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最新ネタバレ『ドメスティックな彼女』229-230話!考察!『偏見と差別』!

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この記事を読むとわかること

  • 時弥が同業者を殴りつけて瑠衣への気持ちを公言する。
  • 瑠衣が人種差別についてショックを受けるが、ダニエラに支えられ立ち直る。
  • 瑠衣と時弥が一緒に頑張って料理の技術を向上させる。

夏生と別れたことをアルに告げた瑠衣。

その真意と気持ちの告白を時弥は期せずして知ってしまいました。

アルに口に出し”言葉”として伝えたことで少し心の整理が出来たのか、瑠衣はまた前向きに仕事に取り組み始めます。

そんな彼女を目で追ってしまう事が多くなる時弥。

職場に漂う男女差別の空気。

そんなことは気にも留めず新メニューを前菜コンペに出す為に瑠衣は居残って研究を続けていました。

あと一味が足りない…、そのアイディアを埋めたのは時弥でした。

頑張る瑠衣を時弥も手伝い、納得のいく新メニューが完成しました!

瑠衣の一挙手一投足にドギマギさせられてしまう時弥でした。

しかし、そんな彼の目に同業者が瑠衣に向ける下卑た視線と陰口。

溢れる気持ちを止められない時弥は下品な同業者を殴りつけ、瑠衣への気持ちを公言しました…!

 

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『ドメスティックな彼女』229話!のネタバレ

それでは『ドメスティックな彼女』229話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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語られない気持ち…

「悪いかよ、クソ野郎」

殴りつけた相手を見下ろしながら告げる時弥。

わざわざ分かりやすく公用語で伝えた言葉は相手の気持ちを激昂させました。

「アジアの猿が!!おめーらいるだけで目障りなんだよ!」

黒髪短髪の外人男性は怒鳴り声を上げながら時弥に掴みかかりました。

黒短髪の大声に厨房にいる面々も騒ぎに気付きました。

「おい!お前ら何やってる!ベンどうしたんだ、後輩苛めか?」

コックスーツを身に着け清潔そうな髪型の男性が一早く駆け寄り、仲裁に入ります。

ベンと呼ばれた黒髪短髪の黒人男性は大声のまま否定します。

「違いますよ!こいつから殴りかかってきたんだ!」

「そうなのか?トキヤ」

ベンの証言を確かめようと、コックスーツの男性が時弥に確認を取りますが伏目がちに視線を落としたまま時弥は答えませんでした。

「梶田…どうしたの?何かあった?」

騒ぎを聞きつけた瑠衣が時弥に声を掛けるも無言を貫きます。

「トキヤちょっと来なさい」

コックスーツの男性に促されるまま、時弥はその場を後にしました。

 

日中、目まぐるしく回転する厨房で隣の男性に遠慮がちに瑠衣は声を掛けます。

「あの…すいません、今日梶田って…」

問われた男性に聞いた話では時弥は3日間の謹慎処分を受けたようです。

 

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考えたこと無かった事

「ただいまー」

ダニエラが帰ってきたので、おかえり遅かったね、と瑠衣が返事をします。

それを受けたダニエラは帰り際に話しこんじゃって、と言い御蔭で時弥が暴れた理由が分かったと言いました。

理由は瑠衣。

そう伝えられた瑠衣は目を丸くして問い返します。

「最初ベンとリアムがルイを見てゲスいこと話してたらしいの、『日本の娘は白人に尻軽いから誘ってみよう』とかなんとか…それを聞いたトキヤが頭にきて手ェ出しちゃったみたいよ」

ダニエラの話を聞くにつれて瑠衣の顔に不安が浮かんでいきます。

「あいつらホンットムカつくんだよね、先に殴ったトキヤが…」

と、話を続けるダニエラでしたが瑠衣の様子がおかしいことに気が付きます。

言葉を止めて瑠衣の反応を待つと、

「日本人ってそういう風に見られてるんだ」

青褪めた顔をしながらやっとといった感じで口を開く瑠衣。

ダニエラはそんな瑠衣を強くハグします。

力強く抱きしめた後は額に軽く口づけました。

「かわいいルイ、傷つかないで…これが”偏見”であり”差別なの”」

自分も出て来たばかりの時には、無視やらなんやら色々あったよ、と語ります。

「どうしても差別意識の強いヤツもいる…真に受けちゃダメ」

優しく親身になってくれるダニエラに癒されながらも、手に持ったカップから熱を得ようとする様に両手で持ちながら瑠衣は自分の考えをまとめようとします。

「でも…なんだろ傷つくっていうか…、戸惑ってるのかも……、日本にいた時は自分が多数派で人種でバカにされることはなかったし…、そういうの意識できてなかったから…」

瑠衣の意見をゆっくりと受け止めたダニエラは諭すように言います。

移民で出来たこの国には差別の歴史がある、と。

価値観を認め合えれば良いけどもそれは簡単な事では無いようだ、という事も。

それを伝えた後で、自分の体験から導かれた言葉を瑠衣に伝えます。

「悲しいけどこれからも嫌な思いはすると思う、でも何て言われてもルイの価値が失われるワケじゃないよ」

自分は何をすべきかどうありたいかを思い出して、と続け瑠衣の目を真っすぐ見つめるダニエラ。

「そこがブレなければ、きっと大丈夫だから」

 

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責任を感じて…

キィ…となるドアの開く音に振り返ると瑠衣が立っていました。

振り返り時弥が声を掛けると

「部屋行ったけどいなかったから屋上かなって…、ちょっと味見して」

瑠衣は手に持った皿を差し出してきます。

「この間のやつ柚子のソースで作ってみたんだ」

あれからまた色々試してさ、という瑠衣に促され口にスプーンを運んだ時弥に電撃が走ります。

「美味い…!」

思わず飛び出した時弥の反応に嬉しそうな声を上げ聞き返す瑠衣。

「前のオレンジソースの時より数段良くなってる、ソースがあっさりした分ムースの味を濃くしたのもいい判断だ」

時弥の感想を聞き終えた瑠衣は少し間を開けて、時弥に聞きました。

「…謹慎、あたしが原因だったんだね」

返答しない時弥に、人づてに聞いちゃった、と瑠衣は告げました。

「俺が手を出して勝手に謹慎になっただけだ、お前が気にすることじゃない」

時弥の気持ちを聞いても瑠衣が納得しない為、時弥は自分の事を少し語ります。

「どこにでもある話だ…、新参者が疎まれたりバカにされたりするのは」

15で料理の世界に入った、と話を始める時弥も自分の半生を振り返ると、同じ人種であっても嫌な事をしてくる人は必ずいるということを理解してしまっていました。

「だから割と慣れてる、でもお前は別だ…、海外に来ることは俺が誘った」

 

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決めたのは…!

「橘には日本に残って仕事を続ける道もあったのに、それでも一緒に来た」

その覚悟や努力を俺は見て来てる、と真剣に作業に取り組む瑠衣の姿を思い浮かべながら時弥は語ります。

「だからそれが軽んじられるように見られるのが、どうしても許せなかった」

それが瑠衣に対する時弥の責任だ、とでもいうような想いを告げる時弥の視線は下を向いていて目が合いません。

「それは違うよ梶田、あたしは誘ってもらったから来たんじゃない」

瑠衣の強い気持ちを受けて時弥が伏せていた目線を上げると、しっかり目が合います。

「あたしは自分で決めて、自分のために海外に来たの…、だから責任とか感じないで」

一瞬たりとも目を逸らさずに言った瑠衣に、時弥は目を見開きます。

蔭口に怒ってくれたのはありがたいけど…、と照れたように頭を掻く瑠衣は

「これからもそういうことあるかもしれない、嫌なこと言われたりとか…、でも絶対負けないよ、そんなのに足引っ張られるの悔しいじゃん」

自分の考えを時弥に語り、そして右手を差し出しました。

「だからこれからも一緒に頑張ってこ?」

差し出された右手を呆然と眺める時弥に、

「あたしら美味しいもの作る為に来たんだからさ」

といった瑠衣は最後に強い視線で時弥に宣戦布告します。

「ついでに梶田にだって負けないから」

夏生の事で落ち込んでいた瑠衣の表情が頭に過ぎり、彼女の付けているネックレスが時弥の目に留まります。

が、そのことはおくびに出さず時弥は固く握手を交わします。

「こっちのセリフだ」

 

「え、ど…、どういうこと?」

ところ変わって日本。

一人暮らしをする夏生の部屋に陽奈が正座しています。

その隣には大きめのバッグが置かれています。

夏生を睨むかの如く強い視線をぶつける陽奈に、夏生は再度確認します。

「ここに住むって…」

 

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『ドメスティックな彼女』ネタバレ229話のまとめ

瑠衣のためとはいえ、同業者に手を出してしまった事で時弥は謹慎処分となりました。

本人は語りませんでしたが、回り回って伝わってしまった情報を精査すると原因は「瑠衣」でした。

”人種差別”について深く考えていなかった瑠衣はそんな事が行われていたという事にショックを受けてしまいますが、頼れる同居人ダニエラのまるで姉のような深い愛情によってすぐに立ち直れましたね。

立ち直った瑠衣は、自分のせいで謹慎になってしまった時弥に努力の成果を差し出します。

二人で作った完成品よりも、更に研鑽された成果物に時弥は驚きを隠せませんでした。

時弥の気持ちは愛情の他に責任もあったようですね。

連れてきてしまった、という責任を感じていた時弥に選んだのは自分だと告げた瑠衣。

とりあえずは、戦友として強くなろうと誓う二人。

心も技術も強くなった瑠衣の活躍に期待!ですね!!

 

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