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最新ネタバレ『五等分の花嫁』87-88話!考察!『私と姉妹①』

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三玖が決死の覚悟で風太郎にした「好き」という告白は、”五つ子姉妹”に、という事にしてシスターズウォーは一応の幕を閉じました。

ちょっと前の風太郎では全く気付けなかったでしょうが今の彼には色々と”思い”当たる事はあります。

が、この場は姉妹たちの時間という事でひとりその場を離れました。

姉妹水入らずとなったところで、それぞれ謝罪と感謝の言葉を交わし合います。

暗躍していた一花は迷惑を掛けてしまった風太郎に直接謝罪しにいき、その際「全部嘘だよ」と全てを無かったことにしようとしました。

盗撮騒ぎになっていた謎の手やカメラは、実際は風太郎が班員に頼んだものでした。

”五人姉妹の思い出”を誕生日プレゼントのお返しとしてアルバムにする為に、色んなシーンを撮影する時にところどころで見つかってしまったのが原因でした。

風太郎はそのアルバムを”零奈”に渡します。

”零奈”を通して姉妹たちに渡して貰う事、そして”零奈”と出会えたから多少なりとも変わる事が出来た事を感謝して。

風太郎がプレゼントを渡して帰ったあと…”零奈”の変装をした五月の下へ四葉が訪れます。

その四葉に五月は言いました。

「打ち明けるべきです…、五年前…本当に会った子はあなただったと」

 

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『五等分の花嫁』87話!のネタバレ

それでは『五等分の花嫁』87話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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瓜五つの仲良し姉妹

「先生が言ってたんだけど、瓜を半分に切っても同じ形だから『瓜二つ』って言うらしいよ」

思い出の会話は、そんな言葉から始まりました。

瓜って何?等と聞きかじった諺は覚えていても意味は深く分かっていない様子です。

瓜ならメロンも?と口々に言い合う中、うーん…、と四葉が唸ります。

「どうしたの四葉」

問われた四葉が答えます。

「瓜は五つに切っても同じなのかな」

真剣な顔で悩む四葉の言葉を聞いて姉妹たちは笑顔で答えました。

「あはは、じゃぁ私たちは『瓜五つ』だね」

服装、腰より長く伸ばした髪も五人ともお揃いです。

五人は連なって土手を歩いて行きました。

「おーい!そこの五つ子!良いところに来た!」

ゆるくパーマのかかった髪に泥棒ヒゲ、ユニフォームをきた男性が眼下から手を振りながら声を掛けてきました。

「あ、監督だ」

「ヘボ監督」

ヘボ監督、と呼ばれた男性は、おいおい…、と嘆息すると

「大人だって傷つくんだぞ、二乃よ」

と、言いました。

途端、ブーと不正解と思しき音を声で表現されます。

「私、三玖」

「私が二乃だよ」

二乃だと思って窘めた子が三玖だった現実に、監督は叫び声を上げました。

「ぬわぁぁぁ!未だにわからん!!」

しかしすぐに気を取り直すと謝罪の言葉を口にします。

「ってすまんな…、お前らも間違えられるのは良い気分じゃないだろ」

謝られた五つ子姉妹はケロっとした様子で、別に気にならない、と返事をしました。

「そっくりは私たちにとって誉め言葉だから」

ニッコリ笑顔で答え、

「そこがウリってやつ?瓜だけに」

と、五人の中で流行っている瓜トークまで始まりました。

ひとしきり話したところで五人姉妹は、その場を後にします。

「じゃぁ行こっか、四葉お財布忘れないでね」

はーい、と返事をする四葉も含め五人が背を向け歩き出すと、その背中に監督が待ったを掛けます。

「ま、まってくれ!そんなお前たちに頼みがある」

「えー、もしかしてまた?」

何度も頼まれているのか、すぐに察知して返事をする姉妹に、監督は真剣な表情で頼みます。

「もうすぐ練習試合だ、五人とも助っ人で参加してくれ!」

 

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五人姉妹はいつも一緒

ピピーとホイッスルが鳴り相手チームのキックオフからサッカーの練習試合が始まります。

…が、ボールを蹴り出したキッカーは周りを見回して驚きのあまり思考が停止してしまいます。

目の前でディフェンスに当たっている二人が全く同じ顔形をしていらからです。

「いただき!」

勢いよく駆け寄りボールを奪うその人もディフェンスの二人とは、別の人なのに同じ顔形です。

ええっ!?と戸惑いを浮かべている間に、五人姉妹は素晴らしいパスワークを魅せ、敵陣に切り込んでいきます。

名前を呼ぶだけの簡単な合図で、ワンツーは勿論スルーパスまであっさり決めるとゴール前まであっという間に攻め切りました。

「四葉!」

声と共に上げられたセンタリングに、

「任せて!」

と返事をした四葉が左足からのダイレクトシュートを決め、敵ゴールネットを揺らしました。

 

嬉しそうな監督の笑い声が響きます。

「今日もお前たちのおかげで大勝利だ!五つ子の以心伝心が如き息の合ったコンビネーションは見事!相手のマークを混乱させるおまけ付きだ」

早口に解説まで入れる監督に、五人姉妹は口を尖らせます。

「もー、これで何回目?私たちそんなに運動得意じゃないんだけど…」

「いいや、お前らは上手くなってきてるぞ、特に四葉!」

急に話題に上がった四葉が、タオルで汗を拭いながら驚きの声を上げます。

「え、私?」

五つ子姉妹は顔を見合わせます。

本当かなー、五つ子だからそんなはずない、と一人だけが突出した何かを持っているという意見に懐疑的です。

「ヘボ監督適当なこと言わないで」

「いいや!俺の目に狂いはない!四葉をお手本にしてしっかり練習するんだぞ!」

真剣な表情で言いつける監督。

そんな真剣な監督の言葉を受けた姉妹たちの答えは…。

「もう!私たちサッカーに興味ないって、試合終わったなら早く行こ!お店閉まっちゃう!」

 

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大切な退院祝い…

「なんだ?買い物だったのか?」

「うん、お母さんにプレゼントあげるんだ」

監督からの質問にそう答えると、あの美人の!と監督は色めき立ちます。

「病気が治ったお祝いなんだ」

「この日のために五人でお小遣い貯めたんだよね!」

口々に嬉しそうに語る姉妹たちの様子をみて、それは良かった…!と感想を漏らす監督。

「俺も何か差し上げたいが…、そうだ君たちお父さんはいらないかい?」

目を輝かせながら言ってくる監督に、苦笑しながらダメだよ、と答える五つ子。

「お母さん最近、よく男の人と会ってるから」

ショックを受けた様子の監督に追い打ちを掛けるかのように、それぞれの口から情報が付け加えられます。

「若い人だったよね」

「病院の先生だっけ?」

顎が外れてしまいそうな程にあんぐりと口を開けながら聞いていた監督は、やおら大声を上げました。

「くそーっ!やはり知性と経済力なのか!こんなことならもっと勉強しておけば良かった!」

ガックリと膝を付く監督の背中に、じゃそういうことで…、と声を掛けながら五人姉妹は買い物に向けて移動を開始します。

何を買おうか、という疑問に一花が独断で、お花!と決めます。

「花束にしよ!お花屋さんにしゅっぱーつっ」

強引だなー、といいつつも反論は無いようで皆で後をついて行きます。

「じゃぁ100本のバラとか?」

「母親にはカーネーションって聞いたことある!」

「100本のカーネーションかー」

買うものも決定!ということで財布を管理している四葉に声が掛かります。

「それならあの無表情のお母さんも笑ってくれるかも、四葉いくらあったっけ」

えーっと…、とポケットを探る四葉。

「あれ…?お財布…どこやったっけ?」

 

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以心伝心!

「そっち見つかったー?」

「こっちはないみたい」

声を掛け合いながら広い土手を捜索します。

「サッカーの前まであったならこの辺りだけど…」

ドレスが汚れるのも構わずしゃがみ込みながら探す姉妹たちの呟きを受け、四葉は走り出します。

「私もっと奥探してくる!」

(どうしよう、私のせいだどうしよう!)

自分の管理ミスを責める四葉の顔はみるみる青ざめていきました。

 

「ごめんみんな、私のせいで…」

五人で一生懸命探したものの財布は見つかりませんでした。

四人の前に一人出た四葉は皆に向き直って謝罪の言葉を口にしました。

しかし四葉を責める者はいません。

「誰が持ってても失くしてたんだよ、きっと」

「誰かの失敗も五等分だからね」

温かい姉妹たちからの言葉に、四葉は涙を浮かべました。

「みんなぁ…ごめーん」

やりとりを見守っていた監督が目頭を押さえて言います。

「くっ美しき姉妹愛…最高だぜ…、もう俺が金を出す!それで花でもなんでも買ってこい!」

熱い監督からの申し出は完全にスルーして、

「それでね…、代わりって訳じゃないんだけど…そこで綺麗なお花を見つけたんだ、……これ、どうかな…」

「四葉、それは…」

おずおずと差し出した花を見た姉妹の反応に

「あ、ごめん、こんなの都合よすぎ…」

と、手を引っ込めようとすると他の四人もそれぞれ同じ花を出しました。

「私たちも見つけてたんだ、そのお花」

「やっぱ五つ子だねー」

五つ子姉妹は笑顔で駆け寄り合いました。

 

「帰りました…、?帰りました、いないのですか?」

家のドアが開けられるも部屋の中は真っ暗です。

声を掛けながら部屋の奥へと進んで行くと、パっと電気が付けられました。

「お母さんおめでとう!元気になってよかったね!」

駆け寄り差し出される五人姉妹の手には、土手で見つけた花が花束になっていました。

「見てー、これ皆で集めたんだ」

「今日もお仕事おつかれさま」

「いつもありがとう」

花束を差し出しながらそれぞれ感謝を伝えますが、母は此方を見たまま固まっています。

「あれ…?止まっちゃった、やっぱこれじゃぁ…」

一瞬弱気になったのとほぼ同時、母は膝を折り五人姉妹を全員いっぺんにギュっと抱き寄せ、顔を埋めると言いました。

「私にとってはあなたたち五人が健康に過ごしてくれるのが何よりもの幸せです…、こちらこそありがとう」

 

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出会いは…

「五月!いつまでくっついてるの!」

「早くしないと修学旅行に置いて行かれちゃう」

改札の前で母の腰にしっかと抱きつく五月を引き剥がして、引っ張りながら一花が言います。

「お母さんと離れるのが嫌なのは、皆同じだから」

五月の腕を引きながら歩いていると目線に、ある人物の姿が入ります。

「あ、あの人またいる」

「ああ、お医者さん」

脳裏にはその人物について尋ねた時の母の様子が思い起こされます。

「お母さん、あの人って…」

「そうですね…、いずれ紹介しますが…、あえていうなら…、私のファン、らしいです」

伏目がちになりながら頬を赤らめて言う母の姿は、いつも見ている姿とは違うものでした。

 

新幹線に乗り移動中、ガードゲームに興じつつ五人姉妹は話し合います。

「お母さんのあんな顔初めて見た」

やっぱ彼氏なのかな、と感想を言い合います。

「お父さんかぁー、どんな人なんだろ」

「気が早くない?」

京都の観光中もお母さんの事について語り合いながら探索していると、前方不注意から同じ年頃の少女と思い切りぶつかってしまいました。

お互い額を押さえ擦りながら、謝罪の言葉を述べあいます。

どうやら他の学校の修学旅行生だったようです。

「さすがに混んでるね、迷子になっちゃいそう」

ようやく少し心配になった五人姉妹はお互いに手を繋いでいくことにします。

「はい、四葉も」

振り返り手を出しますが…、

「あれ?四葉…?」

その姿はありませんでした。

 

その頃四葉は一人で居ました。

「うーん…、あれも違う…えらいことになってしまった…」

通路の上から下の道を見ながら、探しますが他の姉妹は見当たりません。

(早く見つけないと私だけ取り残されちゃう、私たちは五人一緒じゃなきゃいけないのに…、本当にそうなのかな?…皆のところに戻った方がいいんだよね…?)

不安な気持ちに苛まれていると、階段に一人で腰掛けている少年の姿が目に留まりました。

「あーあ、あの男の子みたいにひとり旅できる勇気があればなー」

少年の様子を見ていると、知り合いではなさそうな女性が寄っていき、まもなくすると警察がきて少年を囲み、なにやら揉めているようです。

四葉は上の通路から声を掛けます。

「その人は無罪だよ」

突然の四葉の声に、少年も警察も女性も、皆が振り向きました。

「私見てたもん」

知らない人たちに一人で向かわなきゃいけない事態に、下からは見えないようにギュっと拳を握り、そのことは顔に出さないようにしつつ言うと、金髪にピアスを付けた少年が口を開きました。

「お前、誰?」

 

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『五等分の花嫁』ネタバレ87-88話のまとめ

「瓜二つ」どころか五つ子故に「瓜五つ」、ということで髪型も服装も全く一緒の仲良し五人姉妹の過去話です。

幼い頃の五人姉妹は、今以上にそれぞれの存在が大切、というかまるで”自分”のようにとらえていて「そっくりは私たちにとって誉め言葉」と言っていましたね。

得意なわけでもないサッカーでも瓜五つな見た目と以心伝心を上手く使って、素晴らしい活躍を見せていました。

姉妹たちとしては、五つ子だから同じ能力、と考えているようでしたがサッカーチームの監督等大人の目線から見るとそれぞれに少しずつ違う才能がある、というのが分かるようでしたね。

お母さんの退院祝いを購入する為に皆で貯めたお金を管理していたはずの四葉が財布ごと失くしてしまったときも、責めることなく「誰かの失敗も五等分」とすぐに言えてしまえるのは、自分と姉妹との境界線が近いせいかも知れませんね。

感情をあまり外に出さない?出せない?お母さんと、現代と比べるとあまり豪勢とはいえなそうな暮らしをしているようですが、母娘共に仲睦まじく暮らせていて心が温まりました。

そんな最中修学旅行で、京都に来た五人姉妹。

ですが、四葉だけがはぐれてしまいましたね。

はぐれてしまった四葉が見掛けたのは、警察に何だか問われている少年・風太郎。

本当に会った少女・四葉はこのあとどうやって風太郎と仲良くなるのでしょうか!?

第一声は好意的…とは思えませんが、楽しみですね!

 

この記事の関連記事はこちらからです⇩

⇒『五等分の花嫁』89話!『私と姉妹②』・・

⇒『五等分の花嫁』88話!『私とある男子①』・・

⇒『五等分の花嫁』86話!『シスターズウォー エキシビションマッ・・

⇒『五等分の花嫁』85話!『シスターズウォー七回戦(裏)』・・

 

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