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【ゴールデンカムイ】額当てに隠した野望と温情は底知れず!杉元たちの最大の敵である鶴見中尉とはどんな人物? 

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ゴールデンカムイで、杉元たちの最大のライバルである、鶴見中尉。

最初に現れた時のボス感は半端なかったですね。

人望があり、頭が切れて、カリスマ性の塊。

いったいどんな人生を歩んだら、こんな人間に育つんでしょうかね!?

今回は、まだまだ謎の多い鶴見中尉の人物像に迫っていきます!

 

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【ゴールデンカムイ】北海道に軍事政権を作るために暗躍する怪人

鶴見中尉は、帝国陸軍第七師団の中でも、名前を知られた中尉です。

しかし2巻で、直属の上司である和田大尉の指をかみ砕き、しまいには銃殺を命じるなど、上層部を裏切り、自分がトップとなって新勢力を立ち上げようとするなど、危ない人間でもあります。

ではその目的は何なのでしょうか。

鶴見中尉は、日本は日露戦争に勝利したというのに、第7師団に何の褒章もなく、冷遇されたことが気に入っていませんでした。

戦争で多くの仲間を犠牲にしてきたというのに、この仕打ちは何なのか、と。

これには合意する軍人もたくさんいたようです。

そこで、鶴見中尉は、以前から噂で耳にしていたアイヌの金塊を使って、自分をトップとした軍事政権を作り、戦争で傷ついた人たちが少しでも裕福な暮らしが出来るよう政治を動かそうと考えたのでした。

鶴見はアイヌの金塊を軍資金に武器を製造・販売して資金を増やすことを画策したり、ケシ栽培に取りくんだりと、経済面での成長も計画しています。

まさに、頭のキレる反逆者、といったところでしょうか。

そのカリスマ性と頭のキレで、多くの部下を仲間につけ、網走監獄の警備と囚人を一層してしまうだけの力を手に入れたのです!

 

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【ゴールデンカムイ】激戦地で得た誇りと人脈が現在に繋がる

鶴見中尉が名をあげるきっかけとなったのが、日露戦争です。

情報将校として活躍した鶴見中尉でしたが、203高地での戦いで、無謀な突撃作戦の陣頭指揮をとるはめになり、仲間の死体を盾にしながら前に進んで自ら攻略するなど、勇敢な戦いぶりが評価されていました。

部下思いで、無謀な作戦にはNoと言えるまっすぐな性格から、上司には煙たがられましたが、部下からは厚い信頼があったようです。

 

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【ゴールデンカムイ】額当てをつけるキッカケとなった怪我

日露戦争最後の戦いとなった奉天会戦では、額に砲弾の破片を受け、辛くも命をとりとめる大事故に遭いました。

かろうじて、側近の月島に助けられたおかげで、脳みそが吹っ飛ぶことにはなりませんでしたが、額の大部分を損傷し、前頭部の頭蓋骨を吹き飛ばしてしまったのです。

頭蓋骨と脳みその一部が欠け、額から目の下にかけて大きな傷を負っており、それを保護するために、白い額当てを作らせました。

その白い額当てから、興奮すると時々白い変な汁が漏れ出すことがあります。

これが、鶴見中尉のチャームポイントなんですけど、一体あの汁の正体はなんなんでしょうね…。

 

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【ゴールデンカムイ】ピアノが弾ける教養と謎に包まれた過去

そんな鶴見中尉、作中でなんともエレガントな趣味を披露しています。

鰊御殿にあったグランドピアノを奏でていました。

明治時代にピアノが弾けるなんて、かなり裕福な家庭の生まれだった、と想像できますね。

6巻の巻末おまけでは、ベートーヴェンの「熱情」を奏でるなど、海外のクラシックにも詳しいようです。

鶴見は、「私の家も多少裕福だった時期がありましてね」と語っていることから、以前は裕福だったけど、何らかの理由で落ちぶれた、と考えることができるでしょう。

ちなみに、鶴見中尉の実家は新潟である、ということ以外に、家族のバックグラウンドなどはまだ明かされていません。

いずれ、明かされる日が楽しみですね。

 

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【ゴールデンカムイ】若者タラシと言われるほど人の扱いが上手

鶴見中尉は「若者タラシ」と言われるほど人の扱いが上手です。

月島のような生真面目な男には、裏で画策して自分を信用させるための大きな一芝居を打つ。

二階堂のような幼児キャラには、「杉元を殺させる」というシンプルな餌を全面に出し、上手く手綱を操作して操る。

鯉登や宇佐美のような、鶴見中尉の若い信者には、ちょっぴりサディスティックに扱うことで、より憧れを募らせるようにしています。

さらには、刺青人皮の偽物を作ってもらおうと近づいた江渡貝くんには、彼のコンプレックスを褒めたたえ、共感を得させて仲間に引き入れるなど、人によって態度を変える力にとても秀でています。

もちろん、彼の人心掌握術が常に成功するとは限らず、玉井伍長や尾形、杉元などには効きませんでした。

 

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【ゴールデンカムイ】恐怖だけでなく温情との飴とムチで第七師団を支配

鶴見中尉はその人心掌握術でもって、第7師団に約100人は仲間をつけたでしょう。

信頼のおける部下を近くにおいたり、身の上話を親身に聞いてあげたりと、部下思いの優しい上司という印象をつけていました。

しかし、その分裏切るとかなりひどい仕打ちが待っていました。

裏切者としてとらえられた二階堂に対して、鶴見がとった行動は、両耳を切り落として鼻もそぎ落とそうというものでした。

二階堂はかろうじて鼻はとられることはありませんでしたが、その後心をいれかえ(?)、しっかりと鶴見中尉のもとで働く部下となったのです。

鶴見は、恐怖政治で人を操作するのでは、飴とムチで人を操ることに長けていたということができますね。

 

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【ゴールデンカムイ】長谷川さんは鶴見だった!?

単行本の人には、ここからはネタバレになってしまいますが、キロランケとウイルク、そして仲間のソフィアが樺太で出会った「長谷川幸一」という写真屋さんがいます。

皇帝暗殺という大事件を起こし、逃げているキロランケとウイルクとソフィアが、日本に逃げようと画策しているときに偶然出会った樺太の日本人で、2人はこの長谷川さんに日本語を教えてもらおうと思い、近づきます。

長谷川さんは坊主頭にまっすぐ伸びた眉毛、丸眼鏡という井出立ちで、ロシア人の妻とその妻の間に赤ちゃんもいました。

なんとその長谷川さん、実は日本軍のスパイだったのです。

ロシアの秘密警察に捕まりそうになる長谷川さんを、キロランケたちが阻止します。

ソフィアは逃げる秘密警察を銃で撃ちますが、誤って長谷川さんの妻と子を撃ってしまいます。

キロランケたちが逃げた後、まだ意識のある妻に長谷川さんが近づき、「私の名前は長谷川幸一ではないんだ…」と伝えます。

そして本当の名は「鶴見篤四郎」だと言うのです!

「鶴見」といえば、あの鶴見です!

そう、ロシアのスパイ、長谷川さんは、なんと現在の鶴見中尉だったのです。

一体何個仮面があるのでしょうか、この人は!

それにしても、若い頃キロランケやのっぺらぼうと出会っていたことや、妻と子を亡くしたことなど、鶴見中尉の過去には衝撃展開が続きますね。

これから、さらにどんな衝撃展開が待っていることやら…。

 

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【ゴールデンカムイ】鶴見の本当の目的

さて、鶴見中尉はこうやってみると、陸軍の組織、特に中央に不信感や敵意を持っており、自分が上に立ち自分の軍事政権を作りたいという目的があることが分かりますね。

そのために人脈を駆使し、日本の武器を輸出する手立てを整えたり、ケシ栽培で一儲けしようと考えたり、鰊御殿の金持ちに融資をお願いしたりと経済的なことも冷静に考えています。

まるでナチスドイツのヒトラーのように、部下の前にたち声高に語る場面ではカリスマ性が目立ちますし、実際に鶴見を信奉して、写真を持ち歩いている宇佐美のような人間も部下にいます。

もし鶴見がアイヌの金塊を手に入れ、北海道に独自の軍事政権を樹立したら…と思うと、恐ろしいですけど、ちょっと興味がありますよね!

 

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まとめ

いかがでしたか?

鶴見中尉の、狂っているけれどもまっすぐな目的と、未だ謎に満ちた過去が、とっても興味深いですよね。

これからさらに、鶴見中尉にスポットが当てられていくと思いますので、今後のゴールデンカムイが一段と楽しみですね!

 

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