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最新ネタバレ『進撃の巨人』133-134話!考察!対話不可!?エレンとは戦うしかない!

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マーレ海岸都市オディハに到着したアルミンたち。

イェレナの予測では、エレンの行き先はマーレ大陸南の山脈にある飛行艇の研究基地“スラトア要塞”。

急いで整備を進めるも、フロックが急襲し飛行艇の燃料タンクに穴が空いてしまいました。

更に地鳴らしが目視できる距離まで来てしまいます。

そして…燃料タンクの穴を塞ぎ飛行船が飛び立つまでの時間稼ぎのため、ハンジが巨人たちに向かっていき、命を落としました。

ハンジのおかげで間一髪飛び立った飛行船。

ハンジを失いながらも、アルミンを新たな団長として彼らはエレンを止めるために“スラトア要塞”へと向かいます。

第133話は『罪人達』ということで、罪人達の罪の受け止め方が描かれていきます!

 

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『進撃の巨人』133話!のネタバレ

それでは『進撃の巨人』133話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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紡がれた意志

無言の飛行艇内。

新団長アルミンはオニャンコポンに声を掛けに行きます。

燃料を半分しか入れられないまま出発したため、スラトア要塞まで保つか心配するアルミンに、

オニャンコポンは「絶対に辿り着いてみせる」と言いました。

「ハンジさんが紡いでくれたこの飛行船…最後の望み…俺が必ず基地まで届けてみせる!!必ずだ!!」

何としてでも必ず地鳴らしを止めてくれとアルミンに託すオニャンコポン。

アルミンは「…あぁ」と返しました。

 

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エレンを止める方法は?

飛行船はオニャンコポンに任せ、他のメンバーは作戦会議です。

まず「始祖の巨人」の形をリヴァイとピークに確認するアルミン。

リヴァイ「要はバカでかい骨の塊が動いてる…虫みてぇにな」

この虫みたいな中でエレン本体がどこにいるかは分かりませんが、それでも「まとめて吹き飛ばすことはできる」とピークは言います。

「あなたの“超大型巨人”なら」

しばし沈黙した後、アルミンは答えました。

「確かに…それが一番有効なやり方だ」

しかしまずアルミンが、仲間たちが望んでいることはエレンとの対話です。

アルミンは対話を尽くしてから、それでも他にエレンを止める術が無い時の「最終手段だ」と言い、ミカサも頷きました。

するとリヴァイが「最終手段があるに越したことはないが…」として、ひとつ提案を持ちかけました。

それは“先にジークを殺す”こと。

エレンはジークを介して「始祖の巨人」を支配しているなら、エレンの中にいるジークを殺してしまえば「地鳴らし」が止まるのではということです。

それはハンジの予測でした。

親友ハンジの考えとリヴァイ自らの因縁。

エレンと同じくもちろんジークの位置も見当がつきません…が、やるしかありません。

「ジークは俺が仕留める。力を…貸してくれ」

 

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同じ罪

「もちろんです…」と最初に言葉にしたのはジャン。

この飛行船を飛ばすため仲間を大勢殺したことを、無意味な殺戮にするわけにいかないからです。

ジャンは「すべては…地鳴らしを止めるため。俺は何だってやります」と真っ直ぐ宣言しました。

コニーも船で出発する前に知人を殺してしまいましたよね。

“世界を救うため”と言い聞かせ仕方なく及んだコニーでしたが、やはりその事実は重く圧し掛かっていました。

「なあ…ライナー。お前も…ベルトルトも…アニも…辛かったよな…」

同じ罪を犯し、ようやく理解することとなった仲間の気持ち。

ライナーは一生自分を許すことが出来ないだろうと語り、「せめて…残りの人類を救おうぜ…」とコニーの肩に手を置きました。

あの時のライナーたちも、今のコニーたちも、もう皆同じ罪人。

もうその罪を贖うことが出来ないとしても、今はとにかくやるしかないのです。

罪だけ背負っていたらその行動が無意味だったことになってしまいますからね。

 

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エレンが仲間に託している?

「…お前を責める自覚なんて無かったんだ…俺は…。人を救うため人殺しになった」と言うジャン。

その言葉にライナーは「レベリオ襲撃の夜に同じことを言われた」とエレンのことを思い出します。

そしてライナーは、「俺はエレンの考えていることが少し分かる気がする」と言いました。

「エレンは…俺達に止めて欲しいんじゃないのか?」

そこでアルミンが、ずっと思っていた疑問を打ち明けました。

それは“エレンはすべてのエルディア人に影響を与えることが出来るのに、何故自分たちは変わりなく巨人の力を使えるままなのか”ということ。

それはつまり、彼らに自由にやらせているということです。

そのせいで地鳴らしを止められるかもしれないのに、何故エレンは自由にさせているのか。

すると「エレンも辛いはずなんだ…」とライナー。

「俺だったら…もう始祖の力を誰かに任せてしまいたい。それが出来なければ…終わりにして欲しい…誰かに…」

「誰か」とは言うものの、やはりそれを託したいのは仲間たちでしょう。

やはりエレンも仲間たちの力で終わりにしてもらいたいと願っているのでしょうか。

 

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エレンに伝わるのか!?

そこで突如、座標に飛ばされるアルミンたち。

タイミングからして、エレンが話を聞いていたのかもしれません。

そこでアルミンは大声で叫びました。

「エレン!聞いてくれ!もう充分だ!!」

島のため、仲間のために動き出したはずのエレン。

それで言うともう充分な成果です。

恐怖と破壊の限りが尽くされたことで、これから何百年先誰もパラディ島には手を出せないでしょう。

「これ以上誰も殺さなくていい!島はもう大丈夫だ!」

アルミンは必死に伝え続けました。

アルミンに続き、ジャンもコニーも必死に想いを叫びます。

そしてミカサも。

「あなたの罪を一緒に背負いたい。あなたと同じ罪が…私達にもある」

「だから…お願い…帰ってきて」

リヴァイも「今ならケツにケリ入れるだけで勘弁してやる」と伝えました。

 

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エレンの答え

座標にエレンの声が響きます。

「地鳴らしは止まらない。パラディ島の未来を運に任せて放棄することもない。オレは進み続ける」

エレンの答えはNO。

止まらないという答えに一同は凍りつきます。

するとその時、エレンの姿が現れました。

やはり子供の姿です。

ミカサ・アルミン・コニー・ジャンがエレンの方へ走りながら必死に声を掛け続けますが、何を叫ぼうとエレンの答えは変わりません。

「オレは自由を手に入れるため、世界から自由を奪う」

しかし彼らからは何も奪わないとも言います。

「お前たちは自由だ」

アルミンたちが世界の自由を守るのも自由、そしてエレンが進み続けるのも自由。

4人が走っても走ってもエレンは遠くなっていく一方で、エレンの元に辿り着けないどころか、走った先にいたのはその場に留まっていたリヴァイ・ライナー・ピークでした。

相変わらずエレンの言葉だけが明確に届きます。

「互いに曲げられぬ信念がある限りオレ達は衝突する」

遠くに見えるエレンの横にはいつの間にか始祖ユミルが立っていました。

エレンは告げます。

「オレ達がやることはただ一つ」

「戦え」

エレンが彼らを呼んだのは、話し合いが必要ないと話すため。

やはりエレンは意図的に仲間たちを自由にしていたようですが、対話ではなく戦うことが唯一の方法だと伝えたかったようです。

そして「オレを止めたいのならオレの息の根を止めてみろ。お前らは自由だ」と言い残し、彼らを戻しました。

対話は失敗。

交渉の望みは潰え、そしてエレンは止まりません。

 

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こちらも罪を背負う者たち

一方キヨミさんとアニが会話中の船チームは、これから数日懸けてヒィズル国に向かう模様。

キヨミさんはジークとエレンを結び付けた責任を感じていました。

彼女もまた、贖えぬ罪を抱えている者。

時が遡るということがないだけに、後悔が絶えることがないのだと語ります。

当時の彼女は一族の利益と家名を守ることを何よりの務めとしていたために、エルディア人の生きる道を模索し尽くしたとは言えないからです。

「どうして…失う前に気づけないものでしょうか」

ただ、損も得もなく他者を尊ぶ気持ちに…。

キヨミさんの話を聞きながらアニも失ってきたものを思い出します。

父…戦士候補生時代の仲間たち…調査兵団の仲間たち…そしてアルミン。

アニは目を伏せ「でも…もう遅い」と呟きました。

 

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望みはファルコの巨人

そこにガビとファルコがやって来ました。

ファルコがジークの記憶を見たというのです。

ここでひとつ新情報。

どうやら巨人は他の巨人の一部を取り入れることでその能力が発現するらしく、女型は特に発現しやすいためアニは色々飲まされてきたそうです。

そしてファルコたちが言ってきたのは、彼がジークの脊髄液で巨人になったために、獣の巨人の特徴が発現しているようだということ。

ファルコが見た記憶とは、雲の上を飛んでいた記憶。

つまり過去に『羽の生えた獣の巨人』がいたということです。

そしてそれが自分にも出来る気がするのだとファルコは言いました。

ファルコは顎の巨人ではありますが、その形態は何だか鳥っぽかったですもんね。

そして2人はアニに意思を伝えました。

「だから…オレ達…行ってきます」

しかしここで巨人化すれば船が耐えられず全員死んでしまうかもしれないのでアニは焦って止めます。

ましてファルコはまだ巨人の力を制御できてなかったですからね。

「もう!失ったものは戻ってこない…!もう遅い!」

先ほど失ってしまったものを振り返っていただけに、余計に必死に止めるアニ。

しかしそんな彼女を止めたのは、失ったものに後悔を抱え続けているキヨミさんでした。

「船が沈んでも構いません。これ以上…後悔を増やすことになるくらいなら」

 

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空からの抵抗

現在飛行船が向かっているスラトア要塞に、ある列車が向かっていました。

運転していたのはマーレ人の男性。

そしてその後ろには、エルディア人の男性が銃を構えています。

アニのお父さんでしょうか。

どうやらこの列車にはマーレにいたエルディア人たちが乗っているようで、要塞にある飛行船を奪い他所へ逃げようとしていたのでした。

その中にはライナーの母や、ガビ・ファルコの両親などもいますね。

しかし列車に乗っているエルディア人たちは、上空に何機もの飛行船が飛び立っていくのを目にしてしまいます。

望みの綱である飛行船が使われているのを見てしまい、「もう…だめだ…」と車内は絶望に包まれ始めました。

そして更に彼らに追い打ちをかける出来事が。

なんとすぐそばに土煙…つまり地鳴らしに追いつかれてしまったのです。

皆言葉を失いその脅威を見つめるしかない一同。

ところが事態は急転。

なんと先ほど飛び立った飛行船が巨人たちの方へ向かっていき、そして爆撃を始めたのです。

「助かるかもしれねぇ…!」

巨人の手が届かない空からの一手に希望が託されます!

 

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進撃の巨人』ネタバレ133-134話のまとめ

ようやく仲間(ライナーたち)を仲間(コニーたち)が本当に理解した瞬間でしたね。

それが“人を殺して”なされるところが、この物語の悲しくつらいところですが。

キヨミさんも含め皆贖えない罪を背負いながら、その罪を意味のあるものに紡ぐために進みます。

でもアニだけは足を止めましたね。

もちろんそれも罪の受け止め方のひとつですし悪いことではないですが、父親と再会するとか、アルミンと再会するとかでまた変化があればいいなと思います。

今の最大の“罪人”と言えばエレンですが、ミカサたちが言ったようにエレンをそうさせてしまった彼らも、さらに言えばこの世界皆が罪人です。

だからエレンひとりに背負わせまいと、仲間たちは対話を望んでいました。

しかしエレンはその機会を自ら与え、そして拒否してしまったのです。

前回あれほど自由を感じてキラキラしていた少年エレンが今回はすっかり死んだ目?になっていますので、今回のエレンの言葉には別の本心があるようにも思いますが…。

つまりやはり止めて欲しいのかなと感じます。

ただしエレンの望みは「自分を止めるなら戦え」ということ。

というのは、自分じゃ未来を選べないので信じた仲間たちに委ねたいとか、世界の脅威である自分を仲間たちに殺させることによって彼らを英雄にさせたいとかですかね?

座標から戻った後、リヴァイの指が復活しているところも気になります。

もちろん作画ミスの可能性も否めないですが、やはりそこにも「戦え」というエレンの意志が加えられたのかもしれませんね。

対話の術を失い、いよいよ覚悟を決めるしかないアルミンたちですが、とりあえずファルコたちが何か物語を動かしそうです。

空からの総力戦が始まったスラトア要塞、飛ぶ巨人の到着に注目ですね!

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『進撃の巨人』135話!vs歴代巨人の絶望に空飛ぶファルコ巨人・・

⇒『進撃の巨人』134話!ついにエレンの元に到着!その間ヒスト・・

⇒『進撃の巨人』132話!ハンジが繋げた未来!仲間たちはいよい・・

⇒『進撃の巨人』131話!夢見た世界・・

 

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