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最新ネタバレ『ゴールデンカムイ』268-269話!考察!アイヌ殺害は仲間割れ!?鶴見の話は本当なのか!?

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キロランケの手紙を併せた鶴見の話によって、北海道に渡った当時のウイルクとキロランケの様子が見えてきました。

ウイルクとキロランケは北海道に渡った後、それぞれアイヌたちの中で生活し埋蔵金の情報を集める段取りだった様子。

その中でリラッテと結婚しアシリパが生まれたウイルクを、キロランケは良く思っていないようでした。

一方のウイルクも、村のアイヌたちと掴んだ情報をキロランケに教えないまま動こうとしていました。

そしてウイルクの“計画変更”の意思により2人の意見は違え、殴り合いにまで発展。

その勝負に負け、木に縛り付けられたキロランケは、変わってしまったウイルクに対し殺害の決意を抱いていました。

第268話は『一本の毒矢』。

今回はのっぺら坊がアイヌの同胞を殺害したというあの事件が、鶴見の口から語られます!

 

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『ゴールデンカムイ』268話!のネタバレ

それでは『ゴールデンカムイ』268話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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ウイルクの考える娘の幸せ

キロランケを木に縛り付けて去る際にウイルクが言ったことが、自分への最後の言葉だったとキロランケは手紙の中で振り返ります。

それは「アシリパの幸せを祈っている」という言葉。

ウイルクの考えるアシリパの幸せ…それは、誰かに戦わせ安全なところで生きる無責任な娘ではなく、茨の道を自分で選び幸せを掴もうとする人間になって欲しいというものでした。

「ソフィアのように」

ここでソフィアの名を出すのはズルいですが、その話を聞いたアシリパは納得します。

何故ならアチャは自分の娘をまず先頭に立たせるべきだと考えていた人だったから。

鶴見も「確かに自分の家族を守りたいだけなら戦わずにひっそりと離れて暮らせばいい」と同意。

アシリパはそれによってアイヌの言葉やカムイのことが忘れられてしまうことを恐れていました。

しかし鶴見が急に声を荒げます。

「そのカムイを守る戦いのためにウイルクたちはどんな悲惨な最後を遂げたのかこれから教えてあげよう!!」

 

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鶴見が有古父に接触

ウイルクがアイヌたちと共にキムシプ老人を探しに行っていた頃、鶴見らもキムシプ情報の出どころを突き止めていました。

それは最初にキムシプを目撃した有古の父・シロマクル。

鶴見らが訪問した時シロマクルは、陸軍に入った息子がアイヌを忘れないように彼に贈るマキリを彫っていました。

シロマクルは、金塊はもうアイヌの男たちが見つけているだろうと言います。

シロマクルがそれに参加していなかった理由は、彼らのやり方についていけないと感じたから。

キムシプには孫(チカパシっぽいですね)と弟がいたようなのですが、彼らは「金塊はあのまま葬るべきだ」と頑なに隠し場所を教えないキムシプに、時にはその身内の話を持ち出して脅しをかけるなどしたため、金塊の在り処を聞く前にシロマクルは耐えられなくなって帰ってきたのだそうです。

鶴見は有古親子が八甲田山捜索隊であったことや有古が第七師団に入営していることを讃えた上で、彼のウイルクたちとの決別を「賢明な判断」だと評価しました。

 

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ウイルクという男

シロマクルがウイルクたちと手を組んでいたのは、金塊を使うにも“血を流さない方法が無いか”と考えたため。

しかし彼ら6人はクセ者揃いだったと言います。

その上“和人に対する過激な思考”という共通点だけで集まっていたのであって、関係も浅かったとのこと。

そんな彼らをうまくまとめていたのがウイルクでした。

ウイルクは「差別は無知から生まれる」という考えを持ち、豊富な知識によって彼らを巧みに制していたようです。

北海道各地すべてのアイヌをまとめて率いるものは存在しなかったため、そんなウイルクはみんなから一目置かれていたのでした。

話を聞いた鶴見が詳しく尋ねると、その男は「ウイルク」という青い目で顔に傷のある樺太から来たアイヌだとシロマクルは答えます。

(やっぱりまた私の人生に関わってきたか)

鶴見の脳裏に、ウラジオストクで出会ったあの男の指名手配のビラが過りました。

 

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鶴見の放った毒矢

「私は一本の毒矢をウイルクに放った」

現在の鶴見が不気味に告げました。

鶴見が放った毒矢というのは、“ウイルクが帝政ロシアと戦っていたゲリラであり、ロシアでの革命運動の資金としてアイヌの金塊を探しに北海道へ来た”という情報。

それをシロマクルに伝えたのです。

すると鶴見たちが帰った後、予想通りシロマクルは仲間たちにウイルクの正体を伝えに出掛けていきました。

こっそり様子を見ていた鶴見たちは、金塊の在り処に行くであろう彼の後を追います。

シロマクルの姿はすぐに見失ってしまいましたが、銃声が聞こえたためそちらの方へ向かいました。

すると明け方彼らは、ひとりの瀕死の男を発見しました。

仲間のひとり、長い白ひげのラッチですね。

その腹にはシロマクルのマキリが刺さっていました。

「ウイルクにやられたのか」と鶴見が聞くと、「いや…あの男は何も…みんなで殺し合いになった…」と返してきたラッチ。

何と彼らの死因は仲間割れだった…?

ウイルクに関する情報により発生した、ウイルクを庇う者とそうでない者の殺し合い。

ウイルクへの信頼でかろうじて保たれていた関係が、「私の放った毒矢で崩壊した」と鶴見は言います。

そして当のウイルクは、自分の過去をシロマクルに暴露した者たちが後を追ってきているはずだと悟り、自ら皮を剥いで他人の生首に被せて自分の死を偽装したとのこと。

こうしてのっぺら坊はウイルク自らの行為により誕生したようですが、果たして真相はいかに!?

 

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ゴールデンカムイ』ネタバレ268-269話のまとめ

ということで、物語の大元「アイヌ殺害事件」の真相がついに明かされました。

仲間を殺害したのは自分じゃないとのっぺら坊自身言っていましたが、鶴見が言うには仲間内での殺し合い。

そしてウイルクがのっぺら坊になったのは自分で皮を剥いだから、ということだそうです。もし本当だとすれば衝撃ですね。

しかしウイルクなら本当にやりそうとも思えます。

というか今回の話はあくまで鶴見の話なのであって、真実かどうかが分からないところがモヤモヤしていまいち頭に入って来ません。

確かにウイルクへの信頼だけが彼らを繋いでいたのであれば、ウイルクへの不信感が生まれることで仲間割れも起きることは当然考えられますし、そうして情報によって内部崩壊を引き起こすというのも鶴見がやり得ることではあります。

ただすぐに殺し合いが起きるのかと…しかもアイヌ同士で。

どちらにせよここで鶴見が金塊を手に入れられていないところにウイルクの奮闘があったのでしょうが、ひとまず鶴見の話は話半分に聞いておいた方が良いのかもしれません。

というか一度月島や菊田に話を聞いてみたい。

ただ今回鶴見の服の袖が破れていたことから鯉登誘拐事件と時期が近いことが窺えますが、鯉登親子と有古親子どちらもうまく転がすことになったところも何とも鶴見らしいと感じましたね。

この事件にはウイルク、キロランケ、第七師団の思惑や行動が絡んでいそうですけど、真偽はもちろん気になりますがポイントは話の内容ではなく、あくまでこの話を聞いてアシリパが何を感じるかでしょう。

この調子だと次回も鶴見の話は続きそうですが、話を聞きたい反面、そろそろ何か別の展開にも期待が高まりますので次回も楽しみに待ちましょう!

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『ゴールデンカムイ』270話!鶴見の恨みが狂気に!?トラウマ・・

⇒『ゴールデンカムイ』269話!ウイルクがのっぺら坊になった・・

⇒『ゴールデンカムイ』267話!金塊のキーマン発見!・・

⇒『ゴールデンカムイ』266話!ウイルクが殺された理由とは!?・・

 

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