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最新ネタバレ『ドメスティックな彼女』233-234話!考察!『もう、止まらない』

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家に帰り着いた陽奈の耳に響いたのは、「もう小説の道を諦めようと思う」と真剣な様子でどこかに電話を掛ける夏生の声でした。

心配をかけまいと夏生は陽奈の前で取り繕おうとしますが、陽奈は夏生を強く抱きしめ、笑って誤魔化さなくても良い、と伝えます。

悩んだ結果前に進むために、と決断を下した夏生の”夢”を陽奈は代わりに持っていたいと頼み込み、夢の詰まった原稿用紙を夏生から預かりました。

手伝いの仕事と挨拶を兼ねて夏生が桃源を訪ねると、筆を折る件はもう伝わっていました。

が、桃源はそのことには言及せずに後日ある取材に付き合えと強引に約束を取り付けました。

取材に同行した夏生は、違う道ながら試行錯誤しながら選んだ道を行く男性の人生と、その仕事の結果ともいえる美しい新緑に目を奪われました。

景色を眺めながら、桃源に「道が決まるまでは俺んとこにいろ、苦しみもいつかは何かになる」と言われた夏生は熱い涙を零しました。

その頃、雅は下着や気持ちを準備してカレンダーに熱い視線を向けていました。

カレンダーの予定表には、フォレスター合宿と記入されていました…!

 

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『ドメスティックな彼女』233話!のネタバレ

それでは『ドメスティックな彼女』234話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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姉として…

陽奈は仕事先からの帰宅途中の夜道、家の前の通りに立つ雅を見つけました。

両手で荷物を抱えるその顔は決意に満ちて見えました。

「芹沢さん…?」

陽奈が声を掛けると、ど…どうも…と緊張した様子で返してきます。

「ナ、ナツオくんに用事かな…、呼んで来よっか?」

ここ最近の雅の態度からそう推測した陽奈は愛想笑いを浮かべながらそう提案しましたが、さっきまでの緊張がどこかに行ったように強い意志で断られます。

「いえ大丈夫です、今日はお姉さんに会いに来たので」

突然のことに、呻くような反応しか出来ない陽奈に続けて雅は質問します。

「お姉さんは藤井くんのこと、異性として好きなんですか!?」

目を丸くする陽奈の表情が見えていないのか、尚も矢継ぎ早に質問します。

「藤井くんと地は繋がってないんですよね!?なのに男女で一緒に住んだりとか…!!しかもあなたは前に…!」

そこで自分の発言を咄嗟に飲み込んで、頭を振りながら少し冷静さを取り戻した雅は、もう一度最初の質問を繰り返しました。

「好、きって…」

陽奈の脳裏に付き合っていた頃の思い出が広がっていきます。

その閉じ込めた思い出を隠しながら

「あ、姉として…だよ」

搾り出すように答えた陽奈の答えを聞いた雅は、ようやく緊張が解けたというような満面の笑みを浮かべ、良かった…と呟きました。

誰に向けた表情なのか、それに気付いた陽奈は目を見張りますが

「すみませんでした、いきなり変な事を聞きに来たりして、ありがとうございました失礼します」

雅は丁寧に深く礼をすると、そのまま帰っていきました。

 

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陽奈の想い

(芹沢さん、本気でナツオくんのこと…)

ぼんやりと思いながら家に入る為に階段を上がり、ただいまーとドアを開けるとそこには半裸の夏生が…!

タオルで前を隠しただけの恰好の夏生は特に慌てる様子も無く、おかえり、と返してきます。

「替えのパンツ持ってくんの忘れてさ、ごめんこんなカッコで」

謝罪する夏生に、慌てた様子で返事をする陽奈は荷物を持ってすぐに台所に移動しました。

が、横目で夏生の裸体を覗いてしまいます。

台所に入った陽奈に、今日の夕食の献立を相談する夏生ですがその言葉は陽奈の耳に届いていません。

(このままもし芹沢さんとお付き合いすることになったら…)

陽奈の頭の中で、口づけをし、服を脱ぎ、情事に至る夏生と雅の様子が妄想されます。

「えーーーーーっ!!ヤーーーダアーーーーー!!!」

自分の妄想に耐えられなくなった陽奈が突然大声で叫びました。

話の噛み合っていない夏生はただただ慌てました。

「え!?野菜炒め嫌いだっけ!?」

 

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友達として…

「カーノジョッ、顔怖いよ、もしかして近くの席狙ってる?」

合宿の為のバスを前に、夏生の姿を凝視する雅に寧々が声を掛けてきました。

「そういうわけじゃないけど…私睨んじゃってた?」

言われて我に帰った雅が、バスに荷物を積み込む寧々に聞きます。

「睨むっていうかー…、獲物を狙うみたいな?さては相当プラン練ってきたんでしょ」

そこまではっきりした作戦は…と言葉を濁す雅に、寧々は一喝します。

「甘ーい、考えがヌガーより甘い!」

聞けば彼女は、合宿中に去年の童貞奪取記録を更新すべく新入部生の好みやらなんやらをリサーチし、シミュレーションを密かに重ねて来たそうです。

「しょーがない、時間ムダにしないためにもあたしが考えたげる、パニクっちゃうあんたでもできるいい方法あるから、まずねぇ…」

奥手な雅を見かねて、寧々が助言しようとしますが

「ごめん、やっぱり駆け引きは苦手みたい…、今回は私なりに真っ向勝負で行こうと思ってるんだ」

雅は強い意志を感じさせる表情で、きっぱりとそう言いました。

一瞬呆気にとられた寧々でしたが

「あーあ、バカは一旦死ななきゃ治んないかー」

とぼやきます。

寧々の皮肉に、ベっと舌を出して返す雅でしたが

「ま、嫌いじゃないけどね、そゆとこ」

と寧々は優しい笑みを浮かべ、応援するのでした。

 

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応えたい思い!

合宿先につくと荷物を置くだけ置いたら、早速基礎練が始まりました。

先頭をきる水沢について走る夏生達。

「おい藤井、お前合宿の最後にテストするからな」

突然の水沢からの無茶振りに、夏生は固まります。

今の演技力で後輩に示しつくと思ってんの?と前置きした水沢は

「後で台本渡す、最終日一年への見本として演ってもらうからな」

と言いました。

息を呑む夏生に、水沢は檄を飛ばします。

「楢さんはお前ならできると思って役者に推したんだ、何でもやるって言ったからには限界までやってみろ」

その想いに夏生は精一杯大きな声で返事をしました。

水沢から台本を渡された夏生の姿を見た雅が声を掛けてきます。

「ああ、俺だけなんか最終日にテストあるみたいでさ、演技力早くなんとかしろってことで」

台本に目を通しながら答える夏生の脇から覗き込む雅。

「そうなんだ…あれ?これ華先輩が書いたサスペンスの一幕じゃない?」

 

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お似合い…!?

「テストの台詞って覚えた?」

食事を取りながら、隣の席に座った雅が夏生に問い掛けます。

まぁザッとは…と答えつつ頑張らないと、と決意を新たにする夏生。

「すいません、ここいいですか?」

そこへ新入部員が二人目の前に来て、確認をとってきました。

席は空いているので、どうぞどうぞ、と快く勧める雅の応対に短めの髪の新入部員がドギマギしています。

「すみません、この子芹沢先輩に憧れてて…」

と付き添ってきたもう一人の女性新入部員が説明すると、すげーもうファンいるんだ、等と周りの面々が沸き立ちました。

「なんか気恥ずかしいな…、でもありがと」

頬を染めながらお礼を言う雅。

「芹沢の演技力はフォレスターの中でもトップクラスだから、芝居でわかんないことあったら何でも聞くといいよ」

夏生が助け船を出すと、髪の短い新入部員は頭に浮かんだ聞きたいことを取捨選択し始めます。

そして、

「あのぉちょっと気になってたんですけどぉ…、藤井先輩と芹沢先輩ってお付き合いしてるんですか?」

あまりの質問に周辺の時が止まったかのようになりました。

「…えっ!?いやいやしてないよ」

夏生が驚いて否定すると、口に手を当てて新入部員は、すいません、と謝罪しました。

「よく一緒にいらっしゃるし、お似合いな雰囲気だったのでてっきり…」

「そんなしょっちゅう一緒ってワケじゃないけどな、なぁ芹ざ…」

夏生が取り繕うように言いながら隣を見ると、雅は顔を真っ赤に染め上げて返事も出来ないような状態でした。

 

「ミヤビもおフロ行かない?」

同室の部員に声を掛けられ、私もすぐいくから先行ってて、と答えた雅はさっき言われた

(お似合いな雰囲気だったので)

という言葉が、何度も頭の中を駆け巡り未だ頬を赤く染めていました。

(ダメ、止まんない)

俯いて顔を隠すようにしながらも、零れ出るように沸いてくる笑みを止めることが出来ません。

 

その夜、皆が寝静まった頃…、男子部員が寝ている部屋の襖が静かに開けられました。

足音を殺しながら歩くその人物の向かう先には、夏生の姿が。

気配に目を覚ますと、その眼前には頬を赤らめながらも意思を感じさせる表情をした雅の姿がありました。

「藤井くん、あのね、話があるの」

 

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『ドメスティックな彼女』ネタバレ233-234話のまとめ

夏生への想いが止められなくなってきた雅ですが、真面目な彼女はまず陽奈に彼との関係を聞きにきました。

本人から、姉として、と言われる事で心から安堵して、自分の恋に向き合えるという心持ちになったようですね。

一方、気にしないように沈めていた気持ちを掘り起こされた陽奈の方はモヤモヤとした思いが湧いてしまったようです。

不器用ながらも恋にも向かって行こうとする雅を応援するのは、一見犬猿の仲に見える寧々。

一生懸命に立ち向かっていく姿は誰の目にも眩しく映るのでしょうね。

電撃コンバートにより役者に転向した夏生ですが、いつまでも新米のままでは、ということで新部長水沢から課題が出されました。

合宿最終日にテストするということで、前部長楢達の想いに応えるためにも前向きに取り組む夏生。

夏生を宣言通り積極的にサポートする雅ですが、そんな彼らの姿を見た新入部員が「付き合っているのかな」と勘違いしてしまう場面が。

困る夏生でしたが、雅は周りからそう見て貰えることに嬉しさが零れてしまいましたね、そこで歯止めの効かなくなった雅はついに夏生に直接攻撃を開始しそうです!

愚直とも思えるほどにひたむきな想いを向ける雅に、夏生はどう答えるのでしょうか!?

楽しみな展開になってきましたね!

 

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