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最新ネタバレ『ゴールデンカムイ』256-257話!考察!宇佐美死亡!誰よりも鶴見篤四郎のために生きた男の最期とは!?

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燃え上がるサッポロビール工場。

その中で探り合う土方ら囚人たちの様子を、上エ地が何か企みながら嬉しそうに眺めていました。

アシリパに言い寄っていた切り裂きジャックは、切り裂き杉元の到着により首と腹を裂かれ死亡。

これにより誰にも回収されていない刺青人皮は残り2枚!

そして宇佐美vs尾形は宇佐美が優勢でしたが、尾形の執念の機転により宇佐美が腹を撃たれてしまいました。

宇佐美死ぬの!?と注目される中、第256話は『篤四郎さんの一番』。

主役はもちろん宇佐美です。

 

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『ゴールデンカムイ』256話!のネタバレ

それでは『ゴールデンカムイ』256話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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瀕死の宇佐美の最優先事項

『獲物の生き死にを決めるのは狙撃手(オレ)だ』の言葉通り、執念で宇佐美の腹を狙撃した尾形。

宇佐美は後方に倒れ、そのまま階段を落下していきます。

尾形は改めて弾を装填し宇佐美を追いますが、宇佐美は階段を降りたようですでにいなくなっていました。

宇佐美のことなので瀕死でも反撃するかとも思いましたが、意外にも彼は「百之助なんぞにかまっている場合じゃない」と、力を振り絞りながらある所へと向かっていました。

「鶴見中尉殿に伝えないと…」

そう彼は門倉に何かを発見したので、それを鶴見に伝えることを優先したのです。

それほどまでに重要な何かだったということですね。

血を流し冷や汗をかきながら目的に向けて歩き続けます。

一方で外では上エ地がやはり梯子に目をつけたようで、楽しそうに消防官を引きずり降ろしていました。

そして彼は奪った梯子を煙突に立てかけ、登っていきます。

 

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尾形の驚愕狙撃

すでに顔面蒼白な宇佐美は、近くに止められていた馬車の馬を奪って先を急ぐことにしました。

体の限界も近いのでしょう。

幸いなことに尾形はすでに宇佐美を見失っています。

が、ちょうどその時杉元が犯人を窓から突き落としたところ。

ふいにそちらを見た尾形の目に、その近くを馬で走る宇佐美の姿が映ってしまいました。

そこまで結構な距離がありますが、尾形は銃を構えます。

「安いコマかどうかそんなに不安なら、お前の葬式で鶴見中尉がどんな顔をするのか見たらいい」

尾形は母の葬式に父が来なかったこともあり、“葬式”に根深い判断基準があるようですね…。

宇佐美は杉元のいる建物の下を回っていき、尾形のいる場所の死角に入りました。

つまり尾形からは見えません。

しかも尾形のいる場所は遠い上に少なくとも3階。

それでも尾形は狙いを定め、撃ちました。

弾は杉元のいる部屋の窓2つを通り…

宇佐美の胸へ!!!

なんという射撃精度!

これはさすがに致命傷です!

宇佐美は力なく倒れていきました…。

 

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尾形完全復活!

すると、なんと馬から落ちた宇佐美を鶴見がキャッチ!!

奇跡的な展開です!

「鶴見中尉殿」と、もはやその目は虚ろですが、宇佐美は最期にしっかりと愛する鶴見の顔を見たのでした。

その頃、超難易度で見事宇佐美を仕留めた尾形は、宇佐美に感謝していました。

「お前の死が狙撃手の俺を完成させた」

そう言いながら右目の包帯を取った尾形はなんと両目開眼!?

と思ったら、右目はやはり義眼でした。

ポォンと飛び出す右目は今後も注目したいですね。

とは言え片目でもこれほどの狙撃が出来ることが証明されたということ。

「狙撃手は人を撃ってこそ」と言っていましたが、この状況で宇佐美を仕留められたことで、失いかけていた(と思われる)狙撃手としての自信と誇りが全力で戻ったようです。

やはり尾形は尾形だと感じられた、尾形の完全復活狙撃でした。

杉元を狙うことも出来たのに、わざわざその先の宇佐美を狙ったところも興味深いですね。

 

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宇佐美絶頂の最期

息絶え絶えの宇佐美は、門倉から手に入れた写しと“何か”を手渡しました。

そして「それに門倉…」と伝える宇佐美に、鶴見が労いの言葉をかけます。

「よくやった宇佐美上等兵」

宇佐美は震える手を鶴見の顔元に伸ばします。

すると鶴見は宇佐美の血まみれの小指を加え、ブツッと噛み切りました。

そして、あの頃と同じ新潟弁で優しく言葉をかけました。

「これで私たちは一緒らすけ。時重くんは私の中で一番の友として生き続けんだれ」

最後の最後まで鶴見のために生きた宇佐美時重は、最後の最後にこれ以上ない言葉を受け取ったのでした。

「嬉しくて…イッちゃいますがね。篤…四郎さん…」

そうして幸せそうに逝く宇佐美。

脱力する宇佐美の体を抱きかかえる鶴見の画は、完全にミケランジェロのピエタの構図ですね。

ここで切り裂きジャックのマリア信仰と重なってくるとは。

宇佐美の死亡に鶴見は何を思っているのか…その表情は見えません。

 

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上エ地劇場が開幕!?

「わひー」と煙突最上部まで登り切った上エ地。

上エ地は大道芸を始めるが如く、両手を広げ大きな声で口上を始めました。

「さァ!寄ってらっしゃい見てらっしゃい!皆様ご注目~!!」

上エ地は一体何をしようとしているのか!?

上エ地圭二、一世一代の大舞台に要注目です!

 

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ゴールデンカムイ』ネタバレ256-257話のまとめ

第七師団きっての変態、愛すべきキャラ宇佐美がここで退場となりました。

しかし尾形の予想に反して幸せに逝けた宇佐美が本当に良かったなと思います。

まずここで鶴見が現れたこともそうですし、抱きかかえられ、宇佐美にとって一番の言葉をかけられたことで最高の最期を迎えることが出来ました。

「安いコマ」では無かったと実感できたのではないでしょうか。

さらに言えば鶴見の言葉は、宇佐美に少年時代から望んでいた「篤四郎さんの一番」を実感させるものだったはずです。

鶴見は樺太で怪我をした鯉登を一瞥するという冷たい態度を見せていたので、宇佐美に対する態度も少し心配していましたが、想像以上に優しく看取りましたね。

その違いはやはり愛の深さでしょうか。

鶴見は“愛”を利用して計画的に“愛”で人をたらし込んできましたが、宇佐美だけは意図せず“愛”での信頼関係を構築できていましたからね。

だからこそフィーナやオリガと同じように小指を切り取った。

宇佐美の方から小指を差し出しているようにも見えますし、宇佐美亡き後の鶴見の表情が描かれていないので、鶴見の本心は分かりません。

それでも、生命を終えようとしている(言ってしまえばもう用無しの)宇佐美にこのような態度をとったところに、鶴見の心が表れているのではないでしょうか。

「鶴見中尉」というより「鶴見篤四郎」を愛した男・宇佐美は、鶴見にとって“安いコマ”どころかある意味“特別なコマ”だったような気がします。

逆に言えば「鶴見篤四郎」を本当に愛していた部下がいなくなってしまったとも言え心配ですが、これで鶴見の金塊に対する姿勢はより加速しそうですね。

というわけで、宇佐美の死に紛れてしまっていますが大事なことが1点あります。

それは鶴見がサッポロビール工場に到着したということ!

宇佐美の言葉をその先まで聞いたのかは我々読者には分かりませんが、鶴見には少なくとも「門倉」という名前は伝わったはず。

アシリパを狙うか門倉を狙うか、すべての勢力が集まるこの地で鶴見がどんな行動を起こしていくのか期待です!

まずは上エ地に注目が集まるでしょう。

予想通り梯子を使ってきましたが、次号予告が「生きるか死ぬかの大勝負!」なので、どうやって“ガッカリした顔”にさせようとするのか注目ですね。

狙撃手の的になりかねませんし、皆がどの位置でこれを見ることになるのかも含め、何が起きるか次回も楽しみに待ちましょう!

 

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