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最新ネタバレ『炎炎ノ消防隊』226-227話!考察!新門火鉢の末路!火消し棟梁の運命とは!?

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紅丸vs火鉢、最強の師弟喧嘩開始!

火鉢鬼が巨大な“日輪”を背負う中で、紅丸は幼い頃に繰り返し言われてきた「大馬鹿野郎」という言葉を思い出します。

人を魅了するほどの大きな力を持つ紅丸ですが、当時はまだその力と「大馬鹿野郎」の意味を理解出来ていませんでした。

そんな紅丸に火鉢は今何を伝えに来たのか。

今回は火鉢の想いと彼が亡くなった原因について描かれます。

 

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『炎炎ノ消防隊』226話!のネタバレ

それでは『炎炎ノ消防隊』226話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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消防官と火消しの違い

引き続き火鉢と紺炉の会話から。

“浅草の火消しが大馬鹿野郎しか務まらない”という理由について火鉢はこう理由を語りました。

「聖陽教の消防官と浅草の火消しは違う」

その違いとは、鎮魂に対する後ろ盾があるかないか。

焔ビトの鎮魂は言わば“焔ビトとなってしまった人の命を奪うこと”であり、実際には先ほどまで普通に暮らしていた人を殺すことになります。

しかし人々の心が聖陽教にあるため、鎮魂と聖職者の祈りによって苦しみから解放されると考えられており、特殊消防官たちも迷いなく活動することが出来ています。

つまり聖陽教の消防官は太陽神の加護のもと、焔ビトの命を奪っているということ。

しかし浅草の火消しは違います。

加護の後ろ盾なく鎮魂しています。

つまり自分の手で命を奪っている責任があるということ。

奪った生を、死を背負っていかなければなりません。

「そんなの…大馬鹿野郎にしかできねェだろう?」

火鉢はツラそうに天を仰ぎました。

 

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本物の日輪と大馬鹿野郎

そしてこれから背負っていかなければならないのが紅丸です。

火鉢曰く、紅丸は紅丸なりにその覚悟を背負っていく重みをわかっているのだそう。

わかっているからこそ、その覚悟がない紅丸は“日輪”が撃てないのです。

火鉢は愛する女性が先に亡くなり子どもを残せなかったため、野良犬の紅丸に跡継ぎを押し付けてやるのだと言います。

「紅丸はとんでもねェ野良犬でさァ…」と返す紺炉。

そう、紅丸は誰もを魅了する圧倒的な力を持った野良犬。

しかし本人は本当に“ただの大馬鹿野郎”と思っていますし、ヘタすると紺炉の言った通り“化け物”になってしまうかもしれません。

それでも「自分で気づくしかねェんだ」と言う火鉢は、このことを絶対に言うなと紺炉に口止めをしました。

「“日輪”を撃てたあかつきには俺が言ってやる」

「へい」と嬉しそうに返事をする紺炉。

 

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鎮魂するということ

ある日もまた浅草に焔ビトが出現しました。

浅草火消しは纏を手に現場へ繰り出します。

かっこよすぎる!!!

今回焔ビトになってしまったのは節子という女性。

さっそく鎮魂に移ろうとしますが、そこでひとりの少年が待ったをかけました。

少年は焔ビトになってしまった女性の息子。

「母ちゃんは何も悪いことしてねェ!!殺さないでくれよ!!」

少年は、母が女手一つで育ててくれたこと、母に親孝行をしようとしていたことを訴え涙ながらに火消しを止めようとしますが、火鉢は「危ねェから退がってろ」と言うしかありません。

少年は紅丸に同意を求めますが、鎮魂の重みを知る紅丸もまた「しょうがねェんだ」と言って少年を押さえるしかありませんでした。

焔ビトは少年の目の前で火鉢によって鎮魂されます。

 

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頭が背負っていく覚悟

「9568人だ」

火鉢の大きな背中が何かの数字を語ります。

それが何の数か紅丸も知っていました。

「浅草火消しが代々鎮魂してきた焔ビトの数だ」

そして今日の節子が9569人目。

火鉢は278人の命を奪った責任を背負い、これからも殺し続けていくのだと言います。

「浅草は俺の町」

しかし老いていく以上いつまでも続くわけではありません。

そこで火鉢は言いました。

「紅丸いつまで逃げてんだ。覚悟を決めろ!人の死を背負っていく覚悟をよ」

それが浅草の火消しだという火鉢、紺炉に口止めしといて自分はわりとハッキリ答えを言っちゃってますけど…今日の少年の様子は火鉢にも堪えたのかもしれませんね。

すると火鉢は突然紅丸に「出てけ」と言いました。

「日輪を背負う覚悟ができるまで帰ってくるんじゃねェ」

 

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太陽を背負う者

追い出された紅丸が先ほどの火鉢の“死を背負っていく”という言葉について考えていました。

“一人の男が日輪を背負う”

日輪とは太陽、つまり聖陽教の神ですが、浅草には神はいません。

つまり“生きている者も亡くなった者も、火消しの頭が一人で命を預かる”ということ。

ここで『居合手刀』の型が明かされました。

居合手刀7つの型
  1. 壱ノ型“火月”
  2. 弐ノ型“月光”
  3. 参ノ型“曙”
  4. 四ノ型“赤日”
  5. 伍ノ型“仄日”
  6. 陸ノ型“倒景”
  7. 七ノ型“日輪”

すべて太陽を模ったものです。

『居合手刀』を使う者はまさに変化する太陽の姿のように、色々な感情を背負っている者だということ。

奪った命の悲しみも怒りも恨みもすべて。

それは「いつまでも老いぼれジジイに担がせるには重すぎる荷物だ」と紅丸は思い、そしてようやく覚悟を決めました。

いや、紅丸は浅草の火消しに拾われてから覚悟はすでに持っていたのです。

「浅草は俺の町だ」

覚悟を決めた紅丸、顔つきが違います!

 

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背負い続けた結末

「やっと覚悟が決まったようだな」

紅丸の様子を見て一安心する火鉢。

そんな火鉢に向かって何者かが背後から走ってきました。

トン!

なんと、先ほどの少年が火鉢に刃物を突き立てました!

神のいない浅草を焔ビトから守るということはこういうこともあり得るのです。

背負い続けてきたからこその結末。

“背負うこと”を理解しかけていた紅丸はこの事態を受けて何を思うのでしょうか。

 

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『炎炎ノ消防隊』ネタバレ226-227話のまとめ

こんな最期とはツラすぎる…紅丸が引きずっているのも分かります。

人を守るための行動の末に人に殺されてしまうなんて。

本文でも書いた通り、聖陽教に頼らないということは鎮魂が死と直結します。

火消しの志は特殊消防官と同じですが、周囲の人間の捉え方が違いますよね特にまだ幼い少年は。

そういった遺族の恨みすらも火消しの棟梁は背負っていかなければならないということ。

背負っている“日輪”の火の輪の大きさは覚悟の大きさなのかもしれません。

今回紅丸が覚悟を決めた様子が描かれましたが、しかし現在の紅丸はまだ「変わっていない」と言われています。

ここまでの回想を見ると、すでに紅丸は覚悟を持っているように見えますし、「頑張ったな」と声を掛けてあげる紅丸の鎮魂方法を見ると人々の命を背負い寄り添っているように見えますが、その中身はまだ“背負いきれていない”ということなのでしょう。

それはやはり火鉢の死。

火鉢鬼は「それを含めて浅草の火消しなんだ」と言っていましたが、背負った末の結末は紅丸の覚悟を揺らがせるもの、あるいは紅丸自身の覚悟を火鉢に伝えられなかったことが紅丸をあの頃のままに留めているのかもしれません。

次回は『心残り』ということなので、その辺が明らかになりそうです。

“本物の日輪”を撃つために紅丸に求められるのは大馬鹿野郎になること。

火鉢との対話の機会を得た紅丸は、過去に残した思いをぶつけ大馬鹿野郎になることができるのか。

火鉢自身も「“日輪”を撃てたあかつきに」言いたいことがあるのかもしれません。

“紅丸の日輪”が待たれますが、今回すべて出てきた『居合手刀』の型もそれぞれ使う様子が早く見たいですね。

 

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