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【薬屋のひとりごと】猫猫が与えられた仕事は毒見??食べる前に分かる毒の匂いや銀食器の意味合いとは?

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人攫いに拐かされて連れてこられた後宮で下女をしていた猫猫。

 

おしろいによるお世継ぎ連続死事件をきっかけに玉葉の侍女に抜擢された後の仕事は毒見役!

薬と毒に魅せられた元薬屋・猫猫はその経験と知識を生かし、毒見役としても大活躍します。

 

毒見役としての猫猫と毒見に関する知識についてまとめてみました!

 

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【薬屋のひとりごと】猫猫に与えられた新しい仕事は毒見

おしろいが毒であることを見抜いた猫猫は、玉葉の侍女に抜擢されることになります。

出世を果たした猫猫には自分専用の部屋まで用意されていました。

 

ところが…玉葉の先輩侍女は猫猫に仕事をさせません。

それどころかお茶会で余ったお菓子まで渡してくれました。

 

もともと玉葉の侍女は4人だけであり、1人1人がテキパキと働く為、人手は足りていたのです。

では何のために猫猫は玉葉の侍女にさせられたのでしょうか?

 

1つ目は上級妃である玉葉の矜持を保つためです。

同じく上級妃である梨花の侍女は10人以上。

玉葉の侍女の数は4人であり、どうしても見劣りしてしまいますから。

 

そして2つ目は本命の”毒見役”としてです。

玉葉は現帝の寵妃故か、公主を妊娠中に2回毒をもられたことがあり、もともといた毒見役のうち1人は軽く済んだものの、もう1人は神経がやられ手足が動かなくなるという後遺症が残ってしまいました。

 

猫猫が侍女達から感じた違和感の正体、それは毒見役として選ばれた猫猫に対する「同情」だったのです。

しかし、猫猫は毒と薬にしか興味がないような狂科学者(マッドサイエンティスト)!

 

周囲の同情とは裏腹に、猫猫にとってこの仕事は苦ではありませんでした。

 

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【薬屋のひとりごと】現代の毒見と猫猫が行っていた毒見は意味合いが違う??

猫猫が行っていた毒見は、玉葉の暗殺を狙ってしこまれた毒を検知し、玉葉を守るためのものでした。

 

ただし毒見役の体に異常が出ないかで毒の有無を判断する為、即効性の毒には有効ですが遅効性の毒に対してはなす術がなく、毒見の役割も限定的と言えます。

 

一方で現代における毒見は少し目的が違います。

現代において、一般的に毒殺という概念はないと考えていいでしょう。

 

現代の毒見の目的は、提供する食事に異物や味覚異常がないか、食事の量や質などに問題がないかを確認することです。

これにより、食中毒の危険性などを減らすことが可能です。

 

猫猫が行っていた毒見はそれこそ命懸け。

きっと過去にも多くの毒見役が命を落としたんでしょうね…。

 

そう考えると現代の毒見は気楽と言っても良さそうです。

 

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【薬屋のひとりごと】猫猫は食べる前に匂いと色とで毒が含まれているかが分かる?

猫猫が毒見をする時は、まず食材の色味を確認し、匂いを確認します。

それから口に運び、痺れが出ないかを確認するのです。

 

猫猫が作中で実際に毒を喰らうのは園遊会の時が最初になります。

その時も出されたスープをじっと見つめ、匂いを嗅いでから毒見していました。

 

これは毒見としては必要な行為と言えます。

目から入る情報、鼻から入る情報を得た上で最終的に味覚で判断する…命がかかる毒見役にとって限られた情報を如何につかむかは非常に重要な行為だったはずです。

 

ちなみに、実際に毒を含むと色に変化が現れる食材があります。

匂いに関してもアーモンドの匂いや桃の匂いには青酸系の毒が含まれる可能性があるとして注意が必要となります。

 

そして味覚としては苦味、痺れが重要なポイントとなります。

毒見役を任された侍女が長生きするためには知識も必要ということですね!

 

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【薬屋のひとりごと】毒見の時に使われていた銀食器にはとある意味が含まれていた

猫猫が最初に玉葉のために毒見をした時、食器に銀は使われてきませんでした。

それを見た猫猫は「毒が怖いなら銀にするのは基本でしょうに」と心の中で呟いています。

 

毒と銀にはどんな関係があるのでしょうか?

化学の話になりますが、銀は原子的に安定していない物質であり、他の化学物質に影響されやすいという特徴があります。

 

その為、変色しやすい金属と言えるのです。

(アクセサリーでも銀製のものが黒ずんだりしやすいのは同じ理由です。)

 

特に銀が強く反応するのが硫黄です。

メジャーな毒物として”ヒ素”という物資がありますが、これが硫黄の成分から抽出して作られたものでした。

 

つまり”銀食器は毒物を検知する”というよりは硫黄成分と激しく化学反応する為、ヒ素による毒殺を避けられるということになります。

 

ヒ素は多くの実際の歴史上でも多くの暗殺に使われたメジャーな毒物ですから、銀食器を使うのは当然…という猫猫の感想は妥当と言えるでしょう。

 

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【薬屋のひとりごと】猫猫は毒見の仕事を喜んでひきうけている

猫猫は花街にいた頃、実験と称し毒蛇にわざと噛まれたりとさまざまな毒に体を慣らしてきました。

よって、毒に対する免疫が多少あり、本来なら毒見に向くタイプではありません。

(体に反応が出にくい為)

 

そんなことを知らない壬氏は玉葉の毒見役として抜擢したわけです。

猫猫は「この役職はある意味幸運だったな」と感じていました。

 

後宮に来て不満だったことの1つに”毒実験が出来ないこと”をあげるほどの猫猫ですから、毒に直に触れる機会が多い毒見薬は最高の仕事だったのでしょう。

園遊会の時も毒スープを飲んだ猫猫はとても幸せそうでした。

 

周りの人々がどれほどうまいスープなんだ?と飲んでみたくなるほどに…。

猫猫の様子から、毒だとは信じなかった大臣が動けなくなるほどの毒なんですけど…さすが免疫があるといったところでしょうか?

 

毒見役は毒に魅せられた猫猫だからこそできる天職だったのかもしれません。

 

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【薬屋のひとりごと】猫猫は今でも毒見の仕事に戻りたいと考えている??

猫猫は風明の起こした事件以降、人攫いたちが風明の実家と関係があったことから後宮の仕事を解雇され、花街に帰ることになりました。

 

このままだとやり手婆に個人客を取らされる可能性もあり、猫猫は必死で後宮に残りたいと思っていましたがそれは叶わず。

しかし猫猫を諦めきれない壬氏によって再び戻されることになります。

 

猫猫は一度後宮勤めを辞めた人間。

後宮に戻ることはなく、外廷勤務をすることになりました。

 

もともと毒と薬にしか興味のない猫猫にとって、時折起きる事件で毒に触れる機会はあるものの、やはり後宮での毒見役ほど刺激的ではなかったのかもしれません。

玉葉の懐妊を機に、再び後宮に戻ることができた猫猫は毒見役の仕事を再開します。

 

後に再び後宮を離れることになりますが、猫猫にとっての天職はやっぱり毒見役なのでしょう。

猫猫はかつて壬氏に「私を処刑する場合 毒殺にして頂けませんか?」とお願いしています。

 

死ぬ時まで毒に関わっていたい、筋金入りの猫猫なのでした。

 

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まとめ

猫猫が玉葉の侍女に抜擢された理由は毒見役としてでした。

実験によって毒に慣らしてきた猫猫にとって、この仕事は楽しいものでした。

 

現代の毒見と違い、猫猫のしている毒見は命がけなのですが…。

猫猫の毒見の仕方は匂いと色を確認することから始まります。

 

毒には匂いや色に特徴があるからです。

他にも銀食器には硫黄(ヒ素)を一瞬で見抜く特性があることなど、「薬屋のひとりごと」は毒見の世界を感じることができる作品でもありますね!

 

猫猫は死ぬなら毒で死にたいとすら思っているほど。

毒と薬に魅せられた猫猫の活躍にこれからも期待しましょう!

 

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