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【薬屋のひとりごと】作者が語る!!楊貴妃の時代をモチーフにした薬屋のひとりごとは常にネタの消費との勝負??

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「薬屋のひとりごと」は日向夏先生による小説が原作の人気漫画です。

 

舞台は楊貴妃の時代をモチーフにした架空大国。

毒と薬好きの主人公・猫猫が壬氏とともに繰り広げる謎解きが魅力の作品です。

 

毒や薬に絡めた事件や陰謀が数多く登場する本作、作者である日向夏先生もネタの消費との勝負という側面もあるのではないでしょうか?

 

日向夏先生のコメントともに「薬屋のひとりごと」についてまとめてみました!

 

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【薬屋のひとりごと】作中に登場する国はファンタジーのため架空のもの

「薬屋のひとりごと」は主人公である猫猫他、登場人物の名前や服装から中国が舞台だと思っている人が多いのではないでしょうか?

宦官というのも中国っぽいですよね。

 

しかし、実際は中国ではありません。

作中における国の名前は茘(リー)です。

 

作者である日向夏先生も「モデルは唐代」と語っていることから中国がモデルなのは間違いありませんが。

なので、実際の中国とは少しずつ違う違うところもあります。

 

あくまでファンタジー漫画ですし、細かい点はご愛嬌ってところでしょうか。

「薬屋のひとりごと」は、実在しない中世の東洋に位置する”架空の大国”が舞台とされています。

 

猫猫たちが活躍しているあの舞台は、日向夏先生がファンタジーのために作り上げた架空のものなのですね!

 

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【薬屋のひとりごと】作中の時代背景は楊貴妃の時代を中心にしている

「薬屋のひとりごと」は先に記述した通り、唐の時代をイメージして作られました。

日向夏先生のTwitterでも「特に楊貴妃の時代を中心」に作られていることが明らかにされています。

 

ただし楊貴妃の時代を中心にイメージされたのは服装や花街や後宮といった一部のものに限定されているようです。

楊貴妃が生きた時代は7世紀頃です。

 

日向夏先生によれば、

「文化レベルは、16世紀ごろにしておりますが、話のネタ的に、紙不足にさせたりすることもあれば、科学的知識は19世紀ごろくらいまでなら使うようにしています。」

とのこと。

 

世界観を壊さない程度に近代的にし、広く幅を持たせないとネタがなくなってしまうから、というのが理由です。

そもそもの舞台が架空の大国である以上、臨機応変に変えても問題ありませんからね!

 

猫猫の謎解きにおける知識やオチが高度な技術を要していることがあるのは、7世紀ではなく16世紀〜19世紀までの科学的知識を総動員しているからなのです。 

 

ちなみに、楊貴妃の”貴妃”というのは中国の後宮で2番目に偉い女性を指しています。

楊貴妃の本名は”玉環”と言います。

 

「薬屋のひとりごと」でも貴妃の位が登場しますよね。

貴妃の位を授けられたのは玉葉です。

 

名前も少し似ているんですよね〜。

美しい所や皇帝から寵愛を受ける所も似ていますし、もしかしたら楊貴妃は玉葉のモデルの1人かもしれませんね!

 

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【薬屋のひとりごと】作者はある意味異世界転生ものと考えている??

「薬屋のひとりごと」は架空の大国を舞台としたファンタジー作品です。

“異世界”と言えなくはないかもしれませんが”転生もの”ではありません。

 

これは日向夏先生も「ある意味異世界ものではありますが、転生者はいません。」とはっきり否定しています。

チートキャラ(壬氏など)がいるから、異世界転生もののように感じる人がいるのにもしれませんが、これについても日向夏先生はコメントを残しています。

「なんでチートキャラいるんだよ、と言われたら、この世界にもダヴィンチさんとかいるので問題ないという認識でやっています。」

なるほど!w

 

確かに現実世界にもチートキャラはダヴィンチ以外にも多く存在していますからね!

「薬屋のひとりごと」はある意味異世界ものではあるかもしれませんが、転生ものではない、というのが答えになります。

 

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【薬屋のひとりごと】作者は時代に関係なく名前を付けている?

「薬屋のひとりごと」のモデルは唐の時代とされていますが、登場人物の名前は時代にあまり関係がなさそうです。

 

例えば…李白という名前は、実在する詩人の名前と同じです。

実在した李白は唐の時代の人間です。

 

また、人気キャラの1人・陸遜も実際に実在した武将の名前と同じです。

実在した陸遜は後漢・三国時代の人間です。

(それぞれモチーフなのかどうかは不明ですが)

 

2人はそれぞれ全く別の時代を生きています。

日向夏先生はキャラクターの名前をつける時にあまり時代に考慮することなく付けているのかもしれませんね。

 

いつの時代も名前には流行り廃りの傾向があるでしょうが、ダメっていう名前はありませんからね!

 

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【薬屋のひとりごと】作者が作った時代や世界には仏教が存在しない??

「薬屋のひとりごと」には仏教は存在していません。

これは日向夏先生自らが発信していたので間違いないでしょう。

 

ただ、たまに仏教用語が登場しているのをご存知ですか?

例えば、薬として登場した牛黄や曼荼羅は仏教用語です。

 

また、猫猫の父である羅漢も仏教用語です。

仏教用語としての羅漢には”最高の悟りを得た尊敬や施しを受けるに相応しい聖者”という意味があります。

 

猫猫の父である羅漢も羅門が認めるほど賢い男ですが(猫猫が嫉妬するほど!)、尊敬や聖者とはちょっと違う気がしますねw

仏教用語については日向夏先生がTwitterで呟いていました。

「仏教はないはずですが、たまに仏教用語使っているのはご愛敬、似て非なる宗教があるという認識でお願いします。」

仏教はないものの、時代を考えればやはり何らかの宗教は存在しているということですね。

 

壬氏が命を狙われた祭事も仏教に似て非なる宗教の儀式の1つなのでしょう。

 

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【薬屋のひとりごと】作者は常にネタとの消費と戦っている

「薬屋のひとりごと」は人攫いにより後宮に売られることになった猫猫がお世継ぎ連続死事件を解決してしまうところから始まります。

壬氏にその才能を見抜かれた猫猫は次々と発生する事件に巻き込まれていくことになります。

 

大きな事件としては里樹を狙った毒入りスープ事件、緑青館で起きた心中事件、風明が関わった蜂蜜事件を解決させてきた猫猫。

更に役人の中毒事件や毒殺事件、彫金細工師遺言の謎解き…これらは礼部に関連する事件でした。

 

僅かなヒントから偶然の中に必然を見つけ、これらが壮大な計画の一部であることを見抜いた猫猫は間一髪で壬氏を助けることに成功します。

大掛かりな事故を装った暗殺計画…その主犯は誰なのか?

 

猫猫が予測した女官は自殺を謀り死亡したとされていましたが、実際は”蘇りの薬”を利用して逃げていました。

新たな事件の予感しかしない展開が待ち受けています…!

 

「薬屋のひとりごと」は薬や毒をが絡んだ事件だけではなく、ちょっとした科学も取り入れた謎解きも豊富に出てきます。

これだけの事件を次々にネタとして考えるのは至難の業ですよね。

 

日向夏先生も日々ネタの消費と戦っているのかもしれませんね!

 

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まとめ

「薬屋のひとりごと」は茘と言う架空の大国が舞台のファンタジー作品です。

 

中国の唐、楊貴妃の時代を中心にイメージされた世界観ですが、文化レベルは16世紀から19世紀をモチーフにしているようです。

作者である日向夏先生のコメントにもあるように、あくまで、全てイメージやモチーフであり、全く史実とは関係ない世界だと思ってよさそうです。

 

多くの事件が登場する本作において、史実に囚われてしまうとネタがなくなってしまいますからね!

これだけ多くの事件を次々と考えるのはやっぱり大変なことです。

 

日向夏先生も日々ネタの消費との戦いを繰り広げているのではないでしょうか?

おかげで毎回とても面白い事件&謎解きで多くのファンを持つ「薬屋のひとりごと」。

 

これからの展開にも期待しましょう!

 

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