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最新ネタバレ『ゴールデンカムイ』190-191話!考察!役目を終えたキロランケ!

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月島と鯉登が谷垣を発見

二人はそこから続く血痕を辿りキロランケを追います。

 

しかし途中キロランケの仕掛け爆弾によって月島が負傷。

鯉登がひとりキロランケの元へ向かいました。

 

そして始まる交戦。

部下のために怒る鯉登と、目標のために進む覚悟を持ったキロランケ。

 

キロランケが鯉登の胸に、鯉登がキロランケの首に、互いに刃を刺し向け一体どうなるのかというところです。

 

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『ゴールデンカムイ』190話!のネタバレ

それでは『ゴールデンカムイ』190話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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鯉登vsキロランケ決着!

前回鯉登がキロランケの首に向けた小刀ですが、ガードした手を突き抜けしっかりと首に刺していました!

前回の話はこちら⇒最新ネタバレ『ゴールデンカムイ』189-190話!上官・鯉登vs工兵・キロランケ!

殺すまではしないのではと予想していましたので結構ショックです。

まあ二人はともに旅をしていたわけではなくわりと関係が薄いので、“部下を傷つけた敵”と“邪魔をする敵”って感じなのでしょうか。

それにしてもこれはキロランケ完全に終わったなと思える刺さり方で1ページ目からかなりショック…。

 

しかし諦めないキロランケは鯉登の手を引き離し、逆に鯉登の胸に向けている小刀に力を込めます。

元々キロランケが鯉登に馬乗りになっていたということもあり形勢は逆転し、抵抗するも確実に鯉登の胸に押し込まれていく小刀。

そこへ―

キロランケに2発の銃弾が撃ち込まれました。

月島と谷垣です!

二人とも負傷しながらも追いかけて来たようです。

今のキロランケの危なさを感じていますから、鯉登ひとりにはしておけないのでしょう。

 

キロランケは倒れ、彼の猛攻から解放された鯉登はトドメを刺すため銃に刺さった軍刀を取りに行きます。

容赦ない!

 

それでもキロランケはまだ諦めていません!

彼は持っていた爆弾を点火し、鯉登らに向けて放り投げました。

凄まじい執念です。

自らもう長くはないと分かっているはずですが、第七師団に金塊が渡る可能性を少しでも取り除こうという足掻きなのかもしれません。

 

しかしそれを鯉登が一閃!

キロランケ執念の爆弾は不発に終わりました。

ちょっと鯉登がかっこよすぎましたね。

 

そこへすかさず月島の「谷垣撃て!」の声により、谷垣がキロランケへ銃を向けました。

 

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キロランケは役目を全う

「待って!!」

そこへ駆けつけたのはアシリパ。

杉元と白石もいます。

尾形が杉元に背負われているので、あの再会の後ですね。

つまり白石のオシッコを浴びた後だな…と思うのはやめにして、尾形が生きていることに安堵しましょう。

 

月島はキロランケを“手負いの猛獣”だと喩えアシリパを離そうとしますが、アシリパはキロランケに聞きたいことがありますし動こうとしません。

 

そんなやり取りの中でもキロランケはまだ前へ進む意思を示していました。

「逃げるぞアシリパ」

「きっとお前の中にカギがある…」

だからソフィアとウイルクの話をすれば、それを思い出すだろうと語ります。

本当に強いです。

 

アシリパはキロランケの怪我の状態を確認すると、周りには聞こえないほどの声で

「さっき全部思い出した」

と伝えました。

アシリパは依然言うつもりはなかったと思うのですが、キロランケがもう助からないと判断し伝えたのだと思います。

 

「ありがとう、思い出させてくれて」

アシリパの言葉を聞いたキロランケは、猛獣の顔から元のキロランケの顔へと、やっと安らかな表情になりました。

“良かった、この旅は無駄ではなかった”

家族を捨て、アシリパを強引に連れ、仲良く旅をしていた仲間も敵に回し強い覚悟でここまでやって来たのです。

それが無駄ではなかったことをキロランケは実感しました。

 

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無駄じゃなかった旅

ここまでアシリパを連れてきたのは無駄ではなかった。

そう思いながらキロランケは、今までの旅路に想いを馳せます。

 

その回想の中にはアシリパやエノノカ、村の子供たちやオソマちゃん、長谷川さんちのオリガちゃんまで、子供たちの顔で溢れています。

そして北海道にいる自分の妻子も。

キロランケは彼らの未来のためにここまで戦っていたんですね。

 

あと無駄じゃなかった旅の中に少し無駄もありました。

なんと彼らも実はスチェンカしていたようなのです(笑)

キロランケは頑張っていますが白石も尾形もダウンしていますので、杉元チームと違って岩息を引きずり出すことは出来なかったようですね。

これも金塊のために頑張ったと思うとグッときますが、それよりこのメンツでどうこの流れになったのかとても気になります。

よく尾形も参加することになったなと。

 

15巻で軍人たちの強さを見せつけたスチェンカでしたが、尾形はほら…だいたい遠距離で終わらせてしまいますから殴り合いなんて必要ないんですよ。

ちなみにちゃんとバーニャ(15巻145話参照)シーンもあります(笑)

その回想すらも胸に来て泣きそうです。

 

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アシリパへ未来を託す!

キロランケは、「俺たち」のために…とその未来をアシリパに託します。

 

そして最後に思い出していたのは、若き日のウイルクとソフィアの歩く後ろ姿。

若き日のキロランケは彼らを、ソフィアを見つめています。

恐らくキロランケはずっとソフィアを慕っているものの、彼女が眼差しを向けているのはいつもウイルクだったのでしょうね。

「ソフィア…!」

最後に想い人の名を呼ぶキロランケを鯉登・月島も静かに見守っていますが、谷垣は背を向けています。

今は憎い相手として戦いましたが、一緒に旅をしていた仲間ですから色々思うことがあるのでしょう。

裸の付き合いもありましたし。

 

「キロランケニシパがアチャを殺したというのは本当か?」

え~瀕死の人にかける言葉がこれってエグイ…けど、アシリパにとって本当に聞いておきたいことなのです。

しかし彼の目にはもう生気が宿っていないのでした。

キロランケ、役目を全うし長き旅を終えました。

 

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『ゴールデンカムイ』ネタバレ190-191話のまとめ

う~ん…ツライ!

キロランケの強さ、優しさ、彼の想う未来がすべて感じられた190話でした。

初期から一緒にいるメンバーですし、金塊を隠したウイルクの過去を知る重要人物なので、核心がはっきりするまでいなくなるとは思っていませんでしたね。

 

しかしずっと影を抱えて謎多き人物という印象だったキロランケが、人知れず大きな明るい未来のために強い思いで戦っていたことが分かりました。

 

“天から役目なしに降ろされたものはひとつもない”というのが前回の煽り文と今回の扉絵で書かれた言葉でしたが、自ら金塊を手にすることではなく、アシリパに金塊への鍵を思い出させることが彼の役目だったようです。

 

時代がそうさせたというか、「俺たち」=恐らくアイヌや少数民族のことかと思いますが、それらの未来を憂えざるを得ない中“世界を、国を変えよう”という大志を持つウイルクに出会い、テロリストという人生を歩むことになったのだと思いますけど、優しすぎてキロランケでは成し得なかったというところですかね。

 

大義のために甘えを捨てられるウイルクになろうとしていたように見えますが、どうしても優しい男だったと。

『ホロケウオシコニ』はキロランケのこととも言えますね。

 

というかどうしてウイルクと袂を別ったのか、何故ひとりで進まなければならなかったのか、この先にさらに仲間はいたのか、本当にキロランケの意思でウイルクを殺したのか、まだわからないことが多いままいなくなってしまったのでこの後色々明らかになることを待ちます。

 

無事アシリパが鍵を思い出したことを知り満足そうではありますが、せめて最期の時にはソフィアもいて欲しかった!

すぐ近くにいるのに!

 

というわけで次回はソフィアと合流しそうですね。

スヴェトラーナやチカパシたちとも合流してもらって、一度落ち着いて今後の流れを把握したいです。

でも鯉登月島と再会してしまった尾形の処遇も心配です。

ちなみに今回杉元は一言も発していませんので、彼の心境も気になるところ。

衝撃的な回でしたが、次回も何か起きそうで楽しみですね。

 

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