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【ゴールデンカムイ】1度きいたら忘れられない名言!アイヌ語だけじゃない!心に残る名言集

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アイヌ文化を丁寧に描いているゴールデンカムイでは、「ヒンナヒンナ」「オソマ」といったアイヌ語の言葉が印象深いですよね。

しかしゴールデンカムイに出てくる名言はアイヌ語だけではありません。

そこで今回は数あるゴールデンカムイの名言の中から、『覚悟』を観点として心に残るセリフを集めてみました。

 

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【ゴールデンカムイ】アシㇼパ「弱い奴は食われる」

マタカリプ(ヒグマ)の獲物である後藤の遺体を手放せない杉元に対し「兵士なら戦え」と提案したアシリパが冷静に言い放ったこの言葉。

「弱い奴は食われる」

気が荒くなっている凶暴なヒグマと戦ってでも遺体を連れていくのか、杉元の覚悟を問う言葉でした。

生半可な気持ちは死に直結するという忠告です。

自然とともに生きるアシリパが和人に対し口にした脅しのような台詞ですが、戦争を経験した杉元にはその弱肉強食たる自然の摂理が充分に理解出来ました。

実はこれは元々アシリパが幼い頃に父ウイルクから聞いていた言葉

当然「力が無ければ生き残れない」という意味ではありますが、ウイルクは「間違った情けや優しさは弱さにもなる」として、時に冷酷なほど生きるためには貪欲な判断をしていかなければならないということも教えていました。

その教えが含まれたこの言葉には、生きたいと思うならば生きるという強い覚悟で判断できる者しか生き残るに値しないという生死の厳しさが込められているのです。

 

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【ゴールデンカムイ】土方歳三「生き残りたくば死人になれ」

“覚悟”と言う意味で似たような言葉を、幕末の“生き残り”土方歳三も口にしています

「生き残りたくば死人になれ」

戦で大事なのは頭数の多さではなく、命を捨てる覚悟が出来ている者がいるかどうかだと語る土方。

命の懸かった戦場では、死ぬ覚悟で臨む者には自然と勝利が微笑み、生きようとして安全な策に走ろうとする者は逆に敗北を喫することになると言いますよね。

死人であればもはや死に対して恐れも迷いも持つことが無くなります。

恐れ知らずの死人となりただ前へと進むことが結果、生存そして勝利に繋がるということを土方は説いているのです。

自ら死に近づくことによって生き延びる活路を見出す「不死身の杉元」の戦闘スタイルがまさにこれだと言えるでしょう。

作中で杉元が土方の若い頃に似ているなんて言われていますが、こういった覚悟の在り方がそう感じさせるのかもしれませんね。

 

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【ゴールデンカムイ】二瓶鉄造「一発だから肝が据わるのだ」

先述のアシリパが伝える『生きる覚悟』と土方が伝える『死ぬ覚悟』は正反対のように聞こえますが実は同じで、どちらも生きるために必要な覚悟です。

そのどちらとも常に隣り合わせている人物が二瓶鉄造

猟師として山で生きる彼は単発の村田銃で狩りを行っているのですが、その際予備の弾を持たずヒグマと対峙しています。

予備弾を持てばその分チャンスがあると勘違いするとし、撃ち損じ=死という一発勝負に敢えて身を置くことで己を奮い立たせているのです。

「一発だから肝が据わるのだ」

背水の陣とも言える二瓶のこの精神は、彼が自分を獣と同等、食うか食われるかの自然の一部として捉えているからこそ辿り着ける境地。

この生き死にへの覚悟こそが彼を“伝説の熊撃ち”たらしめているのです

 

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【ゴールデンカムイ】鶴見中尉「我々の戦争はまだ終わっていない」

日露戦争に勝利した日本。

その勝利に貢献したのが旅順攻囲戦で活躍した陸軍最強と言われる『北鎮部隊』ですが、当時彼らを率いる小隊長であった鶴見中尉はこんなことを言っています。

「我々の戦争はまだ終わっていない」

実は多くの戦死者を出した第七師団は、激戦の二〇三高地を制したにも関わらず勲章や報奨金も貰えなかった上、陸軍内で冷遇されるようになったのです。

よって日本とロシアの大きな戦いには区切りがついたものの、鶴見は共に戦った仲間や遺族のためそこで終わりとは考えず、北海道に軍事政権を作ろうと動き出しました。

つまり鶴見率いる第七師団は未だ彼らの明るい未来を勝ち取るための戦争を続けているのです。

鶴見のこのセリフは、自分たちが受けた仕打ちへの怒りと、国の中央とも戦う覚悟が込められた言葉なのです。

 

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【ゴールデンカムイ】杉元「金じゃねぇ、惚れた女のためだ」

金塊を狙う第七師団の一人・尾形と対峙した際、「戦争で拾った命は金には換えられない」と金塊から手を引くよう忠告された杉元はこう言います。

「金じゃねえ、惚れた女のためだ」

杉元は亡き親友の遺言のために金塊を狙っていますが、その内容な親友の妻のため。

確かに杉元は彼女を想ってはいるものの、ここで敢えて「惚れた女のため」と言うことで相手に“理屈では引かない”印象を与えています

この言葉によって、どれだけ危険でも金塊を手に入れるつもりだという覚悟を尾形に示しているのです。

それにしても「惚れた女」と堂々と言えるところに杉元の気持ちが感じられますよね。

 

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【ゴールデンカムイ】杉元「俺がくたばる時は安らかに死なせて貰おうなんてつもりは毛頭ない」

辺見和雄に戦争での殺人について問われた際、「顔だって忘れない、せめて忘れないでいるのが俺の償いだ」と語った杉元。

やらねばやられる、そんな弱肉強食たる戦場で杉元は自身が生き延びるための判断をしたにすぎません。

しかし彼はこう思っていました。

「そのかわり俺がくたばる時は安らかに死なせて貰おうなんてつもりは毛頭ない」

杉元は必要ならば鬼になるという覚悟で戦う傍ら、その際の殺人を自ら負った罪として真っ直ぐ受け止めているのです。

罰を受ける覚悟を持ちながらも進み続ける強い意志が感じられます

 

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【ゴールデンカムイ】白石「恋をしたから脱獄することにした」

白石は樺戸集治監に入れられていた頃、絵が得意だという熊岸長庵に春画を注文します。

しかし熊岸が書いたのは春画とは言えず、しかもお世辞にも美人とも言えない“シスター宮沢”の似顔絵

それでもその絵を見ては本人を想像し次第に彼女への想いを高めていった白石は、抑えきれない想いを行動に移します。

「恋をしたから脱獄することにした」

そして白石はシスター宮沢を求め脱獄しては捕まり、捕まっては脱獄を繰り返し、気づけば“脱獄王”と呼ばれるほどになっていたのです。

恋をしたシスター宮沢になんとしても会うという覚悟が、彼を脱獄王に変えたのでした

 

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【ゴールデンカムイ】辺見「生きてて良かった」

命の煌めきを求め殺人を繰り返していた辺見和雄

彼はついに自らの理想の死を実現してくれそうな杉元と出会いました。

杉元に刺青囚人の殺人鬼だとバレた辺見は杉元と戦い、そして殺されそうになりました。

その時に彼は心から実感します。

「生きてて良かった」

この言葉は生きている中でこの上ない幸せを感じた時に思わず発する印象ですが、辺見は自分の死に際にこの言葉を使っています

つまり杉元に殺されるこの瞬間が、間違いなく辺見の求めていたこの上ない幸せなのです。

殺されるために生きるというのは常人には理解できませんが、一見ありふれたこのセリフの真意は、理想の死を追い求め絶対に叶えるという覚悟を貫き生きてきたからこそ出てきた、辺見の死に際の独特な感情となっています。

 

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【ゴールデンカムイ】杉元「英雄なもんか、俺は死に損なっただけだ」

鬼神の如き戦いぶりで相手兵士をなぎ倒していた杉元は「不死身の杉元」として陸軍内でも名高く、日露戦争の“英雄”とも言われていました。

しかし本人は

「英雄なもんか、俺は死に損なっただけだ」

と自嘲気味に語ります。

杉元は自分が殺されないために必死に戦いその結果生き残っただけであり、命を懸けて戦った他の兵士と何も変わらないと言いたいのでしょう。

妻子を思いながらも無情にも戦死した親友・寅次も同じように生きる覚悟を持って戦っていたはずで、それを知る杉元は英雄視どころか生き延びたことにすら罪悪感を抱いているように見えます。

「死に損なっただけ」という軽い表現の中に、彼が戦争後に抱えている虚無感のような重い内面が表されているのではないでしょうか。

 

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【ゴールデンカムイ】杉元「俺は不死身の杉元だ!」

「俺は不死身の杉元だ!」

ゴールデンカムイで最も有名なセリフと言えるのがこれでしょう。

「不死身の杉元」と言うのは戦争時の杉元の戦いぶりを見た他の兵士がそう名付けたはずですが、今では杉元自身が己を鼓舞する際に使っています

彼は窮地に陥った際などによくこのセリフを叫んでいるのですが、そうしたここ一番の力を発揮したい時に自分で「不死身の杉元」と鼓舞しているのは、戦争時に持ち合わせていた生き残るための覚悟を呼び起こしているのではないでしょうか。

こんなところでは死ねない・死なないという強い意志が表れた言葉です。

 

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まとめ

名言から感じるのは、ゴールデンカムイのキャラクターたちは自身の強い覚悟の元に生きているから皆輝いているということです。

しかし互いに覚悟があればあるほどぶつかり合ってしまうもの。

金塊を巡り様々な想いが交錯するこの物語では、その衝突の中でまだまだ名言が出てきそうです。

是非彼らのセリフひとつひとつに注目しながら読んでください。

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒入れ墨囚人の笑える名言・名場面集!熱いだけじゃない!?変態・・

⇒一緒に言いたくなっちゃう!アシㇼパさんがよく使うアイヌ語ま・・

⇒杉元一行の爆笑名シーン集!シリアスな展開だけじゃない!?感・・

⇒激動の時代を生き抜いたからこその名言・・

⇒どこまでも清い勇作の言葉・・

 

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