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最新ネタバレ『五等分の花嫁』85-86話!考察!『シスターズウォー七回戦(裏)』

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一花が来るはずだったEコースに交換させられてきた三玖。

なんと風太郎が選んだのもEコースでした。

きまずい三玖は風太郎と会わないように逃げ回りますが、「戦国武将の着付け体験」という三玖にとってのパワーワードに心を掴まれ、無理矢理に着替えをすることに。

同じく着替えた風太郎は、はぐれた班員を捜そうとしますが連絡手段がありません。

諦めて歩いて捜すことにしますが”衣装”に着替えた状態でひとりでは恥ずかしい、という事で三玖に頼んで一緒に回る事に。

人捜しをしながらもいつの間にか凝り固まった気持ちは解れ、風太郎への気持ちを再確認した三玖。

失くした筈のパンを思いがけず風太郎に食べて貰った事で、風太郎の母の話を聞くことが出来ました。

「もっと教えてほしい!そして私のことも全部知って欲しい」

目を逸らさずに真正面から風太郎に告げた三玖は、次々と自分の好きなものを教えていきます。

最後に三玖は風太郎を指差し、

「好き」

と告げました。

その想いの行方は…!?

 

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『五等分の花嫁』85話!のネタバレ

それでは『五等分の花嫁』85話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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集結!?五人姉妹!

時は少し戻ります。

2時間前。

行き先を決める為に話あっている風太郎班の面々に見つかった三玖はその場を逃げ出そうと走り出しましたが、いきなり走り出した為人にぶつかって尻餅をついてしまいました。

「おい、大丈夫か」

すみません、と三玖を心配しつつも謝罪を述べる風太郎に背を向け行き過ぎた人物は…、町民のような着物姿に扮装した一花でした。

ほっかむりも装着して顔を見られないよう対策済みです。

(三玖…逃げちゃダメだよ…)

緊張からか軽く汗を浮かべつつ木に手をつきながら、木陰から様子を窺います。

見ると、三玖はまた風太郎から逃げようとしているようです。

急いで周りを見渡し、三玖の興味のありそうなものを見つけます。

あれだ!と思った一花は木陰からすぐさま声を上げます。

「「戦国武将の着付け体験いかがですか!!」」

何故かハモった声に周囲を確認する一花。

隣にはいつの間にか二乃がいました。

「一花なんで…!?」

驚きを隠せない二乃と一花はそれぞれの心境を語ります。

「あんたまさか、またあの子の邪魔しに…」

二乃からの疑惑を否定する一花。

「信じてもらえないと思うけど…、私のしたことは許されないとしても最終日が終わる前に少しでも罪滅ぼしをさせてほしいんだ…、きっとこれが私たちの最後の旅行だから」

一気に想いを語る一花の言葉を最後まで聞き終えた二乃は息を呑みました。

あんたまさか…、と二乃が何かを言おうとする前にガサガサと何かが近寄ってきました。

「あれ!一花と二乃もいる!」

指を差しながら歩いて来たのは四葉。

拾った小枝で顔を隠すようにしながら、四葉に追随してきたのは五月です。

「結局皆集まってしまいましたね…」

歯切れ悪くいう五月。

それを見た二乃は苦笑して言いました。

「全く…、誰もルールを守ってないじゃない」

そうこうしていると三玖達が移動し始めました。

「よーし皆で三玖をサポートしよう!」

四葉の意見を否定する者はいませんでした。

 

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「お似合い…、」

衣装を借りられる”扮装の館”の前で風太郎達は何事かを話しているようです。

「着付け…、でしょうか」

五月の漏らした言葉に

「フー君は絶対似合うわ、なにせ顔が良いんだもの」

二乃が絶賛します。

「最初はタイプじゃないとか言ってなかったっけ?」

四葉の声に、何それ?と二乃は一蹴します。

苦笑する四葉の顔も見ずに続けます。

「一花がフー君と会った初日から気にかけてたのは覚えてるけど」

それを聞いて驚いたように、質問してくる五月に一花は小さく笑って流しました。

「はは…、気のせいだよ」

そんなやりとりをしながらも二乃は一点をずっと見つめています。

「二乃、どうかしましたか?」

「やっぱあの男二人が邪魔ね、ちょっと何とかしてくるわ」

隠れていた木陰から出て行きながら付け加えてきます。

「せっかくだし一花は三玖に着付けさせるように仕向けなさい」

「し、仕向けるってどうやって…」

慌てる一花を一足先に立ち上がった二乃は見下ろしながら言います。

「得意でしょ?三玖の変装」

いじわるな物言いに、一花は目を逸らして頬を膨らませました。

 

「やっぱり私も着付けお願いしていいですか?」

”三玖”の申し出を扮装の館の店員は快く受け入れてくれました。

 

ガーーーァッ!!

忍者と侍の扮装をした前田と武田はお化け屋敷で、野太い悲鳴をあげていました。

「上杉君…本当にここにいるのかい?」

不安そうな武田の呟きを残したまま、出口からパンパンと手を叩きながら二乃が歩いてきます。

「誘導成功」

お化け屋敷から出て来た二乃の眼前には、着付けを済ませた三玖と風太郎がいました。

「ふーん…お似合いじゃない」

二人で歩く姿を遠目に見た二乃の口から思わず漏れた言葉。

見られているとも知らずに、三玖と風太郎の距離が段々と近づいて行くのが目に見えて分かります。

二乃は一人、取り残された気分に苛まれてしまいました。

 

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隠せたらなんでもいいよっ!?

「わっ、フータロー写真撮って!引っ込んじゃう!」

三玖に頼まれた風太郎が渋々、と言った様子で写真を撮ろうとしたタイミングで…、走り込んできた二乃が背中に思い切り抱きつきました。

「譲ったわけじゃないんだから…」

風太郎の背中に小さく呟く二乃。

抱きつかれた風太郎はその場に留まる事が出来ず、よろけた拍子に三玖を池に落としてしまいました。

思わずしてしまった行動から起きてしまった出来事に、唖然とする二乃。

その様子を遠くから見ていた四葉と五月が、状況確認に勤しみます。

(今走ってったの、まさか二乃…?)

一花だけは少し違う視点で見ていましたが、すぐに目の前の問題に引き戻されます。

確認したところ、やはり三玖が池に落ちてしまったようです。

四葉がぽつりと零します。

「あんなに濡れて昨日の私たちみたい…下着どうするんだろ」

「「!」」

このままじゃ三玖がノーパンデートだよ!という四葉のパワーワードから事態は加速しました。

下着は売っているのか?売っているとしても褌ではないのか?と姉妹たちの的をズレた会議が進行する中、思い出した様に五月が進言します。

「あ、あの…変な話ですが…、何かあるといけないと思って、下着を一セット持っています」

五月は頬を赤くしたまま更衣室に”下着”を届けました。

 

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四葉の想い

「これでよし」

通路を封鎖するように看板を移動させた一花が周りを確認します。

「ごめん遅れたわ、今どうなってる?」

そこへ二乃が合流します。

「多分いい感じだよ」

姉妹たちの後援の成果もあり、川を目の前にした長椅子に二人きりで座る三玖と風太郎を邪魔するものは見受けられません。

「あ、そうだ…ってあれっ三玖のパン拾ったのにホテルに忘れてきちゃった!」

二人の様子を窺いながら次の行動を考えていた四葉と五月でしたが、何かを思いついた四葉が急に慌て始めます。

大丈夫だよ、これを三玖に渡せば良いんだね」

パンの入った紙袋を手にした一花が微笑みながら言うと、座って話す三玖達に気付かれないようにスっと長椅子の端に紙袋を置きました。

パンの袋に気付いた三玖達の話題がそちらの方に移ったのを見ながら、一花は薄ら汗を浮かべます。

「あのパンって…三玖が作ったんでしょ」

三玖の努力を知らない一花に四葉が教えます。

「修学旅行初日に上杉さんのために、私もずっと味見役をやってて…、あんなことがなければ…あ!ってごめん!一花を責めてるんじゃなくて…」

苦笑する一花に、そして姉妹たちに四葉は謝罪します。

「…とにかくごめん、私全員に幸せになってほしくていつも消極的になってる子を応援してたのかも…こうなるって少し考えたらわかるはずなのに…だから一花の本当の気持ちに気付いてあげられなかった、だからごめん」

茶化すことのない真剣な四葉の想いを聞いた一花は、

「私…謝られてばかりだ」

と顔を伏せてしまいます。

「一番謝る必要があるのは私なのに…」

ちょうどその時姉妹たちの隠れる小屋の外では、三玖の決死の言葉が風太郎に伝えられていました。

「私のことも全部知ってほしい」

 

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嘘と本当、そしてこれから…

真剣な三玖の言葉に四人の注目が集まります。

(三玖ごめんね、ずっと邪魔してごめん…フータロー君、嘘ついてばかりでごめんなさい)

三玖達の背中を見つめながら一花は想いに耽ります。

(だけどあのことは…)

一花の脳裏に再生される思い出は小さい頃に風太郎と出会った日の事。

七並べをした事。

それから成長したまだ金髪にしている風太郎。

次に思い起こされるのは昨日の出来事。

雨の中で風太郎に言った五年前に出会っているという告白。

(ほんの少しの…わずかな間だったけど、きっとあの時間があったから君を好きになったんだ)

少年の風太郎とした七並べを想いながら一花の瞳から涙が零れました。

「好き」

三玖がその想いを風太郎に告げました。

隠れて見ている姉妹たちは全員息を呑みます。

(フータロー君もう信じてくれないだろうけど、あれだけは、あの思い出だけは嘘じゃないんだよ)

色々な気持ちが重なり両手で覆う隙間から涙が次々と零れ落ちました。

「一花…私ね…、あの二人が一緒にいるのを見ていてもたってもいられず気付いたら飛び付いてた」

一花同様、涙をいっぱいに目に溜めたまま二乃が話始めました。

「あれだけ責めておいて私が三玖の邪魔をしてるんだもの…、情けないわ…」

一花の方に向き直った二乃はいつも通り真正面から言葉を伝えます。

「もしかしたら私とあんた…タイミングが違えば、立場も逆だったかもしれない……偉そうなこと言ってごめんなさい」

「そんなこと…、そんなことない」

二乃からの想いにボロボロと涙を流しながら答える一花。

「でも同時に己の愚かさにも気付いたの、あんたもそうなんじゃない?三玖は最後まで一花は悪くないと言ってたわよ」

消極的に見える三玖の絶対に譲らない姉妹に対する強い気持ちに改めて気付いた一花は、溢れ続けていた涙を我慢しながら、今の気持ちを口にしました。

「…うん、抜け駆け、足の引っ張り合い…この争いには意味もない、私たちは敵じゃないんだね」

最後まで言い切りまた零れてきてしまう涙を止められない一花に、二乃はニッコリと笑い掛けながら言いました。

「これが最後だなんて言わないで三玖に謝りましょう、きっと前より仲良くなれるわ」

私たちにしては珍しく同じ好きなものを話せるんだもの、薄っすらと涙が浮かんだ二乃の言葉を否定する姉妹はそこにはいませんでした。

 

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『五等分の花嫁』ネタバレ85-86話のまとめ

七回戦で風太郎に対して三玖が勇気を振絞った行動の裏では、姉妹たちの色んな行動が!

三玖の気を引く為に、着替えを促し、邪魔者になる前田と武田を場から排除し舞台を整えていきました。

あまりにも良い雰囲気になった二人に思わず気持ちが溢れてしまい、行動に出てしまった二乃の抱きつきが原因で、危うく三玖がノーパンデートになってしまうところでしたね…。

そこも五月が用意していたセクシー下着でなんとか難を乗り越え…、三玖のお膳立てをする間に自分の風太郎への気持ち、姉妹への気持ちがポロポロと零れてしまう一花でしたが、まっすぐな気持ちは二乃をはじめ姉妹たちにも伝わりましたね!

三玖の振絞った気持ちは風太郎に伝わりました。

が、それがゴールかは分かりませんよね。

今回の事を糧に敵ではなくライバルとして真正面から気持ちを言い合って、より仲良く切磋琢磨出来る姉妹としてやっていける地盤が出来ましたね!

 

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⇒『五等分の花嫁』87話!『私と姉妹①』・・

⇒『五等分の花嫁』86話!『シスターズウォー エキシビションマッ・・

⇒『五等分の花嫁』84話!シスターズウォー七回戦!・・

⇒『五等分の花嫁』83話!シスターズウォー六回戦!・・

 

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