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最新ネタバレ『ゴールデンカムイ』231-232話!考察!月島に光が差す!赤子の誕生とともに月島基が生まれ変わる!?

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家永の命を懸けた足止めと鯉登のまさかの厚意により病院を抜け出すことにした谷垣&インカラマッ。

しかし注射で昏倒したはずの月島が“絶対殺すマン”として追ってくる追ってくる…。

月島の執拗な追跡からギリギリ逃げ続ける2人ですが、まだ遠くまで逃げぬうちになんとインカラマッが破水。

彼女と子の身を案じた谷垣は取り急ぎフチの元へと駆けこんだのでした。

しかし月島は今回も追ってくる!

そんな中でインカラマッは無事出産できるのか…キーマンはやはりあの男でした!

 

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『ゴールデンカムイ』231話!のネタバレ

それでは『ゴールデンカムイ』231話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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心強い助産師

今回ついにオソマちゃんの母が登場!

出産の手伝いに来ました。

懸念されるのが第七師団による監視ですが、しかしその見張りの兵士はマカナックルが毎日酒を飲ませているようで、オソマちゃんが顔を踏んでも昼までは絶対に起きないそうです。

鶴見にバレたらどうするんですかね…。

フチがインカラマッの腹を触ります。

なんと触っただけで男の子か女の子か分かるらしい。

骨盤の大きさで判断しているようですが、首の後ろにいる憑神が教えてくれるのだそうです。

そんな名人芸を持つフチの正体は…

19歳の頃からお産を助けている百戦錬磨のイコインカラマッ(とりあげ女)!

アシリパもフチが取り上げたのだそう。

そのゴッドハンドで見極めたマタギっ子は男の子なのか女の子なのか…。

アイヌでは男の子ならうつ伏せに、女の子なら仰向けに出してあげないと長生きしないと言われているそうです。

 

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やはり来ていた月島

谷垣は心強い彼女たちにインカラマッを任せることにしました。

そして自分はやはり、月島を迎え撃つために山へ向かおうとします。

インカラマッが「戦わないで!」と伝えるも、「必ず戻る。俺は不死身だ」と覚悟の表情で答えました。

その様子は完全に死亡フラグのそれ。

「あなたは不死身じゃありません!」と必死に止めようとするも、谷垣は颯爽と小屋を飛び出していきます。

しかし月島はすでにここまで来ていました!

待ち構えていたのか、小屋から出た瞬間に襲い掛かられる谷垣。

時すでに遅くすでに小屋まで襲撃にきてしまった月島を前に、谷垣は「俺だけ殺せ。インカラマッやフチたちには何もするな」と睨みつけるように訴えます。

すると月島は「お前はずっとずっと前に選択を間違った」と言いました。

「隊に戻らず、インカラマッやフチに出会った時から…」

つまり鶴見の下にいることが月島の思う正しさだと言いたいのでしょう。

 

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鯉登の選択

「もういい!月島やめろ!」

そこにやってきたのは鯉登。

月島の後を追ってきたのだと思いますが、月島は彼が谷垣たちを見逃したことには気づいていたようです。

鯉登は「逃げたいものは放っておけばいい」と説得しますが、「“脅し”は実行しなければ意味がない。他の者にも示しがつかない」と月島。

「あなたも鶴見中尉を裏切ったということでいいですか?」

月島は鯉登にも銃を向け、空ろな目で鯉登も造反者となるのかを問いました。

鶴見に疑念を抱き始めているはずの鯉登にはっきりと答えを出させようとする質問。

対し鯉登はまず「これは上官命令だ」と銃を下ろさせました。

そして今の意思を明確に伝えます。

「私は鶴見中尉殿と月島軍曹を最後まで見届ける覚悟でいる」

 

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鯉登の訴えは月島に届くのか

鯉登の言葉に月島も意外そうな顔をしました。

やはり鯉登も鶴見の元を離れると予想し、月島が始末しなければならないと覚悟していたのかもしれません。

家族ごとすべて騙され利用されていたとなればもう不信感しかないはずですからね。

しかし鯉登は樺太での月島の話(鶴見中尉殿の行く道の途中でみんなが救われるなら別に良いという言葉)に同意し「そのために私や父が利用されていたとしてもそれは構わない」と言うのです。

あえて離れず、鶴見に本当の目的があるのなら見定めたいのだと鯉登は言うのです。

ただし、もしその先に納得する正義がひとつも無いならば「後悔と罪悪感に苛まれるだろう」とも言います。

「だからこそ我々はあの2人(谷垣とインカラマッ)だけは殺してはいけない」

しかし鯉登の言葉に「私にはもう遅い!」と反論する月島。

「たくさん殺してきた…利用して死なせてしまった者もいる」

やはり月島はあの闇深い目の奥に多くの後悔と罪悪感を押し込めていたのでした。

震える声で呟くその言葉の背景には炭鉱事故で亡くなった江渡貝くんが描かれていますので、江渡貝くんの死は彼にとってもひとつの罪悪感であったことが窺えます。

あの時複雑な顔をしていましたからね。

鶴見の下ですでに多くの罪を重ねてきた月島。

しかし鯉登は「まだ遅くないッ!」と訴えます。

月島は、本当に大切なものを諦め捨ててきた自分は自分の仕事をやるしかないのだと返しますが、その言葉に鯉登は月島の心を見出しました。

「その厳格さは捨てたものの大きさゆえか?」

月島のことを鯉登が一言で表してくれましたが、時には今回のような異常な執着心を見せる様子も含め“厳格”という言葉を使ったところに鯉登の気遣い、頭の良さを感じますね。

 

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月島の心

月島が捨てたもの…それはもちろんいご草ちゃんへの想いです。

ここで初めていご草ちゃんの顔が描かれましたがすごく可愛いです!

影が晴れたということは月島がいご草ちゃんへの想いに向き合えたということでしょう。

月島は鯉登に答えるのではなく、インカラマッに声を掛けました。

「インカラマッ…あの子は…」

その顔は先ほどまでの形相とは違って今にも泣き出しそう。

谷垣に放った「お前はずっとずっと前に選択を間違った」という言葉は、もしかしたら自分自身に言いたかったことなのかもしれませんね。

憑き物が落ちたように弱い表情を見せる月島。

病院では彼女の申し出を冷たく断っていましたが、改めて藁にでも縋るようにインカラマッの占いに想いを託しました。

インカラマッは占いを始めます。

 

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いざ出産!

しかしそこで陣痛が!

占いは中断され、先ほどまで争っていた男たちにオソママが「続きはあとでやって!」と迅速に指示を出します。

「あんた(谷垣)はお湯をたくさん沸かして!あんた(鯉登)は近くでワラをたくさん集めてきて!あんた(月島)はこの子(稲妻子)見てて!」

有無を言わさない迫力…強い。

そして着々とアイヌ式の出産準備が整っていき、フチのお祈りが捧げられました。

「お産の神様が私のそばを良く見守ってくだされば、良きお産、穏やかなお産をして神様のかたわらに赤子を授けられることでしょう」

男たちもおまじない。

「ニスホリピレ(臼躍らせ)」と難産(安産?)のおまじないで、谷垣と鯉登が小屋の中で激しく臼を転がされています。

これこれ、こういうゆるいシーンがいいかげん見たかったんですよ!

その後男たちが外で待機させられる中、いよいよインカラマッの出産が始まりました。

お産道具などアイヌの文化を書いてくれているのでまた勉強になります。

そして―

「おぎゃあ!おぎゃあ!」

アイヌの村に新たな命の声が響き渡りました。

 

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ゴールデンカムイ』ネタバレ231-232話のまとめ

おめでとう頑張ったねインカラマッちゃん!

“子どもたちの未来を守る”というのが作品のひとつのテーマですから、ここで新たな命が誕生したことは非常に重要なポイントですよね。

チカパシ・エノノカや稲妻子とともに、この物語を照らす大きな光だと思います。

第七師団が稲妻夫婦を殺し、フチの元に預けた彼らの子を再び月島や鯉登が抱いているところに運命の巡り合わせ・命のサイクルを感じますね。

光といえば、あの月島の心を浄化した鯉登がとても眩しかったですね。

今回の月島の表情から、彼がいかに苦しんでいたかが伝わります。

誘拐に携わった月島としては、鯉登からの「利用されていたとしても構わない」という言葉も救いとなったことでしょう。

確かに今までしてきたことに対してはもう遅いのかもしれません。

しかしそこに正義があるのかをきちんと見極めていけば、今後後悔や罪悪感を無くしていく行動ができるでしょう。

谷垣たちを見逃したのがその始まり。

2人はその中で鶴見を見届けるという選択をするようですが、鶴見の支配から離れるということでもありますので果たして今まで通り部下としていられるのかどうか…。

鶴見も2人の変化には気づき始めていそうですし、鶴見の目的に大義があるのかでまた展開が変わってきそうです。

そして出産を機に占い能力を失っていないと良いのですが、月島はインカラマッの導きで是非いご草ちゃんと再会して欲しいものですね。

さて、「マタギ父になる」編が神回として終了し感涙なわけで、次回はその後の様子をまったり見たいところ。

だからこそここでまた対比とも言える宇佐美編がブチ込まれてきそうでビビりつつも、どんな話が描かれるのかまた楽しみです!

 

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