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【ゴールデンカムイ】白石由竹にはモデルがいた!実在した脱獄王は強すぎる!?白石との共通点とは?

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この記事を読むとわかること

  • 白石由竹のモデルは実在した脱獄王
  • 白鳥由栄は4度の脱獄に成功し、身体能力と精神力が優れていた
  • 現在の網走監獄では白鳥の脱獄シーンを再現している

大人気漫画ゴールデンカムイ。

内容の濃いストーリーに加えこの作品を賑やかに彩っているのが強烈すぎる登場人物の数々ですが、中には実在した人物をモデルにしているであろうキャラクターも多く存在しています。

それぞれのモデルについて多く推測される中、作者・野田先生によって明確に言及されているのが実は主要人物でもある白石由竹

彼のモデルというのが、白石以上とも言える規格外の人物でした。

今回は白石のモデルとなったその人物についてご紹介したいと思います。

 

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【ゴールデンカムイ】いじられキャラとして定着した白石

刺青囚人の一人として登場した白石。

杉元たちの罠に掛かり捕縛されるも、体中に仕込んだ道具や関節外しで脱走するなど持ち前の脱獄技術を見せつけました。

その後金塊の分け前を条件に杉元たちの旅に同行するようになるのですが、言動に粗相が多い上に博打や酒や女遊びが好きで戦闘力は皆無、登場する動物には必ず頭を噛まれるなどで存在価値の低さを見せ続け、すぐに「役に立たねえな白石!」といういじられキャラとして定着しました。

 

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【ゴールデンカムイ】作者としては想定外のキャラ設定だった?

序盤から圧倒的いじられキャラの白石。

1巻から出続けていても役立たずで軽率なのは一貫して変わりませんが、今では杉元がアシリパのことを任せるほど頼れる存在になっており、そしてその信頼通り樺太編では杉元に代わってしっかりアシリパの傍にい続けました。

良くも悪くも物語を動かしもはや欠かせない存在となっている白石は、どうやら作者としては想定外だったようでインタビューにて「こんなキャラにするつもりはなかった」と語っています。

本来どのようなキャラ設定であったのかは分かりませんが、物語上冷静で振り切れた人物の多い中、俗的で作品に緩みを与え役立たずでも人一倍気遣いが出来る彼は、最も親しみやすく読者に寄り添った素敵なキャラクターとなっているのではないでしょうか。

 

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【ゴールデンカムイ】モデルは昭和の脱獄王 白鳥由栄

そんな愛すべき白石のモデルとなった人物というのが白鳥由栄(しらとりよしえ)

“白”“由”にその片鱗が見えると思いますが、モデルとなったのはその生き様です。

白鳥は青森県出身で豆腐屋を営みながら裏では仲間と共に盗みを働いており、強盗殺人により投獄されました。

彼は刑務所での人として扱われないような理不尽な待遇に腹を立て脱獄を決行し、その後また捕まっては脱獄を繰り返しました。

そうしていつしか伝説となった彼を象徴する名が『昭和の脱獄王』

そうですこれが「愛され脱獄王」白石の原点なのです。

 

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【ゴールデンカムイ】現在の網走監獄では脱獄シーンを再現

北海道の『網走監獄』では白鳥の脱獄力の一端を見ることが出来ます。

作中にも登場する網走監獄は現在博物館として開放されていて、当時の貴重な建物をリアルに見物できる人気観光スポットなのですが、その監獄内放射状舎房の天井に今にも脱獄せんとしている囚人の人形が設置されていることはご存知でしょうか。

それが白鳥由栄です。

彼が脱獄しようとしている天井は、作中で監獄に侵入するために白石が目星をつけたルートですから、人形を見る目も何だか感慨深くなりますね。

 

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【ゴールデンカムイ】26年間で4回脱獄に成功

白鳥が「脱獄王」と呼ばれる所以ですが、彼はなんと4度もの脱獄に成功しているのです。

その概要がこちら。

脱獄の概要
  • 1936年 青森刑務所―針金で合鍵を作り脱獄
  • 1942年 秋田刑務所―手製ノコギリ(ブリキ板を釘で加工)で天井の鉄格子を切断し脱獄
  • 1944年 網走刑務所―手錠と視察孔の鉄格子を外し、肩の関節を脱臼させ脱獄
  • 1947年 札幌刑務所―手製ノコギリで床に穴を開け、食器と手で地面を掘り進み脱獄

日本一脱獄が困難だと言われた網走監獄まで突破していますし凄まじい執念を感じますね。

方法も多様です。

 

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【ゴールデンカムイ】優れた身体能力と強靭の精神

白鳥が4度もの脱獄を成し得たのは、彼が超人的な身体能力と強靭な精神力を持っていたからです。

まず驚くべきは腕力

手錠を引きちぎったり、地中深く突き立てられた煙突を素手で引き抜いたり、米俵を両手に軽々持てるなど、嘘のような驚異的な腕力を持っていたようです。

そして持久力

1日に120km走れるほどだったと言います。

これはもはや作中の「稲妻強盗」に近いですね。

それから関節外し

これがゴールデンカムイの白石に最も通じるところですが、白鳥もまた身体の関節を自在に外し、頭が入るほどの隙間があれば通り抜けられたそうです。

針金で鍵を開けたりノコギリを自作したりもしていますので、手先も器用だったと考えられますね。

網走では何ヶ月も鉄格子や手枷に味噌汁を吹きかけその塩分で錆びさせたという逸話もありますし、逆境の中で道を見出す知力も感じられます。

そして厳重な警備のなか何ヶ月もかけ4度も脱獄していますからその精神力も桁外れだと言えます。

本当に漫画のキャラクターのような印象ですが、脱獄に対する執念とそれを実現する心身が並外れて強靭だったようですね。

 

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【ゴールデンカムイ】自ら脱臼できたのが共通点?

先述のように白鳥には優れた身体能力がありましたから、役立たずの白石より断然有能だったと言えます。

関節を自在に外したり、場所によって多様な脱獄術を考え執念深く逃げ出したりと言うところが白石に反映されてはいるものの、モデルと言っても基本的に「脱獄王」という部分だけでキャラクターとしては別物だと考えて良いでしょう。

しかし単なる脱獄犯ではなく白鳥はまともに接してくれた人には自主したり大人しく服役するなどしていますから、自分の信念に基づき行動している部分なども白石に通じているのではないでしょうか

 

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【ゴールデンカムイ】現実とは違う白石由竹の伝説は終わらない!?

白鳥由栄は26年の服役後は再び事件を起こすことなく静かに暮らし、71歳でその生涯を終えました。

しかしゴールデンカムイはまだ旅の途中。

つまり白石由竹の伝説はまだまだ終わらなそうです!

白鳥は窃盗や強盗殺人など紛れもなく犯罪者であることを忘れてはいけませんが、彼の度重なる脱獄劇によって劣悪だった刑務所の待遇が改善されたと言いますからその点で言えば正義の囚人だったと言えます。

対し白石の脱獄が何をもたらすのか分かりませんが、誰よりも気配りが出来、キロランケの死もひとり丁重に送っていた白石の人間味に正義を感じずにはいられませんので、彼の選択する先に皆の明るい未来があると期待して見守っていきたいですね。

まあ脱獄中の身なんですけど。

 

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まとめ

白石のモデルとなった白鳥由栄とは、白石以上に漫画のキャラクターのような超人でした。

4回で「脱獄王」と呼ばれるほど、脱獄には想像以上の信念と覚悟と執念の上に特異な身体能力が必要なのです。

当然それだけ警備が厳重ということは我々にとって安心ということなんですが、そう考えると単行本9巻にて語られる白石の脱獄話も深みが増しませんか?

どれだけの執念だよと。

モデルの白鳥は「人としての全うな扱いをされない」ことに腹を立てた脱獄人生だったわけですが、逆に白石は「動物以下」の扱いとなっているところに野田先生のキャラクター設定の面白さを感じますよね。

白鳥から受けた部分、白石というキャラクターそのもの、それぞれに注目して今後の活躍をさらに期待していきましょう。

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒フィクションではなく実話だった!?登場人物にはモデルがいる・・

⇒海賊房太郎と白石で明かされる金塊のありかとは!?・・

⇒聖地巡礼「網走監獄博物館」土方や白石たちの脱獄をイメジ・・

⇒金貨を白石に見せた理由は??海賊房太郎の真意とは??・・

⇒白石「恋をしたから脱獄することにした」・・

 

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