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【ワールドトリガー】ワールドトリガーの連載スケジュールは厳しい?休載は1度ではなかった

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「働き方改革」という言葉が市民権を得てはや数年。

高度成長期を駆け抜けた昭和のモーレツ世代にすれば、“これだから今の若い者は”と思うかもしれません。

しかし、令和の時代でも仕事量激ヤバの職業は存在します。

日本発の新たなカルチャーとして、政府が世界に発信するアニメやマンガ。

我々を楽しませてくれる一方で、その内実は独断と偏見でいえば間違いなくブラック寄りの業種でしょう。

最近では、週刊誌でも作者取材で1~2回ほど休載をするパターンも珍しくありませんが、中には激務ゆえに心身のバランスを崩す人もしばしば。

そんな環境下で戦ってきた(=描かれてきた)作品の筆頭として、これから紹介する「ワールドトリガー」が挙げられます

 

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【ワールドトリガー】「ワールドトリガー」は『ジャンプSQ』で人気作品

「ワールドトリガー」(以下ワートリ)は、『週刊少年ジャンプ』(以下WJ)で2013年11月から連載が始まり、2019年1月からは姉妹誌『ジャンプSQ』で掲載される人気作品

三門市に開いたゲートから侵攻する近界門(ネイバー)と、これを迎撃する界境防衛機関(ボーダー)を描いた近未来バトルマンガです。

作者は自画像のイラストをネコで擬人化する葦原大介先生。

三門市というミクロ視点の話かと思えば、ゲートの先には多くの乱星国家が存在するという壮大なバックボーン。

公式BBFや単行本のオマケに書かれた緻密過ぎるほどの膨大な設定資料。

多数のキャラが登場する中、趣味の展示会ともいえるオペ娘たちのバストサイズまで決めているのはネコ先生ぐらいでしょう。

そして熱いバトルに知略を尽くした作戦など、1話読むだけでお腹いっぱいの情報量にファンは心地よい疲労感を覚えたものです。

アニメでは2021年10月には3rdシーズンの放送が予定されています

(公式HP https://www.toei-anim.co.jp/tv/wt/)。

 

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【ワールドトリガー】休載の理由は人気よりも作者の体調の問題?

ワートリの魅力の一つには、やり過ぎ感満載の設定と張り巡らされた多くの伏線など、とにかく尋常とは思えないほどの情報が挙げられます

しかし、ネコ先生の凝り性と後述する異常なほどの仕事量が不幸なマッチングとなり、遂にはネコ先生に体調不良の兆しが見えるのでした。

頚椎症神経根症

ものすごく大雑把な説明すると、首や肩こり、しびれ、感覚のマヒといったところ。

特にネコ先生の場合、首の痛みについてのコメントが連載時奥付(最後のページ)によく掲載されていたものです。

痛みと闘う当時のコメントを読むと、やはり涙を誘われます。

特に首が動かせないということは、例えば「ジュースを飲み干す」ことや、例えば「横断歩道は右左」といった当たり前の動作すら困難となり、必然的に日常生活に支障をもたらします。

一時期は薬が効いた時期もあったようですが痛みは回復することなく、とうとう2016年には長期の休載が発表

しかも、再開時期については一切の言及はなく、実質的な“無期限休載”という事態です。

ワートリは完結することなく未完のままフェードアウトするのでは?

当時を知るファンの心中としては、穏やかならざるものがありました。

ネコ先生は、遊真同様に黒トリガーとして自らの肉体を封印したのですよ・・・

 

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【ワールドトリガー】休載に至る経緯とは?

そもそも体調不良の原因についてですが、ネコ先生自身も語っているように、2014年に単行本を2ヶ月連続で発刊したころに端を発します

ちょうどアニメ化と公式本(BBF)の発売なども重なり、ジャンプとしてはワートリ一押しの時期ですね。

ちなみに単行本8巻表紙カバーのそで部分には、恨み節とも受け取れるネコ先生のコメントがありました。

もう二度と 二ヶ月連続刊行なんて やらないぞ

結局、2014年以降は、数話に一度は休むというローテーションが続くことになりました

 

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【ワールドトリガー】2018年に復活したワートリ

こうしてワートリは2016年51号を最後に休載

その間の約2年は作品やネコ先生の情報が開示されなかったことから、不謹慎ながら「もしかして亡くなったのでは?」という都市伝説までネット界隈で流れることに。

しかし待っていました連載再開!

2018年10月に再開の告知がされると、ツイッターは早速のトレンド入りをしました

48号ではネコ先生のコメントもツイートされます。

集英社では再開を記念してキャンペーンが実施されるなど、その期待の大きさを物語るものとなりました。

ワートリは52号までの5週間はWJで掲載

その後に活動拠点をSQに移して現在に至るのでした。

 

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【ワールドトリガー】SQ移籍後も連載と休載を繰り返す

月刊誌のSQに誌面移動したワートリは2019年1月号から再活動

189話からのリスタートです。

しかしというか案の定、早くも2020年の3月号で休載となりました

その代わり、4月号は192&193話。

続く5月号でも194&195話と2号連続での2話同時掲載という快挙を成し遂げます。

その後も何回か2話掲載でファン歓喜となりますが、その一方で、ネコ先生働きすぎに気を付けてと心配する声も上がります。

また、無理がきたのか197話では一部ラフ画での誌面掲載もあったり。

俺の那須ちゃんとカトリーヌが・・・。

2021年に入ってからは何となく2カ月に1回というパターンになりつつありますが、この辺りについては、ページの欄外や告知、ネットなどで事前情報を収集しておいた方が、未掲載だった時のガッカリ感は少ないかもしれません

 

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まとめ

最近は、2021年5月6日「ベルセルク」の三浦先生が、急性大動脈解離によるまさかの訃報に驚いたばかり。

ジャンプでは看板作品の「呪術廻戦」の芥見先生までも休載ですが、これは大病やメンタル崩壊でなく、編集部からの打診ということで一安心。

「こち亀」の秋本先生や「ゴルゴ13」のさいとう先生のタフさには敬意を表するばかりですが、これもネコ先生の体調を優先すれば仕方ありませんね。

古い読者であれば、江口寿史先生が原稿を落として大騒ぎしたことが懐かしい思い出です。

ことワートリに関しては、SQでの不定期掲載は特に批判的な意見は少ないかと思われます。

ネコ先生には体と相談しながら無事完結まで執筆して欲しいところです。

何年かかっても気にしません。

我々は「ハンターハンター」で我慢することを学びましたから。

ありがとう富樫先生!

あれ?

何かオチが違うような・・・。

 

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