最新ネタバレ『ゴールデンカムイ』242-243話!考察!杉元たちの友情に涙!アシリパはやはりアイヌのために動き出す!

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いつも通りの杉元一行かと思いきや、疎外感を抱く白石や杉元への想いを秘め揺らぐアシリパ、アシリパの質問に即答できない杉元など、少しずつすれ違う彼らの微妙な関係性が繊細に描かれました。

3人の旅に陰りが見えてきたかのと心配される中、杉元とアシリパのいる森の木々がドミノのように倒れてきます。

果たして2人は巻き込まれてしまったのか!?

今回は引き続き杉元・アシリパ・白石の関係性と心に注目です!

 

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『ゴールデンカムイ』242話!のネタバレ

それでは『ゴールデンカムイ』242話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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一瞬で変わり果てた大地

野田サトル「ゴールデンカムイ」242話より引用

次々に倒れてくる木々が、もう杉元とアシリパの真後ろまで迫っていました。

ドドドドという激しい音は、白石と房太郎の元にまで響いてきます。

青ざめる白石が辺りを見渡すと…

あれだけ茂っていた森が一瞬で真っ平になっていました。

「何が起きたんだ!?」

言葉を失う白石に、「これが北海道の伐採方法さ」と房太郎が説明します。

なんと房太郎の家は林業だったそう。

彼は子供の頃から木材を川で運搬する人夫として働いていたから水に馴染みがあったという話があったと思いますが、川というより木材側の人間だったのですね。

やはり木に切り込みを入れていたのは林業でした。

「まさか巻き込まれてねえだろうな…」

白石は顔を青くして2人の名を呼びながら、森があった方へと走っていきました。

 

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杉元とアシリパの様子は

野田サトル「ゴールデンカムイ」242話より引用

残念ながら2人は巻き込まれていました。

アシリパを庇おうとした杉元はもちろん、アシリパも頭から血を流しています。

頑丈な杉元はともかく、アシリパはどこが痛いのかも分からないほど弱っています。

早く抜け出して手当てをしてあげたい杉元は「だれかー!シライシー!」と叫びますが、応答はありません。

アシリパの顔を掴んで「しっかり!」と励ます杉元。

意識を途切れさせないためにか、杉元は先ほどのアシリパの質問『故郷に戻って好きだった人と暮らすのか?』についての答えを語り始めました。

「…梅ちゃんっていうひとがいるんだ」

アシリパにとって初めて聞く名前。

しかし心当たりはあります。

「尾形が言っていた“惚れた女のため”ってそのひとのことか?」

やはりアシリパはずっと気になっていたのですね。

 

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杉元の答えとは

杉元は少し間を置き、アシリパの問いに対して土台から説明を始めました。

野田サトル「ゴールデンカムイ」242話より引用

「俺は…梅ちゃんと一緒になるはずだったんだ」

杉元がこんな言い方をするということは、希望的観測ではなくきっと2人は本当に一緒になる約束をしていたのでしょうね。

その答えはアシリパの心にどう届いたのか…黙ったまま聞いているアシリパに向けて、杉元の話は続きます。

梅子と一緒になるはずだったが、家族が結核で亡くなったために村を離れたこと。

梅子が寅次と結婚したこと。

梅子が目の病気になったために高額の治療費が必要になったこと。

そして寅次が杉元に梅子と子どもを託しながら戦争で亡くなってしまったこと。

恐らく今まで誰にも話してこなかったことだと思いますが、杉元は包み隠さずアシリパに伝えました。

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野田サトル「ゴールデンカムイ」242話より引用

しかも寅次の戦死は、杉元を庇ったことが原因だったと判明しました。

これは余計に背負っちゃいますね。

「約束を守るために故郷へ帰って、寅次の嫁さんにカネを渡さなきゃいけない」

初めから「幼馴染の嫁さんに金を渡したい」と言うのではなく、どんな人物でどんな経緯なのかすべて話すことに杉元の固い思いが表れているなと思います。

約束を果たすという決意とアシリパの問いにきちんと答えるという思い。

 

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アシリパの心は

その頃白石は必死に捜索していました。

白石の姿を見て、「やっぱりあのお嬢ちゃんがこっちの『勝算』ってことなのか?のっぺら坊の娘なんだろ?」と食らいついてくる房太郎。

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野田サトル「ゴールデンカムイ」242話より引用

しかし白石はそれどころではなく、「うっせーな!んなことどうでもいいんだよ!」と汗だくで2人を探し回ります。

この必死さに彼の想いが表れていますね。

場面は再び杉元&アシリパ。

「じゃあ埋蔵金はどうしても必要だな…」

杉元の話を聞いたアシリパの第一声がこれ。

切ないというか、大人ですね。

杉元はこんな言葉で返します。

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野田サトル「ゴールデンカムイ」242話より引用

「俺は埋蔵金が見つかってもアシリパさんがこの事件に納得が出来るまで『相棒』のままでいるから」

杉元の言葉は心強いようであり、実は残酷。

現在「相棒」関係であり金塊が見つかった後も「相棒」であるという宣言、そしてこの一件が終了すればその関係も終わるという宣告です。

しかも結局“杉元自身が”どうしたいのか、という話でもなかったですしね。

杉元は安心させるために言ったのかもしれませんが、それはアシリパの欲しい答えではありませんでした。

(本当に聞きたかった答えはそれじゃないんだけどな…)

しかしアシリパはそれ以上は聞きませんでした。

 

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伝わって良かった!

ともかくまずはここから脱出すること。

「白石たちがきっと助けに来るさ」と信じている杉元。

白石も下敷きになっているかもとアシリパは心配しますが、それでもモゾモゾと木の中から出てくるのでは、と杉元は想像します。

「あいつなら一生懸命俺たちを探してくれるさ」

言葉にしてはいないものの、杉元はしっかりと白石を信頼していました。

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野田サトル「ゴールデンカムイ」242話より引用

何故なら白石は「俺との約束を守って樺太でずっとアシリパさんのそばにいてくれた」から。

衝撃続きだった樺太、白石は途中で逃げ出す機会があったにも関わらず、最後までアシリパを見守りました。

金塊という利益目当てだけでは乗り越えられないほど過酷な旅だったはず。

アシリパの心の負担も多い旅でしたが、白石がいたことは彼女の支えにもなっていたでしょう。

ここで杉元は提案します。

「だから俺と同じように教えてもいいんじゃないかな。アシリパさんが暗号を解く鍵を思い出したってことまでは…」

アシリパも同意します。

「そうだな…本当はもっと早く教えても良かったけど言いそびれてしまったな」

ああ2人の会話を白石に聞かせてあげたい!

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野田サトル「ゴールデンカムイ」242話より引用

と思っていたら…なんと目の前に白石の顔が!

「樺太でのことが無駄じゃなくてよかったよう…」

まるでキロランケの最期のような言葉を言いながらクスン…と涙を流す白石。

どこから聞いていたのかは分かりませんが、2人の言葉が白石本人に届いて本当に良かったです。

白石が何故この場所に辿り着いたかというと、ヴァシリが見ていたから。

でかしたズキンちゃん!

房太郎も房太郎で、林業の男たちに「つれが下敷きになった」と報告しており、彼らの手を借りて杉元とアシリパは無事に脱出することが出来ました。

 

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全部を無くさないことが大事

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野田サトル「ゴールデンカムイ」242話より引用

木の下から出てきた杉元たちの目に映ったのは、辺り一面きれいさっぱり伐採されている光景。

森はすでに大部分が無くなってしまっています。

明治40年には人口増加によって各都市周辺の森林資源はすでに欠乏状態にあったとのこと。

「ここにいたカムイはどこに行ってしまったんだろうな」

杉元の言葉にアシリパは森林伐採を責めようとはせず、自分たちも木を切ったり動物を狩ったりしていることを挙げ、「裕福に暮らそうとするのは誰にも責められないと思う」と答えました。

大人な意見ですね。

その中でアイヌは獲物の肉を少し山へ返したり山菜を残しておいたりと、全部を取りつくさないように生活しています。

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野田サトル「ゴールデンカムイ」242話より引用

アシリパは「全部取らずに残しておけば私たちのカムイは消えない」という父の言葉を思い出したと言います。

以前シネマトグラフの回がありましたが、記録だけでも文化を残そうとする考えはきっとこういったことから通じていたのでしょうね。

 

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アイヌの新しい女として

白石は、房太郎に「さっきの金貨をみせてやったら?」と提案。

その対価とでも言うように、「この子はのっぺら坊だ」と付け足しました。

杉元にツッコまれますが、どうやら白石はこのままバレバレに隠し通そうとするより、金貨を見せることが有用だと判断したようですね。

白石の言葉を受けた房太郎は、「アシリパちゃんが持ってな」と金貨を渡しました。

ウイルクが持っていただろうからなのか、重要な資料をあっさりあげる房太郎、イケメンですね!

白石からの情報への等価ということでしょうか、ちゃんとしている男です。

白石は、金貨の文様が入れ墨と似ているため、金貨もウイルクが作ったと推測しています。

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野田サトル「ゴールデンカムイ」242話より引用

金貨に書かれた十字のような形が「アイヌの文様に似ている」とアシリパ。

それには『交互に』や『交差』などの意味があるそうです。

それを受け房太郎はこう考えました。

「各地のアイヌが地元で採れた砂金を互いに集め合い『自分たちの国』っていう夢を掲げて記念に作ったんじゃないか?」

ウイルクは昔ソフィアに「少数民族は団結すべき」と言っていました。

そして支笏湖に沈むまで金貨を手放さずにいたらしいということで、「ひとつになって守ろう」という思いは変わっていなかったはずだとアシリパは考えます。

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野田サトル「ゴールデンカムイ」242話より引用

そして、父ウイルクは救おうとしていた人たちを殺そうと思うはずがないという結論に至りました。

やはり「アチャはアイヌたちを殺していない」。

ここまで色々なウイルクを知ってきましたが、やはりウイルクはアシリパの知っているアチャだと確信するのです。

「そして私はアイヌのためにやるべきことがようやくわかってきた」

アシリパ、アイヌの新しい女としてついに方向性を見出します!

 

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ゴールデンカムイ』ネタバレ242-243話のまとめ

何よりもまず、杉元とアシリパの気持ちが白石に伝わって良かったなということですよね。

2人を心配し必死に探している姿からも分かるように、もう白石はこういった言葉がなくても2人のために命を懸けるのだと思います。

それでも「2人に信頼されている」という実感は白石にとって大きな安心感となったはず。

前回の切ない表情からの今回の涙のシーンでそれが伝わりましたよね。

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野田サトル「ゴールデンカムイ」242話より引用

そして杉元とアシリパ。

この漫画に恋愛要素を求めているわけではないので深くは考えませんが、ちょっとアシリパが大人すぎてツラいですね。

年頃の女の子だぞ!

アシリパは杉元の話を聞いて、このまま自分の気持ちだけで引き留められるものではないと悟ったのでしょう。

別れを覚悟し迷いを捨て、前に進む決意の灯った顔がとても綺麗です。

アシリパがどんどん成長していく姿に、物語の進行と終わりを感じ少し寂しくなりますが、アシリパの戦いは今から始まるとも言えるでしょう。

これまでの旅を糧にアシリパが何を為そうとしているのか、ますます目が離せませんね!

 

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