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最新ネタバレ『ゴールデンカムイ』276-277話!考察!勇作に会っていた杉元!勇作を巡る東京には第七師団も来ていた!

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杉元と菊田の出会いは、杉元が寅次と梅子の結婚を見届け故郷を出た後の東京でのことでした。

当時第一師団所属の軍曹だった菊田は、道端で陸士候補生相手に暴れていた野良杉元を拾います。

理由は“花沢勇作の替え玉となりお見合いをして欲しい”から。

その背景には、勇作を旗手にさせたい花沢幸次郎の陰で旗手にはさせたくないと考える妻ヒロの思いがありました。

菊田は花沢幸次郎の相談を受けた第一師団長の命により、勇作の見合いに代役を立てることで勇作の童貞が奪われることを阻止しようとしていました。

かくして動き出した花沢勇作童貞防衛作戦。

杉元は菊田からみっちり料亭(和食)のマナーレッスンを受けた上で、いざ見合いに挑みます。

しかし見合いはまさかの洋食!

両手にフォークでエビフライに向かう杉元。

勇作童貞防衛作戦は早くも失敗か!?

第276話『エビフライ』は汗を吹き出す杉元から始まります!

 

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『ゴールデンカムイ』276話!のネタバレ

それでは『ゴールデンカムイ』276話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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バレなかった!

事前に「替え玉とバレたら外に向かってバッテン(×)で合図しろ」と打ち合わせていた菊田と杉元。

そして杉元はさっそく×を出そうとしていました。

しかしそこで見合い相手・金子花枝子が「勇作さんったら」と吹き出しました。

バレてはいなかったのです。

そのまま「お互いの緊張を和らげようと」と誤魔化す杉元。

花枝子に指摘され帽子を取ることになりましたが、それでもバレないどころか、杉元のイケメンに花枝子はゴクンと唾を飲み込むほどでした。

ということでそのままうまく誤魔化しながら見合い続行。

杉元は初めて食べるエビフライに目を輝かせました。

しかし美味しさに感動しながら杉元は、自分が父が亡くなった後よその猫の餌まで盗み食いしていた一方で、花枝子のように当たり前にエビフライのようなものを食べている富裕層の暮らしがあったことを知ったのでした。

 

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故郷を捨てるのが正解?

ひとまず1回目の見合いは成功。

杉元は見合いを振り返り、「何回か会っただけの相手と結婚するって想像出来ない」と考えます。

菊田は「上流階級はそういうもんさ。誰もが恋愛を人生の一番大事なことに置いてるわけじゃない」と答えますが、杉元は釈然としません。

寅次が「梅ちゃんの中にはまだ佐一がいる」と言っていたにも関わらず2人が結婚したのも「そういうもん」なのかと。

すると菊田は、女は好きな男を塗り替えるものだし梅ちゃんがいつまでもお前のことを一番に思っているなんて高慢ちきだ、2人にも失礼だと激怒。

こんなに怒るなんて…菊田自身も過去の恋愛に何かあったのでしょうか…。

そして菊田は自分が未練たらしいのだろうかと俯く杉元に、「男はみっともない生き物だから惚れた女のことはずっと胸に仕舞って時々取り出して想っていいが、だからこそ寅次の不安は男なら分かってやれ」とアドバイスしました。

「ふたりがいる故郷はキッパリ捨ててやることだな」

物語としては“故郷を守る”がメインですが、この“故郷を捨てろ”という助言が杉元には響いたようです。

 

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いご草ちゃんはやはり東京にいた!?

杉元は見合いで退屈な男を演じたつもりでしたが、それが「寡黙で印象は良く、何より顔が良かった」と完全に花枝子に気に入られてしまったようです。

花枝子は下世話なアドバイスをする女中・山村ハマ子に「勇作さんに決めたわ!!絶対に渡したくない!!」と決意を表明しました。

花枝子は元々面食いであることを従兄弟の兄様に咎められていたようですが、もはや勇作(杉元)への想いは止められないものになってしまったのです。

「兄様だって器量だけで選んで幸せそうにしてるくせに」

この花枝子の言う“従兄弟の兄様の夫人”というのが、「あんなクリクリのくせっ毛の田舎娘」と言っていることから、どうやらいご草ちゃんぽいです。

いご草ちゃんについては鶴見が月島に「三菱の幹部が気に入り“ぜひ息子の嫁に”となって東京へ移住した」なんて言っていましたよね。

確かに花枝子も三菱財閥の幹部の娘ですし、意外にも鶴見は真実を語っていたということになります。

いご草ちゃんは生きてたよ月島!!

 

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勇作に会う杉元

「そもそも花沢勇作は聯隊旗手を望んでいるんですか?」と杉元。

菊田は「俺の仕事はこの事態を丸く収めることだ」と、杉元の問いには答えません。

しかし杉元は、勇作は軍隊へ行くよりも帝国ホテルでエビフライを食べていたいかもしれないとも思うのです。

菊田は「余計なお節介は考えなくていい」と言いますが、杉元はどうしても疑問が晴れず、勇作に直接聞きに行くことにしました。

すると勇作は「旗手に選ばれたら誇りに思います」と答えます。

それは決して父にそう望むから期待に応えたいというわけではないと。

信じられない杉元はどうにか本音を引き出そうとしますが、勇作は「日本の為にこの命をどう役立てるか考えなさいと父に言われてきた」とまっすぐに言うのです。

「父の信念も理解しているし、私も国を守るために最前線で戦うことが正しいと信じている」

勇作はその道しかないと信じているようでした。

しかし(違う選択肢もあるんだ)と心の中で叫ぶ杉元。

そして、自分たちのしているこの身代わり作戦は“違う選択肢もある”ことを隠そうとしているのではないかと疑問が湧いてきました。

(どちらか選べと言われたら勇作はどっちを選ぶ?)

 

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まさかの邂逅

杉元が悩んでいると、勇作が「その帽子…菊田軍曹のものではありませんか?」と聞いてきました。

どうやら帽子にある小さな縫い目を見て、菊田が射撃訓練で訓練生に殺されかけて空いた穴だと気づいたようです。

「もらった」と誤魔化しながら立ち去ろうとする杉元ですが、「もらった」というのは勇作からしたらありえない言い訳だった模様…何故なら―

「それは日清戦争で病死した弟さんの帽子だよ」

やはりというか、そんな大事な帽子だったんですね。

杉元は勇作と別れた後、帽子を見つめながら街をふらついていました。

すると前を見ていなかったために通行人とぶつかってしまいます。

しかしその相手=帽子を拾ってくれたのはなんと鶴見!

そして連れとして月島・宇佐美・尾形の姿も!

まさかこの頃の杉元がこのメンツとも会っていたとは!

いやそもそも鶴見たちが何故ここにいるのでしょうか!?

 

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ゴールデンカムイ』ネタバレ276-277話のまとめ

色々ありましたが一番印象に残ったことは、アシリパの“アイヌのために戦う”という意思に賛同しかねていた杉元の考えは、この時に生まれたのかなということですよね。

父や周囲にそう教えられただけで、ただ知らないだけで本当は「違う選択肢もあるんだ」と。

杉元はアシリパにエビフライを食べる道もあるのだと教えたかったのではないでしょうか。

しかし今回の煽り文が秀逸です。

「運命がカードを混ぜ、我々が勝負する」ってドイツの哲学者ショーペンハウアーの言葉ですけど、人生は運命によって与えられたカードの中で勝負していくしかないのであって、それでいかに勝負していくかなんですよね。

ゴールデンカムイはそうした生き様が描かれていますし、だから杉元がどう悩んでも勇作に違うカードを与えることは出来ないのだと思います。

それが菊田との別れ際の「花沢勇作のことも忘れろ」に繋がるのではないかなと思いました。

そんな人生の何たるかをわかっていそうな菊田の熱い説教によって杉元は寅次と梅子に対する思いを変えていったようですが、菊田の梅子に対する見解は月島といご草ちゃんにも当てはまりそうですよね。

ここでニアミスしていたことが発覚していた月島といご草ちゃんですが、現状がどうあれせめていご草ちゃんが生きていることが伝われば今の月島も変わるのかな…。

 

さて触れなくてはならないのが鶴見たちがこの時東京に来ていたこと。

出てきたからには関わっていないわけがありませんよね。

気になるのは前回第一師団所属と紹介されていた菊田ですが、(恐らくこの後すぐ)のっぺらぼうアイヌ殺害事件や鯉登誘拐事件で鶴見の部下として動いているんですよね。

この件で何かあったのでしょうか…菊田の帽子の件を知っていれば鶴見なら杉元との接触で気づいたでしょうし。

やはり予想以上に大きな思惑が絡んでいそうなこの杉元の過去編、次回は果たしてどんなことが明らかになるのか、また楽しみに待ちましょう!

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『ゴールデンカムイ』278話!作戦終了で花枝子との別れ!・・

⇒『ゴールデンカムイ』277話!勇作?の全裸に尾形もニッコリ!?・・

⇒『ゴールデンカムイ』275話!花沢勇作の替え玉!?杉元と菊田・・

⇒『ゴールデンカムイ』274話!花沢勇作と杉元が関係していた!?・・

 

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