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【無職転生】ルークの揺れ動く心情に注目!!悩める女好き男の辿る結末とは!?

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「無職転生~異世界行ったら本気だす~」に登場する、女好きだけどまじめなところもあるキャラクターが「ルーク」です。

ルークは守護騎士としてアリエルに仕えていますが、ちょっと3枚目の一面があります。

見た目はかっこいいのですが、実力や振る舞いなどが残念なキャラクターなのです。

そんな中、ルークはヒトガミの策略に振り回されることになります。

ヒトガミの言葉を引き金に、自身の不信感に翻弄され、遂には自分が守るべき存在であるアリエルに刃を向けて、襲いかかろうとする状況に陥ったのです。

波乱を巻き起こすルークの詳しい顛末についてご紹介しましょう。

 

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【無職転生】ルークのプロフィールは?

ルーク・ノトス・グレイラットは、アスラ王国を守護する武官貴族ノトス家に生まれました。

父親はピレモン・ノトス・グレイラット、パウロの弟です。

つまりルーデウスとは従兄弟同士の関係になりますが、面識はラノア大学で初対面するまでありませんでした。

ルークはアスラ王国第二王女のアリエル・アネモイ・アスラに仕える守護騎士です。

イケメンで、オールバックにまとめた茶髪をかき上げるしぐさには、自信とナルシストっぽさを感じさせます。

初登場は、漫画や小説では、転移事件によってアスラ王国に飛ばされ記憶を無くしたフィッツ(シルフィエット、シルフィ)が、アリエルに仕える描写の辺りです。

 

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【無職転生】ルークはアリエルの守護騎士!!だが剣の腕前は凡才!?(小説Ver)

ルークは、幼少の頃から守護騎士としての英才教育を受けており、アリエルの守護騎士として身を粉にして仕えています。

剣術は、2つの流派を習得しています。

1つは三大流派の1つ、剣神流です。

剣神流は、攻撃力と速度を重視し、三大流派の中で最も強いだといわれています。

剣の聖地から誕生した流派です。

もう1つは、防御とカウンターをメインとする水神流を身につけています。

水神流は、相手の攻撃に冷静に対処していく流派で、要人の護衛をする騎士などが身につけるものです。

しかし、身につけたといってもルークは、剣神流は中級で、水神流は初級の腕前なんです。

一般的な騎士として十分な実力はあるのかもしれませんが、ちょっとパンチがなさすぎるような気がします・・・。

 

実際にルークと共にアリエルを護衛していたシルフィ(シルフィエット、別名フィッツ)は、ルークについて「弱い存在だ」と容赦なく断言していました。

そしてシルフィの言葉を証明するエピソードがあるのです。

 

それは、ルーデウスとシルフィが結婚したときのことでした。

披露宴の後、ルークはルーデウスに決闘を申し込みます。

それはルークにとって、任務と行動を共にしてきたシルフィをルーデウスが大事にできるのか、覚悟を確かめるためのケジメだったのです。

ここまではちょっとカッコイイですよね。

同僚を大切に思う気持ちから、起こした行動だと思われます。

 

しかし、相手が悪かった・・・。

ルーデウスは、三大流派全て上級という天才騎士の父パウロに、幼い時から剣術を叩きこまれており、実戦経験もあるのですから。

ルーデウスは、キシリカからもらった魔眼で軽くルークをあしらったのち、一撃を叩き込み、勝利するのでした。

このときのルークが落胆する描写は、少し哀れに感じました・・・。

このようにルークの剣術の実力は、特に秀でてはおらず、凡才といえるでしょう。

 

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【無職転生】ルークは巨乳好きの女好き!!(小説Ver)

一見クールな雰囲気を漂わせており、真面目に任務もこなす、「仕事できる男感」バリバリに見えるルークです。

しかしルークは、女好きのとんでもない一面が明らかになります。

 

彼は、ラノア魔法大学に在学中、常に女の子達に囲まれて、モテモテの状態で毎日を過ごしています。

そんな中、次のようなエピソードがありました。

ルークが女子学生2人と腕を組んで歩いているところに、別の女子学生に「私もルークとデートに行きたい」と誘われました。

しかしその子にルークはこういうのです。

「自分は腕が2本しかない。だから、デートは1度に2人までと決めている」

断るにもキザすぎるというか、とんでもない発言ですよね。

筆者も、こいつは自意識過剰のとんでもない奴だと驚きました。

 

ルークには容姿の良さと豊富な話題で、女性を虜にしていくプレイボーイの一面があったのです。

そうして女性と一夜を過ごしたら、後は金で解決し、何事もなかったかの様に振る舞う、そんな男なのでした。

一部の女性達からは、そんなルークを嫌っていたようです。

 

そんなルークは、巨乳のエリスを口説こうとしてこっぴどく振られています。

ちなみにノトス・グレイラット家にはもう1人、巨乳好きがいるようで・・・。

父ピレモンも、アリエルに対して胸に関するセクハラ発言をしていたことがありました。

 

・・・何かお気づきになりませんか。

誰かに似ている様な・・・。

ルーデウスと、その父パウロです。

ルーデウスは、赤ん坊の頃からの巨乳好きで、抱っこしてくれるゼニスやリーリャの胸の中で気味の悪い顔をしていました。

リーリャには、「悪霊がとりついている」と思われるほど。

さらにルーデウスは、エリスの胸が大好きすぎます。

そんな彼女も巨乳なんですよね。

 

そして、パウロに関しては、妻ゼニス・グレイラットが巨乳です。

ゼニスの胸に釘付けでしたね。

侍女のリーリャも巨乳でした。

パウロは、リーリャと浮気して関係を持ち、リーリャはアイシャを妊娠することに・・・。

グレイラット家の血は、物凄いですね・・・。

 

アリエルもグレイラット家の面々は巨乳好きだという旨のことをいっていました。

ルークの巨乳好きは、グレイラット家の血のなせる技なのかもしれません。

 

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【無職転生】ルークの波乱、アリエルの次期国王争いのおさらい(小説Ver)

ルークに起こった波乱の一部始終を解説するにあたって必要な背景をまとめました。

ルークの主君であるアリエルの置かれた状況と、波乱までに登場する2人の大事なキャラクターをおさらいしましょう。

 

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アリエルの次期国王への戦いとは?

アリエルはアスラ王国の第二王女で、王位継承権第三位という立ち位置です。

2人の兄が、王位継承には有利な立場にあります。

王族に付き従う貴族がそれぞれ王位継承権のある王子や王女の派閥となってけん制し合う状況にアリエルはいました。

アリエルは、「自分を国王にふさわしい人間だといって仕え、亡くなっていった者達の遺志を継ぐため」に国王を目指します。

現国王が年老いて次期国王争いが激化する中、アリエルの暗殺を目論む動きも激化し、アリエルはルークとシルフィ(フィッツ)を伴い亡命しました。

ラノア魔法大学に籍を置き、遠方から政争を勝ち抜くための準備をし、機を伺っていたのです。

そしていよいよ現国王が老衰し、政争のクライマックスがやってきました。

しかし、亡命した、王位継承権第三位の第二王女の立ち位置は弱く、アリエルはアスラ王国に絶大な影響力を持つペルギウスの協力を仰ぐため、ルーデウスやナナホシ、ザノバと接触します。

ペルギウスのいる空中城砦にたどりつきますが、ペルギウスの了承を得られずにいました。

 

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アリエルの戦いに関わる2人のキャラクター

◆オルステッド:

100代目龍神にして、打倒ヒトガミを誓い、未来と過去のループを繰り返す人物です。

七大列強2位というすさまじい強さを持ちますが、生まれながらに「あらゆる生物に嫌悪される」という呪いを背負っています。

呪いには例外があり、ペルギウス、ルーデウス、ナナホシは影響を受けません。

また、精神力の強さで呪いによる嫌悪感を跳ね返すことのできる人物も時々います。

オルステッドはルーデウスの上司です。

世界のターニングポイントを前にルーデウスと打合せをして、ヒトガミの策略を妨害するべく共に行動しています。

未来に起こりえることを想定して、ヒトガミの思惑通りにならないように行動していることは、それを知られた時点で未来が変わるので、他のキャラクターには秘密にしています。

今回のアリエルの政争も、世界の運命を分かつターニングポイントなのです。

 

◆ヒトガミ:

この物語のラスボスです。

ルーデウスたちのいる世界の神様だが、実体はルーデウスたちの世界にはありません。

よって直接倒すことはできない存在です。

ヒトガミは、龍神オルステッドを脅威に、配下のルーデウスを邪魔に思っています。

策略を練っては、甘言によって「ヒトガミの使徒」を生み出して、ルーデウスたちの世界を都合よく改変しようとします。

その目的は「邪魔なオルステッドやルーデウスを亡き者にする」以外は不明とされているのです。

 

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【無職転生】ルークがヒトガミの使徒に!!(小説Ver)

ペルギウスとアリエルの交渉がうまく進まない中、ルークは突然ルーデウスの家に現れました。

「アリエルが王位につけるように協力してほしい」

ルーデウスとルークの関係上、あまりに突然の行動でした。

ルークとルーデウスは従兄弟同士ではありますが、ルーデウスの父パウロはノトス・グレイラット家を出奔した身であるため、仲の良い従兄弟同士ではありません。

さらに、ルークやアリエルはこれまで、アリエルの守護術師をしていたシルフィがルーデウスと結婚したことで、シルフィの幸せのため、シルフィやルーデウスを政争に巻き込まないようにしてきたはずなのです。

 

このルークの突然の行動は、ヒトガミの使徒になった可能性が高いとしてオルステッドとルーデウスはルークを警戒することになりました。

ルーデウスはルークを見張るためにアリエルに協力します。

 

アリエルの協力者となったルーデウスが助言したことで、アリエルが国王になりたかった初心を思い出し、ペルギウスを説得できました。

ペルギウスとアリエルの交渉はまとまり、アリエルは政争へのペルギウスの協力を得られることになったのでした。

ペルギウスの指示もあり、アリエルとルークはシルフィとルーデウスを伴い、アスラ王国へ帰還することになりました。

 

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【無職転生】ルークが抱いたルーデウスへの不信感とその理由は!?(小説Ver)

ルークはアスラ王国帰還の道程で、ルーデウスに不信感を抱き始めます。

なぜなら、ルーデウスの提案する通りに事が進むことがあまりに多かったからです。

ルーデウスはオルステッドと未来のパターンを知ったうえでの打ち合わせをしているので当然の結果なのですが、そのことを知らない人間には何か企んでいるように見えてもおかしくありません。

また、この頃ルークはヒトガミに、ルーデウスを警戒するよう助言されています。

ルーデウスがダリウスと内通してアリエルを陥れようとしているといわれているのです。

これらのことから、ルーデウスに対してルークは不信感を持ち、警戒の目を向けるようになりました。

 

そんな中、ルークの父でアリエル派だったはずのピレモンが、アリエルを裏切ったことがわかります。

このようなことは王族やそれを取り巻く貴族の間ではあり得ることでした。

いつまでも亡命した王女の派閥でいられるほど、ピレモンは強い志を持った人間ではないのです。

アリエルやシルフィは、事もなくその事態を受け入れます。

しかしルークは激しく動揺しました。

父の裏切りは、ルークがヒトガミから聞かされていなかったことなのです。

ルーデウスへの不信感に加えて起こった父の裏切りに、ルークの精神状態は不安定になってしまいます。

 

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【無職転生】ルークの揺れ動く心情とは!?(小説Ver)

ルークは、ずっと仕えてきたアリエルをこの機に国王にしたい気持ちに変わりはありません。

しかし、疑わしいルーデウスを信じるアリエル、ヒトガミの中途半端な助言、父の裏切り。

ルークの心は、何を信じるべきなのか揺れ動き続けるのでした。

ルークはヒトガミを神と信じ、ヒトガミの助言のほころびを、自分が助言を解釈し間違えたと思うことにしました。

そして、ルーデウスに疑いの目を向け、ルーデウスを信じるアリエルへの不安を抱えながら、アスラ王国でのクライマックスを迎えます。

 

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【無職転生】ルークが受けたオルステッドの呪いとは!?その後はどうなる!?(小説Ver)

クライマックスは王宮で訪れました。

アリエルの政争の最終的な敵は、第一王子グラーヴェルとそれを支持する一大勢力で上級大臣のダリウスです。

アリエルは策を練り、「アリエルの帰還とグラーヴェルのこれまでを慰労するパーティ」を開きます。

そして、各派閥の貴族の集まるその場で第一王子グラーヴェルとダリウスを失脚させ、アリエルが次期国王となることを貴族たちに認めさせようと行動しました。

ダリウスの悪事を暴露して追い詰め、国の英雄ペルギウスを登場させて、ペルギウスが王と認めたのはアリエルだということを貴族たちに見せつけます。

その行動は成功し、第一王子グラーヴェルとダリウスを追い込んだところで、ダリウスが剣客として招いていた「水神」レイダ・リィアと「北帝」オーベール・コルベットが現れました。

ダリウスはアリエル一味を抹殺し、力づくでグラーヴェルを王位につけようとしたのです。

ルーデウスたちと水神、北帝は戦闘に入りました。

しかし、ルーデウスたちの形勢は危うい状況となります。

 

そこで現れたのがオルステッドです。

オルステッドが鮮やかに水神を打ち倒し、去っていったのでした。

そのことでピンチを脱したルーデウスたちは北帝を打ち倒し、逃亡したダリウスを殺害しました。

貴族たちにはアリエルの勝利が確定したように見えました。

 

オルステッドを見たルークは大きく取り乱しました。

オルステッドの「あらゆる生物に嫌悪される」呪いに、大いに不安を覚え、ルークはオルステッドを邪悪な者と認定したのです。

 

その直後ピレモンがアリエルに媚を売り出します。

一度は裏切ってグラーヴェル派となったピレモンが、情勢が悪くなると再びアリエル派に乗り換えようとしたのです。

そんなピレモンをアリエルは断罪しました。

「恥を知れ」と。

アリエルを裏切ったことは情勢的に許せるが、グラーヴェルやダリウス派から更に寝返ることはあまりに恥ずかしい所業だとアリエルは突き放したのです。

そして、アリエルはルークに、ピレモンを殺すよう命じたのでした。

 

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【無職転生】ルークの不安!!アリエルから信用を得られるのか!?(小説Ver)

ルークには、邪悪なオルステッドとその配下のルーデウスは到底信じられません。

相対的にヒトガミのいうことが真実だと考えました。

そして、オルステッドやルーデウスの手を借りてアリエルを王にすることは危険だと判断したのです。

アリエルは間違った道を進んでいると思いました。

そんなところで、自分の父をアリエルは殺せといっている・・・。

 

精神的に追い込まれたルークはとうとう行動に出ました。

アリエルを拘束して頸に剣を突きつけ、シルフィにいったのです。

「アリエル様を助けてほしくば、ルーデウスを殺せ!」

ルークはシルフィに、アリエル様を選ぶのか、邪悪なオルステッドの配下のルーデウスを選ぶのか決めるよう促しました。

シルフィはそれにこう答えたのです。

「僕はアリエルには悪いけれど、ルーデウスを選ぶ。添い遂げるってそういうことだろう?」

この言葉を聞いたルークは目が覚めました。

例え間違っていたとしても、自分が信じ仕えてきた者を、信じ続けること。

主君が間違った行動をしたら、共に行動し苦労すること。

それが、本来アリエルの騎士たる自分の志ではなかったか。

 

そこでアリエルはいいました。

「私はあなたの王女です。あなたは私のなんですか?」

この発言は、アリエルがルークに騎士として全幅の信頼を寄せていることを表しています。

自分が命の危険にさらされても、ルークはアリエルを殺さないと、アリエルは信じていたのです。

ルークは、自分が完全に道を誤り、そしてそれでも信じられたと悟り、答えます。

「私はあなたの騎士です」

「この裏切り行為をした私の首をはねてください」

 

アリエルはルークを許しました。

こうして、アリエルの次期国王争いの敵はいなくなり、アリエルは勝利しました。

目が覚めたルークは、「アリエルの騎士」であり続けるのでした。

 

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【無職転生】アリエルの一件でのヒトガミの思惑とは何だったのか?(小説Ver)

「無職転生」では基本的にヒトガミ視点の描写はありません。

ですので、今回のヒトガミの思惑についても推測になります。

ヒトガミはアリエルの一件で、3人を「ヒトガミの使徒」とし、操りました。

1人はダリウス。

ダリウスにはグラーヴェルが王になれるよう助言する体を取ったと思われます。

アリエルの帰還を妨害させたり、最終的にはアリエル一派を殺害できるよう「水神」と「北帝」を場に用意させたりしました。

 

もう1人は「水神」レイダ・リィア。

ダリウスに恩のあるレイダに、ヒトガミはダリウスに仕えるよう助言しています。

 

そして最後はルークです。

ルークは正直なところ、ヒトガミにあまり活躍を期待されていなかったと思われます。

ヒトガミはオルステッドとルーデウスの姿が見えないので、その監視役としてルークを惑わしたのでしょう。

「アリエルの政争においてルーデウスが怪しい」と助言しています。

ルークを信じさせるために、アリエルが王になるために必要なことなどを、本当と嘘を織り交ぜて助言したようです。

一件アリエルやルークの味方と見せかけて、アリエルに都合悪くことが進むようにルークを配置しようとしたのでしょう。

 

オルステッドは作中で「アリエルが王となれば自身に、グラーヴェルが王となればヒトガミに、都合の良い未来が訪れる」といっていました。

ヒトガミは、これらの使徒を使って、最終的にはアリエルが王にならない未来を創る思惑があったと思われます。

アリエルが次期王権争いで躓くように、最終手段としてアリエルを殺してでも王位につけないように企んだのです。

 

ヒトガミに都合の良い未来を作るために、グラーヴェルを王にするべく暗躍していたのでした。

 

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【無職転生】ルークはアスラ七騎士の筆頭に!!(小説Ver)

アスラ七騎士とは、アスラ王国の国王となったアリエル・アネモイ・アスラに揺るぎない絶対の忠誠を誓う、7人の騎士のことです。

7人は、それぞれ後世に異名をつけられます。

アスラ七騎士
  • 王の懐刀:ルーク・ノトス・グレイラット
  • 王の大剣:シャンドル・フォン・グランドール
  • 王の斧槍:オズワルド・エウロス・グレイラット
  • 王の猟犬:ギレーヌ・デトルディア
  • 王の門番:ドーガ
  • 王の城壁:シルヴェストル・イフリート
  • 王の大盾:イゾルテ・クルーエル

 

「王の大剣」シャンドルの本当の名はアレックス・C・ライバックで、何と初代北神であるカールマン・ライバックと不死魔王アトーフェラトーフェとの間にできた子供です。

シャンドルとオズワルドとギレーヌ3名は、後に攻撃を司る「右翼の三騎士」とも呼ばれています。

 

「王の城壁」シルヴェストル・イフリートは、実力で成り上がって、アスラ王国の近衛騎士団長を務めています。

「王の大盾」イゾルテは、水神流剣士で水王と呼ばれ、後に水神レイダ・リィアを襲名します。

ドーガとシルヴェストル、イゾルテは、のちにアリエルの警護に専念し、「左翼の三騎士」とも呼ばれるようになるのでした。

 

このような面々のアスラ七騎士の中で、ルークは筆頭となりました。

ルークは、剣術の腕前は前述の通り凡才ですが、ずっと守護騎士としてアリエルに仕えてきました。

弱いながらもずっとアリエルの護衛を真剣に務め上げ、高い忠誠心を認められた結果、その地位になったのでしょう。

ルークだからこそ、七騎士をまとめられると見込まれて選出されたのかもしれないですね。

 

ルーク達七騎士の話を知りたい方は、無職転生・蛇足編「アスラ七騎士物語」をおすすめします。

ちなみに七騎士の左翼を担うドーガとイゾルテは、何と夫婦同士なんです。

馴れ初めの話もあるので、興味のある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。

 

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【無職転生】ルークがエリスと結婚!?オルステッドの知る未来とは!?(小説Ver)

オルステッドが知る未来では、ルークとエリスが結婚しています。

オルステッドは打倒ヒトガミのために、過去と未来の200年間の間を100回以上ループし、主要となる人物の人生のパターンを把握しています。

これまでオルステッドが知る未来にはルーデウスの存在はありませんでした。

ルークとエリスの結婚はそんな、ルーデウスがいない世界での話です。

 

エリスは、聖級に届かん勢いの実力を秘めた剣士で、その苛烈すぎる性格から「赤獅子」と呼ばれていました。

そんな彼女は、剣の腕を買われてアスラ騎士団に入団し、そこでルークと出会います。

ルークはエリスに一目惚れをし、ひたすら押しの一手で求婚を繰り返したのだそうです。

エリスはルークを殴って追い返していたようですが、遂に根負けし、エリスはルークを受け入れて結婚することとなったのでした。

オルステッドの話では、夫婦仲は良好だったといいます。

夫婦二人で、幾度も暗殺者の襲撃からアリエルを守り、王の助けとなって成長していくようです。

ルークとエリスは、この人生でも幸せな夫婦として生涯を過ごせたんじゃないかなと妄想してしまいます。

意外とお似合いだったのではないでしょうか。

剣士として奥様が強いというのもありかもしれません。

 

この話は、ルーデウスがヒトガミに命令されて、家族を守るためにオルステッドと戦い、オルステッドの配下となった直後にルーデウスが聞いた内容です。

オルステッドの話を聞き、心中穏やかでなくなり、嫉妬が炸裂するルーデウスが意外に感じました。

それを素直に面白くないというところが可愛いですね。

エリスを大事に思い、愛していることがよく伝わってきました。

 

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【無職転生】ルークの死亡エンドが存在する!?(小説Ver)

ルークには、死亡エンドが存在しています。

それはアリエルが国王になる以前に、ルーデウスの元に現れた、未来の世界から過去転移魔術を使ってやって来たルーデウス(通称:老デウス)によって明らかにされました。

老デウスは、ちょうどその時ヒトガミに助言された行動をしようとしていたルーデウスに、忠告するために現れたのです。

老デウスはルーデウスがこれから体験する未来について色々と語り、日記を残して死亡しました。

老デウスが語り、日記に記したことで分かるルークの死亡エンドは次の通りです。

 

ラノア大学卒業を数か月前に控えたルークは、ヒトガミから助言を聞きました。

老デウス視点なので、ヒトガミがルークに何をいったのかはわかりません。

しかし、ルークはその後「神のお告げを聞いた」といっていたようです。

その頃、アリエルは政争に勝つべくペルギウスの協力を得ようとしていましたが交渉に失敗していました。

そんな状況の中ルークはアリエルに進言し、シルフィを誘ってアスラ王国に向かいます。

助言に従い、3人が手勢を引き連れてした行動は、アスラ王国での内乱、クーデターでした。

アスラ王国第一王子のグラ―ヴェル・ザフィン・アスラや第二王子のハルファスを同時に殺害しようとしたのです。

 

しかしそれは、アスラ王国にちょうど剣客として訪れていた、「水神」レイダ・リィアと「北帝」オーベール・コルベットにより阻まれました。

ルーク達のクーデターは、失敗に終わります。

アリエルは捕らえられてしまい、後日処刑されることと伝え聞きました。

ルークとシルフィはすぐさま容赦なく処刑され、その遺体は処刑場で晒されたのでした。

遺体には、何人かの人が「平和を乱した犯罪者」として石を投げつけていたといいます…。

 

ちょっと死亡エンドがショッキングすぎるんですよね。

ヒトガミに操られたとはいえ、アリエルに忠誠を誓い、最後まで共に戦ったルークが報われないのも可哀想な話だなと感じました。

 

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まとめ

ルークがここまで繊細で悩み苦しむキャラクターだったとは驚きです。

弱いけどアリエルに対する忠誠心は熱く、アスラ王国の国王になるためにいつもの様に働くだろうと思いましたが、まさかの裏切り行為を起こしてしまいましたね。

 

ヒトガミのお告げやオルステッドの呪いもありましたが、アリエルに刃を向けたのはとても印象的でした。

しかし、アリエルの信じ抜く心を理解して救われましたね。

アリエル、女神過ぎます。

ルークは、今まで女性にだらしなさや幼さがありましたが、アスラ王国の戦いで成長しましたのではないでしょうか。

様々な喜怒哀楽が見られて、温かい人間で良かったです。

 

ルーデウスやオルステッド達の行動で、死亡する未来も回避できました。

生きていてくれて本当に良かった。

アスラ七騎士の筆頭となりアリエルを支え続けていくことになります。

エリスとの結婚フラグも悪くないけど、アリエルと一緒にいる方が似合いますね。

それがルークらしいです。

 

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