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【ゴールデンカムイ】尾形とアシㇼパさんの絶妙な距離感!敵でも味方でもない!?2人の不思議な関係とは?尾形は裏切り者?

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『尾リパ』としても人気の高い尾形とアシリパのコンビ。

二人は果たして敵なのか味方なのか。

今回は、長く続くその不思議な関係の二人を出会いから最新まで丸ごとご紹介したいと思います。

 

 

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【ゴールデンカムイ】最初は敵同士だった

二人の出会いは実はかなり早く、アシリパが白石と出会うより前の1巻第4話です。

それは杉元とアシリパが、雪山で罠に掛かった刺青囚人を捕縛した時でした。

暗号の刺青を書き写しながらのっぺらぼうについての話を聞いている最中、突然囚人の頭が何者かに撃ち抜かれたのです。

その犯人が、師団に無断で単独行動していた尾形でした。

その後尾形は杉元と戦闘になるのですが、アシリパと尾形は最初はこうして敵同士として殺伐とした状況で出会ったのです。

 

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【ゴールデンカムイ】アシㇼパさんのおかげで命拾いした尾形

 登場後すぐ尾形は命を失いかけました。

杉元と戦闘になった彼は、杉元をして「手加減できる相手じゃねえ」と言わしめる戦闘力を発揮するものの、罠により銃を奪われた尾形が近接戦闘で杉元に叶うはずがなく、あっという間に殺されそうになります。

それを制止したのがアシリパ。

杉元の判断としてはここで尾形を消してしまうことが最善だったようですが、不殺を約束しているアシリパの命を受けその手を止めます。

こうして尾形はギリギリのところをアシリパによって救われる形となったのです。

 

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【ゴールデンカムイ】谷垣を助けて好感度アップ?

二人が再会したのが8巻80話。

江渡貝邸での騒動から杉元一行は土方側と手を組むのですが、第七師団を抜け土方側に付いていた尾形とも行動を共にするようになりました。

そういった中で二人の距離が縮まったのが12巻。

谷垣がカムイを穢す犯人に間違われコタンで捕まった時です。

アシリパは、自分たちが三日以内に姉畑を連れて戻らなかったら守ってくれと谷垣の身を尾形に託しました。

それに対し尾形は「俺に何の得がある?」と言いながらもしっかり役目を全う。

しかも助け方として村人の殲滅を匂わせつつも、実際はこっそり逃がすという方法を取ったのです。

その時に頼れるのが尾形しかいなかったとは言え、尾形を信じ託したアシリパと誰も傷つけずに彼女の約束を守った尾形。

この行動でアシリパの尾形に対する信頼度もアップし、二人は手の臭いを嗅ぐ仲となりました。

 

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【ゴールデンカムイ】初めて言ったチタタプ

チタタプは皆で交代しながら刃物でひき肉にする調理法なのですが、大切なのは「チタタプ」と言いながら叩くということ。

尾形は9巻83話が初チタタプでしたが、まったく言う気配がありませんでした。

しかし衝撃は13巻127話で起こります。

一行がいよいよ網走監獄に到着し、のっぺらぼうとの対面を目前に控えた食事時でのこと。

皆でチタタプ中のチタタプをしていた時、出番が回ってきても相変わらず無言を貫く尾形に対しアシリパが「みんなで気持ちをひとつにしておこうと思ったのに」と嘆くのですが、その言葉を受け尾形がついに言ったのです!

「チタタプ」

それはとても小さな声でしたが、尾形の心が少し開いたような気がしました。

 

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【ゴールデンカムイ】のっぺらぼうと杉元を殺そうと発砲

 しかし心がひとつとなった(ように見えた)その饗宴の後にはたくさんの波乱が待ち受けていました。

中でも一番の衝撃は、偶然邂逅したのっぺらぼうと杉元の二人が狙撃されたこと。

それをやったのが尾形でした。

のっぺらぼうを狙撃したのはキロランケの指示ですが、杉元に関しては尾形の独断です。

そこには杉元を排除しようという尾形個人の意思が見えますよね。

一度命を奪われかけたという恨みもあるのでしょうが、自分がアシリパに近づくために一番邪魔だったからでもあるでしょう。

そうして尾形は真相を隠したままアシリパを連れ、キロランケ・白石と共に樺太へ渡りました。

 

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【ゴールデンカムイ】尾形を信用し始めたアシㇼパさん

杉元不在で寂寥たる旅をしていたアシリパですが、樺太の文化を知っていく中で徐々に笑顔と変顔を取り戻していきました。

その中でアシリパは尾形にも心を開いている様子を見せ、16巻160話でトナカイ狩りに行く際のスキーや国境を越える際のソリでもペアとなっています。

食事の際も隣にいることが多く、170話では尾形がついに読者待望の「ヒンナ」をしました!

アシリパは尾形が寝込んだ時も手厚く看護したりと、この旅ですっかり仲間関係を築いています。

 

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【ゴールデンカムイ】死んだと思っていた杉元と合流

しかしそんな二人の関係は187話で再び転機を迎えるのです。

旅の最中で尾形は、アシリパが金塊に関する何かを思い出した様子に気付きそれを彼女から聞き出そうとします。

結局うまくいかず嘘もばれ、アシリパに

「信用できない」

と言われた尾形は逆に、金塊争奪戦という苛烈な状況にいてもなお“不殺”を貫き続けている彼女に対する違和感をぶつけました。

そして彼女を弟・花沢勇作と重ね「清い人間なんているはずがない」とし、ウイルクを狙撃したことを暴露してアシリパに自分を殺させようとするのです。

もしかしたら勇作殺害に関しては罪の意識があって、アシリパに手を汚させることによって自分の心のしこりを払拭するつもりだったのかもしれません。

それでも不殺の意思を貫くアシリパに対し尾形は銃を向けました。

このタイミングで現れたのが杉元。

そして突然の杉元の登場に驚いたアシリパの毒矢が皮肉にも尾形の右目に突き刺さってしまうのですが、アシリパを「清い」ままでいさせようとする杉元によって応急処置がされ、尾形は意識不明ながらも生き延びました。

つまり現在アシリパと尾形の関係は敵対した状態で停止しています。

 

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【ゴールデンカムイ】尾形の本当の目的とは?

尾形の金塊への目的は作中で未だ明らかとなっていません。

個人で動いているのか、裏に誰かといるのか。

少なくとも彼の心が未だ家族(特に弟・勇作)に相当囚われていることは確かです。

尾形については推測がまとまらないので省きますが、金塊の話に絞れば彼は最初刺青囚人を巡り杉元たちと出会ったものの、今まで金塊に執着しているようにはあまり見えなかったんですよね。

しかし途中からキロランケと手を組み金塊を狙っている様子が顕著になってきた気がします。

実は杉元と同じで、旅をする中で金塊争奪戦という親の都合に巻き込まれたアシリパを解放してあげたいと思うようになっていたとかだったら面白いですが、尾形の人間性を考えるとさすがに無理矢理すぎますね。

ともあれ命を繋がれた尾形の厳しい人生はまだ続きそうです。

 

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まとめ

敵だった尾形がアシリパに飼い慣らされ徐々に親しくなっていく様が微笑ましかったので、現在の展開は非常にショックですね。

アシリパは尾形に「信用できない」と言い尾形もアシリパに敵意を向け、絶妙な距離感を保っていた二人の関係もついに崩れてしまった感じですが、このまま完全に敵対するようにも思えません。

アシリパですから。

「未来」という意味を持つ名の彼女が暗闇に生きていた都丹庵士を説教したように、尾形も光へ導いてくれれば良いなと願います。

問題は、アシリパに銃を向けている姿を杉元に目撃されたということ。

杉元は初めから尾形を処分しようとしていましたし、尾形も杉元を射殺しようとしています。

正反対のようで似ているような杉元と尾形。

アシリパを挟んで相容れないこの二人の関係がまた物語の鍵のひとつにもなりそうなので今後も注目して読んでいきたいですね。

 

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