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【ゴールデンカムイ】見た目は可愛いのに凶暴すぎる!?恐るべき動物クズリとは?

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この記事を読むとわかること

  • クズリは強力な武力を持つ
  • クズリは特定の攻撃に弱い
  • クズリは特定の方法で育てられた

物語が進み、その舞台を樺太へ移したゴールデンカムイ。

アシリパを追って海を渡った杉元たちの前に現れたのは、北海道では見たことのない生物。

ずんぐりとした可愛い見た目とは裏腹に、そいつは恐ろしく凶暴な生物だった!!

 

今回は、樺太編にて屈強な男たちを恐怖に陥れた動物〝クズリ〟についてご紹介したいと思います。

 

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【ゴールデンカムイ】イタチ科の小さな悪魔

クズリはイタチ科の動物です。

ゴワッとした黒い体毛に丸く小さめの耳を持っていて、見た目はイタチと言うより熊に近いです。

寒い地域に棲息しているのですが、樺太と北海道の間に動物の分布境界線があるようで北海道にはいません。

なので杉元たちが未知だったのも当然なのです。

そのクズリは、ヒグマやオオカミなど獰猛な肉食動物が棲息する中でなんと最強と言われている存在。

とても獰猛かつ凶暴で「小さな悪魔」と呼ばれています。

猟犬であるリュウはその危険性を真っ先に感じ取り警戒していましたね。

 

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【ゴールデンカムイ】別名ウルヴァリン

「クズリ」というのは和名で、その語源はニヴフ語だと言われています。

ニヴフはこの樺太編でも登場しますが樺太北部に住む少数民族ですので、やはり生息地であるそちらから渡ってきた言葉のようです。

 

学名は「グログロ」。

〝大食漢〟という意味なのですが、その名の通りたくさん何でも食べます。

雑食性で主に小動物や鳥、果実、他の動物の食べ残しや死骸などを食べているのですが、冬にはヘラジカなどの大型動物を襲うこともあり、食べきれなくても解体して地中に埋めたり、樹上に引っ掛けるなどして貯蔵する習性もあります。

とにかく食べることに執念深いのです。

 

そして英名は「ウルヴァリン」。

これはX-MENに登場するキャラクターとして名前を知っている方も多いかと思います。

鋭い爪が印象的なヒーローですがやはりこのクズリから名付けられており、本物のクズリにもしっかり5本の鋭い爪が備わっています。

ウルヴァリンという言葉の意味としては〝オオカミを狩る者〟と言うようなニュアンスだそうで、この名からもクズリの獰猛さが伝わってきますね。

 

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【ゴールデンカムイ】体は小さくても熊より恐ろしい生物

ヒーロー「ウルヴァリン」は〝小さいけど凶暴〟であるクズリから名付けられていますが、その意味は一体どういうことでしょうか。

クズリの体長は1メートルほどでイタチ科としては大きいものの、ヒグマが闊歩する地域においてそこまで大きくないと言えます。

しかし現地では「熊より恐ろしい」と言われているのです。

その理由は、恐れ知らずだから。

クズリは相手が自分より大きくても果敢に勝負を挑んだり、複数でも追い散らしたりします。

杉元たちが遭遇した際も、自身の体の何倍もあるヒグマを襲っていました。

 

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【ゴールデンカムイ】狙った獲物は食らいついて離さない

熊さえ襲う猛獣クズリの武器は牙。

口を開くと、そのすっとぼけた見た目に反して鋭い牙が剥き出しになります。

4本の長い犬歯が印象的です。

それに噛まれたらひとたまりもないという感じですが、クズリにはさらに強力な武器があります。

それは強力な顎。

クズリの顎は熊などの大型動物の骨すら簡単に噛み砕くほどの力を持っているのです。

体に比べて少し大きな頭部はその強さゆえなのでしょうね。

鋭い牙と強い顎で、食らいついた獲物は離しません。

 

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【ゴールデンカムイ】鯉登少尉すら対応できない動きの速さ

恐ろしいのは牙や顎だけではありません。

注目はその素早さ。

作中でも、その可愛い見た目に油断して安易に近づいた鯉登の背中にあっという間に飛びつきました。

油断していたとは言え、身のこなしに定評があり戦闘力もある鯉登がまったく対応出来ずに背中に回られたのです。

さらには鯉登に乗ったクズリを月島が蹴り飛ばした後、銃で追撃するも弾が当たらないほど素早い動きを見せました。

熊がいくら膂力があるとしても、このスピードで動かれたら攻撃を当てること自体が難しいかもしれませんね。

 

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【ゴールデンカムイ】大きい手の平で雪の上も素早く移動

月島が驚くその素早さですが、実はもう一つ秘密があります。

それはクズリの足の大きさ。

クズリは四肢が太く足も大きいので、その分体重が分散されています。

その大きい手足がカンジキのような役割となり、柔らかい雪の上でも難なく移動出来るというわけです。

獲物が雪に足を取られている隙に素早く襲いかかるというのも、クズリの得意な戦法です。

 

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【ゴールデンカムイ】大きな獲物は木の上から背骨を攻撃

大型の動物に対しては、木の上から奇襲するといった方法を取ります。

一気に背中に飛び移り脊髄や延髄といった急所に噛みつくのです。

恐れ知らずだからと言って正面から突っ込むだけの短絡的なやつではないということですね。

エノノカにもこの方法で飛びつこうとしましたし、殴り合い最強の岩息舞治もこれで襲撃され、為す術なく丸まることしか出来ませんでした。

背中にくっつかれたら腕が回せないですし、効率的で恐ろしい攻撃だと言えます。

牛山なら対応出来たりするのでしょうか…気になります。

 

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【ゴールデンカムイ】気性が荒く出会うと危険

クズリの気性の荒さは肉食動物ですら恐れて逃げてしまうことがあるほど。

獰猛な性格から、ヒグマやオオカミなどが獲った獲物を横取りすることもあります。

さらに恐ろしいのは、相手が逃亡するまで戦い続けるしつこさ。

10~15kmの距離を休まず移動出来るほどの持久力もあるというのだから相手はたまりませんよね。

さらに木登りだけでなく泳ぎもうまいと言うのだから厄介です。

クズリは、人間はもちろん他の生物すら最も出会いたくないと思うほど危険な存在であり、ヒグマやオオカミなどの大型肉食動物が棲息する地域において、小柄ながら〝最強〟と言わしめるだけの圧倒的な凶暴性を持っている動物なのです。

杉元たちは出会うと危険と言われる生物に真っ先に出会ってしまったのでした。

 

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まとめ

海を渡った新天地で杉元たちを襲撃したのは、出会ってはいけない、熊さえ逃げ出す最強生物でした。

漫画「ぼのぼの」でどこにでも糞をするだけのおっとり生物かと思っていましたが、知れば知るほど恐ろしく、皆無事で良かったなと思います。

恐れ知らずと言うのが弱肉強食の中で生き残るポイントでしょうか。

自ら死に近づき生を掴む不死身の杉元の強さと似てるところがあるようなないような。

最強生物まで参戦してきたゴールデンカムイ樺太編、楽しみが尽きないですね。

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒ストーリーには欠かせない熊の存在!野生のヒグマは危険!?熊・・

⇒クズリから逃れた先はバーニャ!・・

⇒平太が恐れていたヒグマとは?・・

⇒ゴールデンカムイの意味は?作品に欠かせないアイヌ語!アシㇼ・・

⇒函館五稜郭編!!汽車にまさかのヒグマ!?・・

 

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