特別課題第1弾「今回の遠征選抜試験がなぜ部隊をシャッフルして行われたか」では、A級隊員たちの意見も参考にしながら、次世代の幹部候補という観点を中心に各隊員の性格や適性を見ていたようです。
そして特別課題・共通課題を終えた初日の順位が発表されました。
修のトリオン切れというアクシデントもあった諏訪7番隊は最下位という結果に。
各隊の順位については第210話の記事にまとめてありますので参考にしてくださいね。
第211話『遠征選抜試験⑨』では初日を終えた各隊の様子が描かれていきます!
目次
『ワールドトリガー』211話!のネタバレ
8月4日(水)発売のジャンプスクエア9月号は、211話が掲載です!
11部隊の初日時点の成績が発表!各部隊の分析は…!?
よろしくお願いします!(担当) pic.twitter.com/jPeWlMKhsf— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) July 30, 2021
それでは『ワールドトリガー』211話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
諏訪隊は仕方ないという雰囲気
【諏訪7番隊】諏訪・宇井・香取・修・隠岐
というわけで諏訪7番隊は隊長・諏訪から「初日は最下位スタートだ」と知らされました。
香取が物凄い形相で悔しがります。
が、修のトリオン切れというアクシデントがあったこともあり「逆に言えばメガネさえちゃんと働けば真ん中ぐらいはいけるってことでしょ」と言う結論に至ったようで、何とか堪えました。
諏訪も同じ意見なので、修に「なるべく早く追いつけよ」と声をかけました。
ちなみに恐らくこれから夕飯ですが、
宇井→夕食担当
香取→夕食補助
諏訪→朝食担当
隠岐→片づけ担当
修→課題(残業)
ということになっています。
歌川1番隊は揉めている?
【歌川1番隊】歌川・志岐・遊真・巴・漆間
歌川1番隊の結果は下から3番目。
その原因を「どう見てもこいつ(遊真)だろ」と漆間が指摘しました。
どうやらあまり字の読めない遊真が小夜子に質問しまくり、たびたび小夜子の手を止めていたからのようです。
虎太郎も質問していたらしく小夜子に謝罪しました。
この2人は歌川から小夜子が男性が苦手なことを聞いていますから、気をまわしてわざわざ小夜子に話しかけていたのでしょう。
しかし漆間が遊真に「オレはボーナス15万狙ってんだよ」と突っかかるのを見て、歌川は「少し裏目に出たか…」と反省します。
とはいえ小夜子が会話に参加しにくくなるのも避けたいため、明日からは遊真は歌川に、虎太郎は小夜子に質問させることにしました。
近界民である遊真は“外国育ち”ということになっていますが、それがどういう設定になっているのか先に聞いておくべきだったと歌川は後悔しました。
ヒュースはさすが
【若村11番隊】若村・細井・笹森・ヒュース・半崎
若村11番隊の結果は下から2番目。
その原因をヒュースは「オレの課題が遅れているうえに、オレを補助する真織の課題も遅れている」と的確に把握していました。
どこよりも遠征を希望している玉狛第2は遊真のいる隊が9位、ヒュースのいる隊が10位、修のいる隊が11位と下から3位を総ナメしているわけですが、ヒュースはそれについての見解も的確でした。
ヒュースと遊真は共に戦闘試験でいくらでも挽回できるから問題ないと判断。
修の隊は修かオペレーターのトリオンが切れて途中から課題が出来なくなったとかだろうと言い当てたのでした。
つまり修の隊は明日から気を付ければいいだけの話であり、そうなると実質この若村11番隊が最下位ということです。
「こりゃダルいわ」と半崎は言い、若村は落ち込みます。
そこでヒュースが「共通課題の遅れを取り戻す方法なら1つある」と言いました。
決断が委ねられる若村
ヒュースが言う方法とは、残っている共通課題を若村・真織・日佐人・半崎のそれぞれの得意分野で4等分し手分けして解き、解答をメモ。
それぞれの担当した問題が終わったらそのメモを全員で回して片づけていくというもの。
しかしそれはいわゆるカンニングですから、4人は「不正はできない」と否定しました。
ところがヒュースの考えは違います。
ヒュースは今日の課題を真織の読み上げに口頭で答える形で解きました。
それをこのチーム全員が聞いていたはずで、もしメモを書き写すのが不正と言うならヒュースの答えを聞いていたチーム全員も不正になるはず。
しかし今日の課題分は得点として認められているので、答えを教え合っても不正にはならないと考えるのです。
その考えに「それじゃ“試験”の意味なくないか…?」と若村。
しかしヒュースは「課題を正面から解くことだけが能力の証明になるわけじゃない」と言います。
これが遠征中なら、状況に応じてより早くより効果的な特殊な解決法が必要になる場合もあると考えるからです。
日佐人は『遠征性の中にいるつもりで7日間過ごせ』という運営の言葉を思い出し納得しました。
チームの方針は隊長である若村に委ねられます。
若村は慌てて「明日の朝にはどうするか決めるから…」と答えを持ち越しました。
各隊夕飯へ
10月27日は二宮匡貴隊員の誕生日です!
二宮・犬飼・辻・氷見の4名チーム「二宮隊」のシューターにして隊長。No.1射手の名に恥じぬ高いトリオンと攻撃力。事も無げに「撃ち落とすだけ」と語る言葉に、類い稀な強さに裏付けされた絶対の自信が滲みます!#ワールドトリガー#二宮隊員お誕生日おめでとう pic.twitter.com/U8XpyYuMh4— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) October 26, 2021
【二宮8番隊】二宮・加賀美・東・ユズル・千佳
二宮8番隊はすでに夕飯準備。
料理ができるらしい東がちゃちゃっと炒め物と米とスープを作るようです。
すると千佳が持ち込んだ米を預けました。
千佳がごはん好きだと聞くと「多めに炊いとくよ」と東。
「そういや焼き肉の時も米ばっか食ってたな…」と思い出す二宮。
その言葉に動揺するユズル。
つまり二宮8番隊は平和そうということです。
【柿崎3番隊】柿崎・藤丸・影浦・犬飼・別役
柿崎3番隊の夕飯はのの姉さんが担当。
その代わり、朝が弱いため朝食は任せるとのことです。
男性陣が手伝いを申し出ますが「手が要るときゃ呼ぶから座ってろ」と男前。
「出されたもんは文句言わず食えよ」
というのの姉さんのシメもあり、柿崎3番隊も平和そう。
【古寺6番隊】古寺・六田・奥寺・三浦・木虎
古寺6番隊の夕飯は六田が担当し、奥寺がサポートしています。
しかし鍋が噴きこぼれてしまったり、六田はちょっとドジっ子なのかな。
そんな中、チームの個人成績表を見ていた古寺が何かに気づいた様子。
すると古寺は突然、諏訪に電話をかけました。
試験中の他隊への電話OKなんですね。
通信デバイスは個人に与えられていますが皆が皆連絡取れるんですかね?
古寺は諏訪に何やら訊きたいことがあるとのことですが、古寺が抱いた違和感とは一体何なのでしょうか!?
『ワールドトリガー』ネタバレ211-212話のまとめ
今回は諏訪7番隊、歌川1番隊、若村11番隊、二宮8番隊、柿崎3番隊、古寺6番隊の様子が描かれ、それぞれに見どころがありましたが、まだ初日ということもあり各隊は比較的平和な感じでした。
中でもポイントは若村の隊長力と、古寺がなぜ諏訪に電話したかというところでしょうか。
まず古寺が諏訪に電話した理由は個人成績表にありそうです。
今回古寺6番隊の個人成績表が明らかになりましたが、しかし特におかしな点はないように見えます。
強いて言えば特別課題の点数が皆一緒なのと、古寺だけA級評価もらいすぎというところでしょうか。
しかし特別課題は『部隊全員で考え』という条件が付いていたので点数は均一なのかもしれません。
A級評価は古寺がそれだけ評価されたということだと言えます。
それとも課題に関して何か古寺6番隊なりのやり方をしていて、その計算と合っていないのでしょうか。
ひとまず次回の展開を待たないと分かりませんね。
ただ諏訪7番隊は順位が最下位だったり、トリオン能力の低い者がいたり、諏訪が普段から隊長だったり、臨時隊長最年長だったり、普段隊長なのが3人もいたりと、意見を聞くにも色々参考にできる部分がありそうなのでナイスチョイスです。
古寺が何を気にしているのか次回を楽しみに待ちましょう!
そして未だにいまいちリーダーシップを発揮できていない若村。
今回ひとつの大きな決断となりそうですが、この判断は古寺が違和感を覚えている成績表の何かに結びついていくのでしょうか。
歌川と違い若村はヒュースの素性を知らないというのも難しいところですよね。
さて次回は古寺隊・若村隊の話の続きと、また他の隊の様子が描かれていきそうです。
就寝前に揉めなければ2日目にいくでしょうが、どの隊も気になるのでじっくり進んで欲しいところでもあり…何にせよ次回も楽しみです!
⇒『ワールドトリガー』213話!香取の機嫌が諏訪隊の要!?戦闘・・
⇒『ワールドトリガー』212話!生駒料理でモテ男へ!?初日終了・・
⇒『ワールドトリガー』210話!幹部が染井華に注目した特別課題・・
⇒『ワールドトリガー』209話!特別課題の内容は意見の提出!?・・