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最新ネタバレ『進撃の巨人』132-133話!考察!ハンジが繋げた未来!仲間たちはいよいよエレンの元へ!

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来たる未来を知る中で葛藤し涙しながら進み続けてきたエレン。

その目的はエルディアを救うためではありましたが、それとは別の、エレンとしての純粋な感情が起因していることが判明しました。

それは“壁の外の現実が、かつて夢見た世界と違っていた”ということ。

エレンは、かつてアルミンの本で見る世界と違って「ガッカリした」ために、すべて消し去ってしまいたかったのです。

そして今、壁の巨人たちが大陸を蹂躙していく中で、エレンの心=少年のエレンは自由を感じていました。

自分の望んだ景色に心躍らせる少年エレンが嬉しそうにアルミンに語りかけた時、2人は座標で邂逅します。

しかしそこでのアルミンは現在のアルミンの姿でした。

アルミンはエレンと同じく“世界が自分たちの夢見た世界と違っていた”と感じていましたが、その心はエレンとは違っていたのです。

「まだ僕らの知らない壁の向こう側があるはずだと信じたいんだ」

違っていたからこそ破壊を望んだエレン。

違っていたけど信じ進み続けようとするアルミン。

かつて同じ夢を見た2人の道は分かれてしまいましたが、きっとまた共に歩み、さらにその先の世界を見ると信じましょう。

 

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『進撃の巨人』132話!のネタバレ

132話は『自由の翼』。

読み終わった後、このタイトルに涙します!

それでは『進撃の巨人』132話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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格納庫に到着

船で島を出た一行がマーレ海岸都市オディハに到着します。

オディハの住民はすでに南へ逃げたようで、陸を見渡す限り静かで、港の船も出払っていました。

さて今の目的は「地鳴らし」が山を越えてくる前に飛行艇を整備すること。

何としてでも空に揚げてみせると誓うキヨミさんは、ハンジに思いを託しました。

「我々の故郷を…どうかヒィズルを頼みます」

そしてさっそく男たちによって飛行艇が格納庫へ入れられました。

しかし飛行艇にはイェーガー派によって仕掛けられた爆弾がまだ巻かれた状態。

時間がないので男たちは切り捨ててしまおうと考えましたが、アルミンが「何かに使えるかもしれない」として、飛行艇に積んでおこうと提案しました。

用途は未だわからないと言いますが、この後のどんな展開で使われるか注目していましょう。

 

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事実を知るファルコ

一方、頭を抱えて泣き叫ぶファルコ。

ファルコは初めて巨人になりその後寝込んでいたので、状況をたった今知ったのです。

マガトが死んだこと…レベリオがすでに「地鳴らし」に飲み込まれていること…つまり家族も亡くなった可能性が高いこと…。

すぐには受け止められない事実です。

これからオレたちだけでどうしたらいいのかと泣き喚くファルコに、ピークも「わからないの…」と謝ることしか出来ませんでした。

 

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ミカサとアニの気持ち

俯き海辺に座っているアニ。

そこへミカサが、アニが慣れていない新型の立体機動装置をライナーとともに慣らしてくるよう声をかけました。

「今できることをやるべき」とのミカサの提案でしたが、しかしレベリオが救えなかったことでアニは「作戦を降りる」と宣言していましたよね。

なので飛行艇にも乗らないつもりです。

理由は、アニには“人類を救う”という気持ちが分からないから。

むしろ今救おうとしている人類から生まれた時から迫害を受けてきた“マーレのエルディア人”であるアニはこう考えるのです。

「地鳴らし」が止められたとしても、マーレが滅んだ後ではエルディア人を守る後ろ盾は何もないと。

故郷を救う僅かな望みにすべてを懸けている今の仲間たちに申し訳ない気持ちを抱えてはいますが、故郷を失ったアニはもう戦えないのです。

アルミンを見つめながら語るアニ。

「最期の時間くらい…穏やかでいたい」

それが今のアニの望み。

するとミカサが、アニの目線と表情で察しました。

「…いつの間に?」

意外と鋭かったですね、というかアニの表情が分かりやす過ぎたのかな?

アニのアルミンへの気持ちに気づいたミカサは、彼女に問い質すでもなくこう言いました。

「あなたはもう辛い思いをしなくていい」

それはミカサの本音でしょうが、それとは別に確実なことがあります。

「でもアルミンは私達と飛行艇に乗りエレンの元に向かう」

それも承知のアニ。

一方ミカサは、人類を救うためにエレンを殺しに行くわけではなく「遠くに行ったエレンを連れ戻すだけ」だと語りました。

今のミカサはマフラーを持っているだけで、もう巻いてはいません。

 

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エレンの行き先

リヴァイが未だ満身創痍ながらも動き出しました。

向かう先は、意識が戻ったというイェレナの所。

エレンの行き先を吐かせるためです。

イェレナの予測したエレンの行き先は“スラトア要塞”。

マーレ大陸南の山脈にある飛行艇の研究基地です。

連合軍がパラディ島へ攻めてくるとしたらまずカリファ軍港の戦艦、そして戦艦を潰したとしても“スラトア要塞”の飛行艇が気になると以前エレンに進言していたからです。

飛行艇は少しでも始祖の巨人に攻撃できる可能性のある兵器…エレンとしては潰しておきたいはずです。

リヴァイに「えらく従順に答えたな…」と訝しがられるイェレナ。

イェレナはジークの敗北で憔悴しているのです。

それでもジークの計画は正しかったのだと認めてもらいたいと言いました。

ハンジは認めます。

「エレンに何の解決策も…希望や未来を示せなかった私の無力さを」

 

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アニとの別れ

ピークはガビとファルコを作戦に参加させないつもりで、2人の身をキヨミに託しました。

自分自身は飛行艇に乗るつもりです。

「死んだ仲間たちに報いなければなりません」

そして離陸準備を進めるメンバー。

右手の指が2本しかなくても剣の柄を握ろうとするリヴァイが痛々しい…。

「2本もありゃ十分だ」と言っていますが、よりによって薬指と小指だけではほぼ力は入らないでしょう。

そしてライナーとピークに謝るアニはここから別行動となります。

「ずっと謝りたかった」とライナー。

ライナーとアニは抱き合い、別れました。

アニは飛行艇組ともここでお別れです。

一瞬視線を交わすアニとアルミン。

心配するミカサに「アニはアニのままでいいんだから」と返すアルミンですが、やはり寂し気な表情です。

かたや車力の巨人に乗せて欲しいとピークに言い寄るもフラれてしまうハンジ。

ハンジは背後にいたリヴァイに呟きました。

「ねぇリヴァイ…みんな見てるかな?今の私たちを死んだ仲間に誇れるかな…」

リヴァイは言葉に詰まり、「ヤツみてぇなこと言ってんじゃねぇよ…」と返しました。

 

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フロックの意志

場面は格納庫。

燃料の注入を開始するところまで準備は進んでいました。

すると―

なんとオニャンコポンの背後にフロックが!!

フロックは銃を乱射しました。

すかさずミカサがアンカーを射出。

アンカーが首に刺さりフロックは倒れました。

フロックはやはり船にしがみつきついて来ていたのです。

「行くな…行かないでくれ…島のみんな…殺される…俺たちの…悪魔…それだけ…希望…」

フロックはそう言い残し息を引きとりました。

看取るハンジとジャン。

フロックはウォールマリア奪還作戦でただ一人生き残って以降、自分が生き残った意味や島の人々のことを考えひたすら走り続けて来たんですよね。

主要メンバーたちとは考え方が違い激しく対立してしまいましたが、彼もまた世界に抗い平和を守る立派な兵士だったと思います。

 

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心臓を捧げる

一方、フロックの襲撃により事態は急転しました。

フロックの銃弾によって飛行艇の燃料タンクに穴が空いてしまったのです。

急いで溶接しようとするも…

カタカタカタカタと地面が揺れ始めます。

この振動は…

「地鳴らしが…来た!!」

壁の巨人たちはもう目視できるところまで接近しています。

アルミンとライナーが巨人となり足止めしようと切り出すも、「巨人の力はもう一切消耗させるわけにはいかない!!」とハンジが引き止めました。

しかしこの切迫した状況、誰がどう対応すれば良いのか…。

するとハンジがこう切り出しました。

「皆をここまで率いてきたのは私だ。大勢の仲間を殺してまで進んだ。そのけじめをつける」

まさかハンジ…。

するとハンジはアルミンを15代調査兵団団長に任命しました。

理由は調査兵団団長に求められる資質をアルミンに見出していたから。

それは“理解することを諦めない姿勢”。

「皆を頼んだよ」

言葉を失うアルミンたちを置いて、ハンジはいつもの明るい調子で歩き始めました。

ハンジを呼び止めるリヴァイ。

ハンジは「ようやく来たって感じだ…私の番が」として、「このまま行かせてくれ」と青ざめた表情で伝えました。

ハンジの心中を理解しているリヴァイ。

そして自分の気持ちとも葛藤しているのでしょう、リヴァイは無言で目を伏せます。

リヴァイは再び目を開け、ハンジの胸に拳をあてただ一言、言いました。

「心臓を捧げよ」

ハンジは「君が言ってんの初めて聞いたよ」と笑いながら巨人たちの元へと飛んでいきました。

 

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ハンジとの別れ

地面を覆いつくすほどの巨人の群れを見て、ハンジは感慨深く呟きます。

「ああ…やっぱり巨人って素晴らしいな」

仲間たちはただ見守るしかありません。

ハンジが巨人に立ち向かっている中、飛行艇の燃料タンクの穴が塞がりました。

ほどほどの燃料を入れ、急いで飛行艇に乗り込みました。

彼らの目に映るのは巨人の蒸気に包まれ落下していくハンジ。

「ハンジさん!!」

涙を流しながら離陸する仲間たち。

リヴァイは静かに呟きました。

「…じゃあなハンジ。見ててくれ」

 

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ハンジの行き先

巨人によって均された地面に横たわり目が覚めるハンジ。

飛行艇の行方を気にして飛び起きるハンジに、「飛び立ったよ」との声がかけられました。

声の主はエルヴィン。

他にもモブリットやミケ、ナナバ、キースやサシャなど多くの仲間がいますね。

『自由の翼』を背負ってきた仲間たち。

彼らに迎えられたハンジは、「団長なんかに任命されたせいで大変だったよ…」と愚痴りながら、モブリットに手を借り起き上がりました。

 

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進撃の巨人』ネタバレ132-133話のまとめ

フロックとハンジの死亡衝撃でしたね。

フロックもハンジも生き残ったことを辛く感じていたのではないかと思いますが、その中で葛藤しながらも自分のすべきことを信じ、最後の最後まで意思を貫き戦い抜いたかっこいい兵士たちでした。

今回はまとめきれないというか、フロックとハンジを含む一人一人の描写にその背景が次々と思い出されてきてすべてを言葉に表すことができません。

すでにTwitterなどでは今回の内容についての投稿で溢れているようですが、それほどファン皆が思い思いに受け止められる回だったと思います。

特にハンジとリヴァイのやり取りがきましたね。

再び残されたリヴァイはさらに仲間たちの想いを背負っていくことになりましたが、今までのように戦うことが出来ない状態なので、“如何に死ぬか”という形になってきそうですでに胸が痛いです。

特に今回の最後のシーンを見せられたら、リヴァイもこっち側に来られれば…なんて不謹慎なことを考えてしまいます。

だってこの世界の現状があまりにも辛すぎるから。

そのくらい絶望に包まれる世界で、仲間たちはエレンを止めることはできるでしょうか。

ライナーがアルミンに「エレンを止める切り札はお前しかいない!!」と言っていますが、やはりキーマンはアルミンでしょう。

エルヴィンじゃなく自分が生かされたことに悩んでいたアルミンが“団長”としてさらに背負うことになり心配ですが、アルミン団長はアルミン団長として強い意思で皆を導いてもらいたいですね。

仲間たちから繋がれた未来をその先まで繋げることは出来るのか、アルミン率いる飛行艇組の奮闘に期待しましょう。

アニとファルコ、巨人が2人残る船組の動向も注目です。

 

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