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【ゴールデンカムイ】鈴川聖弘は天才的すぎる詐欺師!?鈴川の華麗なる変装歴とは?長い逃亡劇の結末は?

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刺青囚人の一人・鈴川聖弘は、変装を得意とした詐欺師で、他人を騙し生き続けた男。

刺青囚人の中では地味めなので話題にあがることは少ないですが、天才的な変装術で杉元たちを惑わせたり白石奪還に貢献したりと、彼もまた作品を大いに盛り上げた名キャラクターなのです。

そこで今回は変幻自在の天才詐欺師・鈴川聖弘に注目し、彼の生き様をしっかりご紹介したいと思います。

 

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【ゴールデンカムイ】常に変装している天才詐欺師

鈴川は囚人と言えど殺人犯などではなく詐欺師

暴力ではなく、人を騙すことによって金品を奪ってきました。

詐欺師としての性分が植えついており「鈴川聖弘とはこうだ!」という実像がありません。

常に変装しているような状態で、もはや本当の姿というのが存在しないのです。

彼曰く実在の人物に成りすます際のポイントは、その人物と似ていない部分を減らすこと。

上級詐欺師の変装の心得は“似せる”ことより“違和感を減らす”ことなんですね。

 

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【ゴールデンカムイ】巧妙な手口で結婚詐欺を繰り返す

鈴川の罪状は結婚詐欺

アメリカ軍の大佐に成りすますという巧妙な手口で、裕福な家の女性を狙って詐欺を繰り返していました。

見た目しょぼくれた爺さんなので結婚詐欺とは信じがたいですが、要は人に「思い込み」を与えることに長けており、米国大佐や英国王室の血筋といった権威ある肩書きを利用して人を盲目的に信じ込ませるのです。

人は「思い込み」によって多少怪しいことがあっても都合よく解釈するのだと語る彼の言葉は、私たちも胸に留めておきたいところですね。

 

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【ゴールデンカムイ】網走監獄でのっぺら坊と出会う

結婚詐欺によって捕らえられてしまった鈴川ですが、網走監獄に収監されたことで運命が変わりました

のっぺらぼうと出会い暗号の刺青を施され、土方らとともに脱獄することとなったのです。

 

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【ゴールデンカムイ】樺戸監獄で集団脱獄を指揮

網走監獄脱獄後に鈴川がしたことは、樺戸監獄の囚人の脱獄手引き

政府の高官に成りすまし内部に潜入するという、詐欺師としての実力を活かした巧妙な手口で大胆に牢の鍵を開け、凶悪犯たちを脱獄させました。

 

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【ゴールデンカムイ】アイヌ村を乗っ取る

樺戸の囚人たちを脱獄させた鈴川は、彼らを率いて近くのアイヌコタンに潜伏していました。

しかも“潜伏”と語るには生ぬるい話で、彼らはなんと村の男たちを全員殺し、女たちを脅して村を乗っ取り堂々と生活していたのです。

旅人が訪れてきた際には正体がバレぬよう寝込みに殺害するという非道ぶりで、更には熊岸長庵を監禁し偽札を作らせていました。

 

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【ゴールデンカムイ】杉元一行に遭遇

しかし偽アイヌとして生活していた鈴川らにある日不幸が訪れます。

それは杉元一行の来訪

たまたまその村を訪れた杉元一行には、アイヌのアシリパと疑り深い尾形がいました。

彼らがすぐ偽アイヌの挙動に違和感を覚えたため、あれよあれよという間に鈴川たちの素性がバレてしまったのです。

そしてトイレに行ったまま戻ってこないアシリパの身を危惧した杉元の怒りを買い、男たちを殺された女たちの憎しみが爆発し、熊送りの儀がされていなかったヒグマが飛び出し、村は一気に修羅場と化しました。

次々駆逐されていく偽アイヌ。

杉元一行との遭遇は、犯罪に犯罪を重ねた凶悪囚人たちに下された天罰だったに違いありません。

 

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【ゴールデンカムイ】姉畑情報を提供し命拾い

そもそも不死身の杉元、不敗の牛山、凄腕スナイパー尾形を相手に敵うはずもなく、気づけば偽アイヌの囚人たちは鈴川を残し全滅していました。

彼らを率いていた鈴川も当然許されるべきではなく今にも刺青人皮になる寸前でしたが、彼はある切り札で危機を逃れました

それは釧路に刺青囚人がいるという情報

鈴川はその情報と、アシリパが皆を引きとめたこともあり無事処遇が見送られたのでした。

元が詐欺師のため信用されたとは言えませんでしたが、杉元たちは鈴川の言葉を元に新たな刺青囚人・姉畑支遁に出会うことが出来たのです。

 

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【ゴールデンカムイ】白石を助けるため監獄長に変装

無事命拾いした鈴川は詐欺師としての能力を、第七師団に捕まってしまった白石の救出のために使われることになりました。

潜入するための変装として鈴川自ら提案したのは、網走監獄の犬童典獄

鈴川は例によって本人と似ていない部分をどんどん省いていき、似ても似つかないそのしょぼくれた姿をあっという間に厳格な顔つきの犬童にして見せたのです。

それは土方ら犬童を知っている者たちですら思わず息を呑むほどの仕上がりでした。

しかも鈴川の変装術は外見だけではありません。

その実力は想像以上で、計画通り淀川中佐に会うことが出来た鈴川は、贋札や世界情勢を用いた巧みな話術で淀川中佐をみるみる丸め込んでいったのです。

 

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【ゴールデンカムイ】鯉登少尉のきわどい質問

白石奪還まであと一歩までこじつけた鈴川。

順調に事を運んでいたその時、鶴見の派遣した鯉登少尉が現れました。

鈴川を疑う鯉登は、本物の犬童が流暢に使いこなすという「薩摩弁」を投げかけ正体を破ろうとします。

予定外の事態、しかし鈴川の詐欺師としての真価はこの先にありました。

なんと彼は鯉登の問いに卒なく薩摩弁で返してみせたのです。

犬童が薩摩弁に精通していることを知っていた鈴川は短期間で薩摩弁を修得し、もはやその変装レベルは“薩摩弁を流暢に使いこなす犬童”にまで到達していたのです。

鈴川が変幻自在の天才詐欺師である所以は、表面だけでなく対象の背景まで取り込んでから挑む周到さにありました。

 

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【ゴールデンカムイ】あっけない詐欺師としての最後

第二次世界大戦中に暗号として使われていたこともあるほど他県民には難解な薩摩弁も見事に身につけ、完璧な犬童ぶりかと思われたその時、鈴川は致命的なミスを犯しました。

スムーズに薩摩弁での会話が進む中、「相当な飲兵衛だと聞いた」と言う鯉登に「近頃は弱くなった」と答えた鈴川犬童。

しかしそれが鯉登のカマかけでした。

鶴見から「犬童は下戸」だと聞いていた鯉登は迷わず発砲。

ほんの一言が文字通り致命的なミスとなり、鈴川はその一撃で即死してしまったのです。

何者かに成りすまし生き続けてきた男の人生は、何者かに成りきれなかった瞬間にあっけなく幕が閉じられたのでした。

 

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まとめ

鈴川聖弘は外見から中身まで完璧に他人に成りきり騙す詐欺師であり、対象を観察し学び、それを短期間でも身につけて見せるところが天才詐欺師たる能力の高さです。

ただどれほどの天才詐欺師でもどこかしらに穴がある、完璧ではないということを教えてくれましたね。

アイヌの文化が一朝一夕でマネ出来るものではない奥深さだということも教わった気がします。

彼は杉元たちが熊岸長庵に会いに行く道中で偶然出会い、ちょうど捕らえられていた白石救出に一役買い、この後の伝説の囚人・姉畑の話へバトンタッチするという面白い流れで登場しました。

たまたま出会ったにしては重要度が高いので今一度注目して欲しいキャラクターです。

コミックス9巻10巻で登場しています。

 

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