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【ゴールデンカムイ】土方歳三が金塊を探す真の目的が判明!?鬼の副長が暴れ回る!土方一味のこれまでの動きとは?

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三つ巴となっている金塊争奪戦の一角を担っているのが、新撰組“鬼の副長”土方歳三

土方が何故この時代にアイヌの金塊を追い奔走しているのでしょうか。

今回は、老いてもなお眼光鋭い「ゴールデンカムイ」ならではの土方歳三の魅力と、彼が率いる土方一派のこれまでの動きをまとめました!

 

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【ゴールデンカムイ】新選組の生き残り土方歳三とは?

“年老いた土方歳三”というかつてない土方歳三像が描かれている「ゴールデンカムイ」

ご存知の通り、土方歳三は新選組「鬼の副長」として知られる幕末の侍です。

何故“かつてない”土方歳三が描かれているのか、それは土方が史実では箱館戦争にて戦死したとされているからです。

「ゴールデンカムイ」での土方はそこから実は密かに落ち延び政治犯として長い間収監されていたという背景になっており、長い白髪に口髭を蓄え老いた姿で登場し世間を驚かせたのです。

樺戸監獄に収監された土方は犬童典獄の私情により幽閉され、犬童の異動とともに網走監獄へ移送、そこでのっぺら坊と出会い、刺青囚人として脱獄し金塊獲得に向けて動き出しました。

監獄では模範囚として大人しく過ごしていたようですが、彼の瞳は鋭気に満ち続けており、肉体的にも精神的にも衰えておらず年とってなお精気を滾らせていたのです。

アニメでは中田譲治さんによって、この老いた土方の渋みと現役感が震えるほど見事に表現されています。

この時代に老いぼれを見たら“生き残り”と思え

鬼の副長・土方歳三に、激動の時代の“生き残り”という威信が加わり凄みが増しているのが“ゴールデンカムイの土方歳三”なのです

 

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【ゴールデンカムイ】土方歳三は銃と刀の二刀流!?

「ゴールデンカムイ」における土方歳三の見所のひとつが、息を呑むほど惹き込まれる戦闘シーン。

恐らく70歳を越えていると思いますが、高齢とは思えない身のこなしと鋭い剣術で敵を容赦なく斬り伏せていくのです。

彼がふるうのはもちろん愛刀・和泉守兼定

たとえ相手が複数でも瞬く間に斬り倒していく姿はまさに鬼。

さらには網走監獄の犬童戦で掌に自身の血を溜めそれを飛ばし目潰しにするなど、天然理心流を彷彿とさせるような戦い方も見せています。

姿は老いても土方歳三の覇気は変わっていないのです。

そしてもうひとつ見逃せないのが、ウィンチェスターM1892

ウィンチェスター社が開発したレバーアクション式のライフルです。

そう、土方歳三は刀とライフルの二刀流なんです。

右手に兼定、左手にウィンチェスターを構える姿がとにかくカッコイイ!!

刀には“生き残り”の誇り、ライフルには新しい時代へ進む力のようなものを感じさせるのがこの老土方の魅力

どちらの腕にも長け、遠近を柔軟に使い分ける隙のない戦い方で、作中トップクラスの強さを誇っています。

 

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【ゴールデンカムイ】若い頃の土方歳三はイケメン!?

単行本9巻では若き姿の土方が、そして16巻では新選組鬼の副長としての土方が描かれています

土方歳三と言えば女性人気の高い人物ですが、「ゴールデンカムイ」での土方もまたかなりイケメンでした。

直線的な凛々しい眉毛に切れ長の目、鼻筋の通った端正な顔立ちです。

盲目の都丹庵士が杉元の声を聞いて「若かった土方さんにそっくりだ」と言っていますが、意志の強そうな目元もどことなく似ている感じがしますよね。

 

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【ゴールデンカムイ】土方一味のメンバーは?

物語が進み土方一味は大所帯になってきました。

バラエティーに富んだ現在のメンバーをご紹介します。

 

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永倉新八

元新撰組最強剣士。

樺戸集治監で土方と再会し、土方の脱獄後はアジトや武器を提供しながら共に行動しています。

新撰組時代の血気と剣術は健在。

 

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牛山辰馬

刺青囚人のひとり。

10年間無敗の柔道家で、羆を素手で投げ飛ばすほど常人離れした肉体と強さの持ち主です。

金塊を手に入れたら“世界中から腕っぷしの強いやつを集めて、誰が一番強いか決める試合の賞金にする”とのこと。

通称「不敗の牛山」あるいは「チンポ先生」。

 

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夏太郎

元は茨戸の日泥一味の若衆。

その騒動で土方に惚れ込み同行するようになりました。

金塊を手に入れたら“北海道ではまだ誰もやっていない羊の牧場を経営する”とのこと。

 

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都丹庵士

刺青囚人のひとり。

盲目のガンマンで、暗闇戦では最強。

盲目仲間と共に按摩として第七師団の保養地に潜り込み情報収集していたこともありました。

 

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門倉

元網走監獄の看守部長。

父が土方とともに戦った旧幕府の一員で、自身も看守という立場から情報を流していましたが、網走争乱以降旅に同行することに。

極端に運の悪い凶運の持ち主。

 

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キラウシ

釧路付近のコタンに住むアイヌ。

鰊猟場に出稼ぎに行っていたところ土方らに出会い、共に行動するようになります。

姉畑の一件で杉元たちとも面識有り。

 

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尾形百之助

第七師団の上等兵で、現在は脱走兵。

茨戸の刺青人皮を手土産に土方一派に加入しましたが、猫のように居たり居なかったり。

作中随一の狙撃手ですが、樺太で右目を失いました。

 

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有古力松

第七師団の一等卒。

北海道アイヌで、父がのっぺら坊によるアイヌ惨殺事件の被害者です。

真相を知るために土方と手を組みましたが、鶴見にバレて二重スパイにさせられており、土方側からの信頼もない状態。

 

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石川啄木

遊軍記者。

土方が写真付き新聞記事で世論を動かすために接触。

一味というわけではありませんが、土方に情報を流すなど協力関係にあります。

 

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家永カノ

刺青囚人のひとり。

女装した天才外科医であり、「同物同治」を信じ最高の自分を追い求めて食人を続けていました。

月島からインカラマッを守り胸部を撃たれ(恐らく)死亡。

 

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【ゴールデンカムイ】土方と永倉の関係は?

土方と永倉は新選組結成以前からの同志

史実では鳥羽・伏見の戦いで負傷した近藤勇の代わりに土方が隊長代行を、永倉が副隊長代行を務めたと言いますし、2人の信頼は厚かったようです。

しかし直後に永倉は、近藤との喧嘩別れにより新撰組を離れました。(慶応4年)

それから数十年、2人は互いに年老いた姿で再会を果たします。

樺戸集治監で剣術指導を行っていた永倉は、ある日囚人として生き永らえている土方を目にし、再会の涙を流したのでした。

永倉は土方の脱獄後、アジトや武器を提供しながら共に行動しています

烏合の衆とも言える土方一派の中で、戦力的にも精神的にも土方が最も信頼できる人物でしょう。

土方に「死に場所が欲しいんじゃないのか」と問いながらも再び共に歩み出した永倉。

時を越え動き出した侍たちがどこまで走り続けるのか注目です。

 

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【ゴールデンカムイ】土方とのっぺら坊が交わした約束とは?

土方はのっぺら坊と共謀し、刺青囚人たちを率いて脱獄を成功させました。

つまりのっぺら坊に一番近かったということ。

土方は金塊についての話だけでなく、金塊の量やアシリパの和名なども聞かされていました。

しかし暗号自体を教えているわけではないので、アシリパを連れてくるということがひとつの条件、約束になっていたのかもしれません。

とはいえ確かな情報を与え共謀するということはそれなりに通じるところがあったのでしょう。

土方ものっぺら坊も非常に合理的な人間ですので互いに合理的に手を組んだと考えられますが、それでは協力に値する理由とは何だったのでしょうか。

それは土方が金塊を探す目的から少し見えてきそうです。

 

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【ゴールデンカムイ】土方一味が金塊を探す目的は?

土方が金塊を探す目的は「蝦夷共和国」を再建するため

日本とロシアの距離を危惧していた榎本武揚を中心に生み出された「蝦夷共和国」には、両国の“緩衝国”とする目的がありました。

日露戦争に勝ったとは言え未だ危ういロシアとの関係の中で、明治政府の主導に限界を見ている土方は「蝦夷共和国」に北方を委ねることで本州の国内発展に注力させようとしていたのです。

つまり土方歳三はやはりまだまだ国のために戦っているということ。

かつては財政的な理由も含め志半ばで潰えた「蝦夷共和国」ですが、2万貫もの金塊が手に入れられれば今度こそ実現できそうですよね。

この「蝦夷共和国」の再建とも言える計画では、“北海道を独立させ、海外から移民を募り多民族国家を築く”と土方は語っています。

一方のっぺら坊であるウイルクは過去に、アイヌなどの少数民族の未来を守るため「樺太・北海道を含めた極東連邦国家を作る」という目標を掲げていました。

互いの目標を2人が語り合ったかは分かりませんが、こういった志が協力し合うことになった根底にあるのではないでしょうか。

 

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【ゴールデンカムイ】土方一味が手に入れた刺青人皮の数は?

再び協力関係となった杉元側のものも合わせれば、土方が手に入れている刺青人皮は現在18枚

土方が手に入れている刺青人皮
  • 1.土方(写し)
  • 2.牛山(写し)
  • 3.都丹(写し)
  • 4.家永(写し)
  • 5.白石(写し)
  • 6.鈴川(写し)
  • 7.関谷
  • 8.土井
  • 9.茨戸で手に入れたもの
  • 10.油問屋で手に入れたもの
  • 11.江渡貝邸で手に入れたもの
  • 12~16.有古が持ってきたもの×5枚
  • 17.海賊房太郎(写し)
  • 18.平太師匠

刺青は24人の囚人に彫られたとされていますから、土方一派は4分の3を手に入れていることになります。

しかし問題は、この金塊争奪戦において鶴見が偽物を作りバラ撒いたということ

つまり実際に皮を剥いだり、囚人として顔を合わせたもの以外の真偽が分からないということです。

茨戸、油問屋、江渡貝邸、有古がもってきたものの計8枚が本物か否か…。

暗号を解く鍵であるアシリパと再び協力関係が築けたとはいえ、金塊争奪戦も終盤ですから、暗号を解くためには早急に偽物を見分ける方法を探す必要がありそうです。

 

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【ゴールデンカムイ】札幌で土方と杉元が再会した結末は?

網走で離散した土方らと杉元らは札幌で再会することとなりました。

以前は協力関係だった彼らですが、しかし土方と杉元は、目があった瞬間から双方殺る気の命がけのバトルを始めたのです。

網走にて土方に騙され利用された杉元。

そもそも杉元が邪魔になると感じていた土方。

そこにはすでに敵対心しかありませんでした。

アシリパの仲裁と提案により再び手を組むことになりましたが、土方と杉元の間には大きな溝が生まれてしまったのでした。

この溝がどんな展開をもたらすのか注目です。

 

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【ゴールデンカムイ】土方歳三が戦い続ける理由とは?

土方が戦い続ける理由はいわゆる“蝦夷共和国の再建”であり“国のため”だと書きました。

そこには良くも悪くも旧幕府軍志士としての生き様があるように思います。

永倉に「私はあと百年生きるつもりだ」と語り、土井に「役目があるから生き残った」と語った土方には、生き延びた今を活かし再び日本のために最期まで戦おうとしている姿が見えます。

しかしまた逆に、侍としての死に場所を欲してかつての目的を追っているようにも見えるのです。

鶴見の言う通り本当に「この世に恨みを残した悪霊」なのかもしれませんが、時を経ても日本の未来を見据え戦っているところがやはり土方歳三と言えるのではないでしょうか。

動乱の幕末で最後まで旧幕府への忠心を貫き国のために生きた男。

「ゴールデンカムイ」でもその土方像は変わらないのだと思います。

ただこの作品に掲げられている『天から役目なしに降ろされた物はひとつもない』というテーマからすれば、きっと土方がこの歳まで生きている意味があるはず。

それが何なのか、間もなく分かる時が来そうですね。

 

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まとめ

年をとって登場しましたが、その姿勢や振舞いは見事に“土方歳三”という感じです。

激動の時代を生き延び新たな時代に存在しているこの土方は、過去の亡霊なのかそれともカムイが未来のために残した英雄なのか。

その生き様は「ゴールデンカムイ」でしか感じることができません!

「ゴールデンカムイ」ファンも土方歳三ファンも魅了する、「ゴールデンカムイ」ならではの土方歳三に最後まで注目です!

 

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