言葉を受け止めながら、すでに息のないフロックに答えます。

「でも…諦められないんだ。今日はダメでも…いつの日か…って」

 

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調査兵団をアルミンに託す

迫り来る地鳴らしに対し、もはや“誰かが(犠牲となって)少しでも足止めをする”くらいしか術がありません。

そこで名乗り出たのがハンジでした。

「皆をここまで率いてきたのは私だ。大勢の仲間を殺してまで進んだ。そのけじめをつける」

さらにそのまま覚悟の宿る目でアルミンに言いました。

「アルミン・アルレルト。君を15代調査兵団団長に任命する」

調査兵団団長に求められる資質は“理解することを諦めない姿勢”。

だからこそハンジはアルミンを選んだのでした。

そして「じゃあねみんな」といつもと同じノリで歩き出すハンジ。

リヴァイが不満そうに立ちはだかりますが、ハンジは「ようやく来たって感じだ…私の番が」と言います。

「かっこつけたい気分だからこのまま行かせてくれ」と汗をかくハンジに何も言えないリヴァイ。

寂しそうな目でハンジの胸を叩き、ただこの言葉を送りました。

「心臓を捧げよ」

ハンジはその想いを受け止め、「キミが言ってんの初めて聞いたよ」と笑いながら地鳴らし巨人の方へと向かっていきました。

そして巨人の群れを見下ろしハンジは思います。

「ああ…やっぱり巨人って素晴らしいな」

 

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仲間たちに迎えられるハンジ

ハンジの足止めの甲斐あって、飛行艇の燃料タンクの穴が塞がります。

時間がないため、そこそこの燃料を入れて即出発。

皆ギリギリで飛行艇に乗り込むことが出来ました。

しかしその跡には踏みつぶされる格納庫…そして巨人の熱に覆われ落下していくハンジ…。

皆、言葉に出来ずただ泣きました。

飛行艇が飛び立つ中、リヴァイはハンジに伝えます。

「…じゃあなハンジ。見ててくれ」

その頃、ハンジは「飛行艇は!?」と飛び起きました。

すると「飛び立ったよ」とエルヴィン。

エルヴィンの他にも、ミケやモブリット、キースやサシャなど、これまでに命を落とした多くの仲間たちがいます。

「ハンジ、お前は役目を果たした」

エルヴィンにそう言われるとハンジは「…そうか」と納得し、「団長になんか指名されて大変だったよ…」と愚痴り始めたのでした。

 

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『進撃の巨人』ベストエピソード集132話のまとめ

この回は何といってもハンジの死という忘れられない回となりました。

「心臓を捧げよ」の前後のリヴァイとハンジの表情が本当に重いというか、この「心臓を捧げよ」にすべてが詰まっていて胸が締め付けられましたよね。

いつも送り出す側になってしまうリヴァイの気持ちも察すると耐えられませんが、この回を読んだら必ず後の137話や最終話のリヴァイの表情まで見て欲しいです。

他にも自分の信念を貫いて最後まで戦ったフロックやすべてのキャラクターの様々な想いが交錯した、読めば読むほど奥深く語りたいことが尽きない1話です。

ここで「自由の翼」がアルミンに託されたというのも大きいですよね。

きっとこの回はすでに何度も読み返している方も多いでしょうが、しかしやはりカラーになるとまた感じ方が一味違いました。

特に地鳴らしの絶望はカラーの方が迫力がありますし、ハンジがエルヴィンたちと合流した場面は連載本誌より晴れ晴れとした気持ちで読むことが出来た気がします。

この回は2022年1月から再開するアニメでも大きな見どころとなるでしょうから、読み返す際は是非カラー版でも見てみてください、

 

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